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公開日
2025.04.08
更新日
2025.04.08

Copilot Bing AIチャットにイギリスでの地方訛りについて聞いてみた
Copilot Bing AIチャットはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
そのCopilot Bing AIチャットにイギリスでの地方訛りについて聞いてみました。
Copilot Bing AIチャットによるイギリスでの地方訛り
イギリスでの地方訛りを質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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イギリスで地方訛り
イギリスには地方訛りがたくさんあります。
一説によると、37以上の訛りや方言があると言われています。
イギリスの地方訛りは、地域や歴史、文化などによって大きく異なります。
例えば、ロンドンにはコックニーと呼ばれる下町の訛りがありますが、これは東ロンドンで生まれた人々に特有のものです。
コックニーは、韻を踏んだスラングやTの発音を省略するなど独特の話し方をします。
また、リバプールにはスカウスと呼ばれる訛りがありますが、これはビートルズの出身地でもあることから有名です。
スカウスは、可愛らしくて明るい印象の訛りです。
他にも、ニューカッスルのジョーディー、マンチェスターのマンクニアン、オックスフォードやケンブリッジのオックスブリッジなど、イギリス各地で様々な訛りが聞かれます。
イギリス英語の標準語として認知されているのは、RP(Received Pronunciation)と呼ばれる発音です。RPは、BBCのニュースキャスターやエリザベス女王などが話す英語で、綺麗で聞き取りやすい発音が特徴です。RPは、イギリス南部やロンドンで話されている言葉に基づいています2。
イギリスの地方訛りを聞き分けることは、英語学習者にとって難しいかもしれませんが、イギリスの多様な文化や人々の性格を理解するためには興味深いことだと思います。
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ロンドンのコックニーについて質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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コックニー
コックニーとは、イギリスのロンドンの労働者階級で話される英語の訛りや方言です。コックニーの発音は、イギリス英語の標準語であるRP(Received Pronunciation)とはかなり異なります。例えば、以下のような特徴があります。
「th」の音が「f」や「v」に変わります。例えば、「think」は「fink」と発音されます。
「h」の音が省略されます。例えば、「have」は「ave」と発音されます。
母音が長く伸ばされたり、変化したりします。例えば、「day」は「daɪ」と発音されます。
「t」の音が「ch」や「ʔ」に変わります。例えば、「water」は「wacher」と発音されます。
また、コックニーには独自のスラングや表現もあります。特に有名なのは、押韻スラングと呼ばれるもので、韻を踏んだ言葉を使って別の言葉を表します。
例えば、以下のようなものがあります。
「bread」:お金(money→bread and honey)
「china」:友達(mate→china plate)
「dog n’ bone」:電話(phone→dog n’ bone)
「porkies」:嘘(lies→pork pies)
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リヴァプールのスカウスについて質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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リヴァプールのスカウス
スカウスとは、イギリスのリヴァプールを中心に話される英語の訛りや方言です。
スカウスの訛りは、リヴァプールの歴史や文化に影響を受けており、アイルランドやウェールズなどの周辺地域からの移民や船乗りの言葉が混ざり合って形成されました。
スカウスの訛りは非常に特徴的で、近隣の地域の訛りとはほとんど共通点がありません。
スカウスの訛りの特徴としては、以下のようなものがあります。
「r」の音を強く発音します。例えば、「great」は「grreat」と発音されます。
「k」の音を「h」のように発音します。例えば、「book」は「booh」と発音されます。
語末の音を省略します。例えば、「going」は「goin」と発音されます。
独自の単語やフレーズを使います。例えば、「That’s boss.」は「That’s great.」という意味です。
スカウスを話す人々は、スカウサーと呼ばれることがあります。世界的に有名なバンドであるビートルズも、スカウサーであり、インタビューなどでその訛りを聞くことができます。
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マンチェスターのマンクニアンについて質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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マンチェスターのマンクニアン
マンクニアンとは、マンチェスターの地方訛りを持つ人々のことです。
マンチェスターはイングランド北西部にある都市で、工業や音楽、サッカーなどで有名です。
マンクニアンの訛りは、イギリスの標準語であるRP(Received Pronunciation)とはかなり異なります。例えば、以下のような特徴があります。
一般的に、母音が長く伸ばされます。例えば、「bus」は「buss」と発音されます。
「a」の音が「e」に変わります。例えば、「man」は「men」と発音されます。
「t」の音が「ch」に変わります。例えば、「water」は「wacher」と発音されます。
「th」の音が「f」に変わります。例えば、「think」は「fink」と発音されます。
「ng」の音が「n」に変わります。例えば、「singing」は「sinin」と発音されます。
また、マンクニアンには独自のスラングや表現もあります。例えば、以下のようなものがあります。
「sound」:良い、素晴らしい、同意するなどの意味で使われます。例えば、「That’s sound, mate.」は「それは良いね、友達。」という意味です。
「mint」:素晴らしい、最高などの意味で使われます。例えば、「That goal was mint.」は「そのゴールは最高だった。」という意味です。
「buzzin’」:興奮している、嬉しいなどの意味で使われます。例えば、「I’m buzzin’ for the weekend.」は「週末が楽しみで興奮している。」という意味です。
「our kid」:兄弟や親友などの親しい人を指す言葉です。例えば、「Our kid is coming over later.」は「兄弟(または親友)が後で来るよ。」という意味です。
「ta-ra」:さようなら、またねなどの意味で使われます。例えば、「Ta-ra, see you later.」は「さようなら、またね。」という意味です。
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オックスブリッジについて質問してみました。
以下がCopilot Bing AIチャットによる回答です。
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オックスブリッジ
オックスブリッジとは、オックスフォード大学とケンブリッジ大学の併称で、イギリスの最高峰の名門校として知られています。
オックスブリッジの訛りとは、イギリス英語の標準語として認知されているRP(Received Pronunciation)の一種で、綺麗で聞き取りやすい発音が特徴です。
RPは、BBCのニュースキャスターやエリザベス女王などが話す英語で、イギリス南部やロンドンで話されている言葉に基づいています3。
オックスブリッジの訛りは、教育や社会的地位の高さを示すものとして見られており、ビジネスや政治などで信用を得るために有利な発音だと言われています。
オックスブリッジ出身者の多くは、高額なプライベート・スクールに通っているため、その発音もそうした環境に影響されています。
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まとめ
日本でも地方訛りはたくさんありますが、イギリスでも同じですね。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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