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公開日
2025.04.06
更新日
2025.04.06

Copilot Bing AIチャットに米国での地方訛りについて聞いてみた
Copilot Bing AIチャットはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
そのCopilot Bing AIチャットに米国での地方訛りについて聞いてみました。
Copilot Bing AIチャットによる米国での地方訛り
米国での地方訛りについて質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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米国での地方訛り
米国の地方訛りは、地域や歴史、文化などによってさまざまな特徴を持っています。以下に、主な地方訛りの例を紹介します。
東部ニューイングランド英語(Eastern New England English):
ボストンやメイン州などで話される訛りで、最後のr音を発音しないことが特徴です。
例えば、carは「カー」ではなく「カア」と発音します。
また、a音が長く伸びることもあります。
例えば、parkは「パーク」ではなく「パアク」と発音します。
ニューヨーク英語(New York English):
ニューヨーク市やその周辺で話される訛りで、r音を発音しないことや、o音がa音に近くなることが特徴です。
例えば、coffeeは「コーヒー」ではなく「カーヒー」と発音します。
南部アメリカ英語(Southern American English):
アメリカ南部の広い地域で話される訛りで、母音が伸びたり変化したりすることが特徴です。
例えば、Iは「アイ」ではなく「アァ」と発音します。
また、ngの音を省略することもあります。
例えば、doingは「ドゥーイング」ではなく「ドゥーイン」と発音します。
これらはほんの一部の例であり、他にも多くの地方訛りがあります。地方訛りは言語の豊かさや多様性を表していますが、時にはコミュニケーションの障害にもなり得ます。そのため、標準的な英語(Standard American English)を理解したり話したりする能力も重要です
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米国西海岸英語について質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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米国西海岸英語
米国西海岸英語の特徴は、以下のようにまとめられます。
太平洋時間(PST/PDT)に属するカリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州、ネバダ州、アイダホ州の北半分で話される英語です。
一般的には標準的なアメリカ英語(Standard American English)に近いとされますが、地域や人種、年齢などによってさまざまな変化があります。
カリフォルニア英語(California English)は西海岸英語の中でも最も知られており、ハリウッド映画やテレビ番組などでよく聞かれます。
カリフォルニア英語の特徴は、以下のようなものがあります。
母音の変化:例えば、cotとcaughtの発音が同じになったり(cot-caught merger)、goatやfaceなどの母音が前方化したり(fronting)、dressやtrapなどの母音が下降したり(lowering)します。
r音の発音:r音は明瞭に発音されますが、r音の前で母音が伸びることがあります。
例えば、birdは「バード」ではなく「バーード」と発音します。
t音の発音:t音は弱く発音されたり、d音に変わったりします。
例えば、waterは「ウォーター」ではなく「ウォーダー」と発音します。
スラングや方言:例えば、likeを頻繁に使ったり(like, totally)、hellaやheckaを強調語として使ったり(That’s hella cool)、freewayやthe 101などの道路名を特定の方法で言ったりします。
ワシントン州やオレゴン州では、カリフォルニア英語と似た特徴が見られますが、一部の地域ではカナダ英語の影響も受けています。
例えば、aboutやsorryなどの母音がカナダ式に発音されたり(Canadian raising)、ehを文末につけたりします。
ネバダ州やアイダホ州では、西海岸英語と山岳部英語(Mountain West English)の特徴が混ざっています。
例えば、pinとpenの発音が同じになったり(pin-pen merger)、warやhorseなどの母音が狭められたり(tensing)します。
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東部ニューイングランド英語について質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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東部ニューイングランド英語
東部ニューイングランド英語は、アメリカ合衆国のニューイングランド地方で話される英語の方言です。
ニューイングランド地方は、メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州の6州からなります。
東部ニューイングランド英語の特徴は、以下のようなものがあります。
r音を発音しないこと(non-rhoticity)。例えば、carは「カー」ではなく「カア」と発音します。これはイギリス英語の影響と考えられます。
a音が長く伸びること(broad A)。例えば、parkは「パーク」ではなく「パアク」と発音します。
これもイギリス英語の影響と考えられます。
cotとcaughtの発音が同じになること(cot-caught merger)。
例えば、cotは「コット」ではなく「コート」と発音します。これは他のアメリカ英語の方言にも見られる現象です。
fatherとbotherの発音が同じになること(father-bother merger)。
例えば、fatherは「ファーザー」ではなく「ファザー」と発音します。
これも他のアメリカ英語の方言にも見られる現象です。
イントネーションが上下に動くこと(intonation swing)。
例えば、sentenceは「センテンス」ではなく「セェンテェンス」と発音します。
これはニューイングランド英語独自の特徴と考えられます。
東部ニューイングランド英語は、アメリカ合衆国で最も古い歴史を持つ英語の方言です。
プリマス植民地やマサチューセッツ湾植民地など、アメリカ独立戦争以前から存在していました。
そのため、中期や初期近代英語の発音の要素を保っています。
また、多くの名門大学や文化的施設がある地域でもあります。
東部ニューイングランド英語は、アメリカ英語の豊かさや多様性を表しています。
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ニューヨーク英語について質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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ニューヨーク英語
ニューヨーク英語は、ニューヨーク市やその周辺で話される英語の方言です。
アメリカで最も人口の多い都市であるニューヨークは、多様な人種や文化が集まる場所でもあります。
そのため、ニューヨーク英語には、イタリア系、ユダヤ系、アフリカ系、スペイン系などの影響が見られます。
ニューヨーク英語の特徴としては、r音を発音しないことや、o音がa音に近くなることが挙げられます。
例えば、coffeeは「コーヒー」ではなく「カーヒー」と発音します。
また、t音は弱く発音されたり、d音に変わったりします。例えば、waterは「ウォーター」ではなく「ウォーダー」と発音します。
ニューヨーク英語には、独自のスラングや方言もあります。例
えば、likeを頻繁に使ったり(like, totally)、forget about itを気にしないでという意味で使ったり(Forget about it)、theを強調したり(the Bronx, the 101)します 。
ニューヨーク英語は、速く話すことも特徴です。
ニューヨークはビジネスや芸術の中心地であり、忙しく生活する人が多いからだと言われています。
また、ニューヨーク英語は映画やテレビ番組などでよく聞かれるため、アメリカ人でも「都会的」なイメージを持っている人が多いです。
ニューヨーク英語は、アメリカ英語の中でも最も有名で影響力のある方言の一つです。
ニューヨークの歴史や文化を反映していますが、時代や移民の流れによって変化してきました。ニューヨーク英語を理解することは、アメリカ社会を理解することにもつながります。
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南部アメリカについて質問してみました。
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南部アメリカ英語
南部アメリカ英語の特徴は、以下のようにまとめられます。
南部アメリカ英語は、アメリカ合衆国南部地方で話される英語の方言で、地域や歴史、文化などによってさまざまな特徴を持っています。
南部アメリカ英語の発音の特徴としては、以下のようなものがあります。
アクセント(強勢)の配置が異なること。例えば、policeは「ポ・リース」ではなく「ポー・リス」と発音します。
母音が伸びたり変化したりすること(the Southern drawl)。例えば、bedは「ベッド」ではなく「ベイエッド」と発音します。
ngの音を省略すること。
例えば、doingは「ドゥーイング」ではなく「ドゥーイン」と発音します。
eの発音がiになること。例
えば、getは「ゲット」ではなく「ギット」と発音します。
r音を発音しないこと(non-rhoticity)。
例えば、carは「カー」ではなく「カア」と発音します。
Iが「アァ」になること。例えば、likeは「ライク」ではなく「ラァク」と発音します。
南部アメリカ英語の語彙や文法の特徴としては、以下のようなものがあります。
独自のスラングや方言を使うこと。
例えば、bubbaやsissyを兄弟の呼び方として使ったり、buggyをショッピングカートとして使ったり、cattywampusを斜めや散らかったという意味で使ったりします。
be動詞を省略したり、複数形にsをつけなかったりすること。
例えば、He nice.やThey dog.という文を作ったりします。
ain’tやgonnaなどの短縮形をよく使うこと。例えば、I ain’t going.やShe’s gonna do it.という文を作ったりします。
これらはほんの一部の例であり、他にも多くの地方訛りや変化があります。南部アメリカ英語は言語の豊かさや多様性を表していますが、時にはコミュニケーションの障害にもなり得ます。そのため、標準的な英語(Standard American English)を理解したり話したりする能力も重要です。
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まとめ
日本でも地方訛りはたくさんありますが、米国でも同じですね。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
Amazon.co.jp: 山下長幸: 本、バイオグラフィー、最新アップデート