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公開日
2025.04.05
更新日
2025.04.05

Copilot Bing AIチャットに米国標準英語とはどういうものか聞いてみた
Copilot Bing AIチャットはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
そのCopilot Bing AIチャットに米国標準英語とはどういうものか聞いてみました。
Copilot Bing AIチャットによる米国標準英語
米国標準英語とはどういうものか質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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米国標準英語とはどういうものか?
米国標準英語(Standard American English)とは、アメリカ合衆国で公式なコミュニケーションや教育に使われる英語の一種です。
この英語は、スペルや文法、用法などに一定の規範を持ち、方言的な差異を中和しています。
また、”Edited American English”, “American Standard English”, “General American”とも呼ばれます。
Standard American Englishは、イギリスからの植民地化の結果としてアメリカに広まった英語です。
17世紀初頭に最初の英語話者が北アメリカに到着し、その後18世紀と19世紀にもさらに移民が続きました。
17世紀と18世紀には、イギリスやイギリス諸島のさまざまな地域から来た方言が各植民地に存在しましたが、植民地間で英語の多様性が均一化され、イギリスの方言とは異なるものになりました。
また、非英語話者からの移民もありましたが、17世紀末までには英語が植民地で最も広く話される言語になりました。
さらに、18世紀半ば以降には、比較的統一されたアメリカ英語の第一手の記述が一般的になりました。
その一方で、話者たちはこの新しい英語の変種との同一性を高めていきました。
Standard American Englishは、他の英語の変種よりも「標準的」であったり、「優れていたり」「美しかったり」「論理的だったり」するわけではありません。
それを標準とするのは、自分たちが使っている英語の変種を他の変種の話者に押し付ける社会的な力を持つアメリカ人がいるからです。
Standard American Englishは書き言葉や話し言葉のどちらにも適用されますが、実際には完全に統一されたものではありません。
アメリカでは言語学者や教育者が標準的な形式を決めることはありますが、国家的な機関や団体がそれを強制することはありません。
また、日常会話では文法書で規定された正式な標準英語を常に話す人はほとんどいません。
実際には、アメリカでは多くの発音や語彙や文法や特に綴り方のパターンが存在し、地域や社会階層や人種や年齢などによって変化します。
アメリカ英語は今でも進化し続けており、一部の地域訛りは消えつつありますが、20世紀にはいくつかの大きな地域訛りも出現しました。
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まとめ
言語はどんどん進化するものなので、米国標準英語を規定するのはかなり難しいものがありそうです。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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