- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 105. 英語リスニング脳 悩み解決
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.02

BBCニュースでの英語学習はどうなのか?英語中上級者によるイギリス英語リスニング力の腕試し向きです。
英国のBBCニュースは、英語リスニング学習にどう活用できるのか、解説します。
BBCとは
BBC(British Broadcasting Corporation: 英国放送協会)は、テレビ・ラジオ放送を運営する英国の公共放送局です。
BBC の前身である放送局は、1922年(大正11年)にラジオ放送を開始し、1936年(昭和11年)に世界初のテレビ放送を開始しています。
BBCニュースのWebサイトにはBBCニュースの動画がアップされています。Home – BBC News
BBCニュースはYouTube公式チャンネルもあります。BBC News – YouTube
BBCニュースは日本語版のWebサイトもあります。BBCニュース
BBCはニュース番組ですので、ニュースキャスターは、英語発声のトレーニングを受けていて、標準的なアクセントのイギリス英語で、使用される英単語も、スラングは少なく、オーソドックスなものとなります。
英語学習の観点でBBCに関して特筆すべきことは “BBC Learning English”という英語学習者向けのWebサイトサービスを提供していることです。
BBC Learning English

英語学習者のタイプ別、英語リスニング学習教材としてのBBCニュース
社会・経済の出来事を伝えるのがニュース番組であり、それを知るために一般に人々はニュース番組を視聴します。
日本人が日本の放送局のニュース番組を見る主たる目的は、主として日本国内で起きたことを知るためです。使用言語は当然ながら基本的に日本語です。
同様に、英国人がBBCを含めて英国の放送局のニュース番組を見る主たる目的は、主として英国内で起きたことを知るためです。使用言語は当然ながら基本的にイギリス英語です。
ですので、日本人がBBCニュースを視聴する場合、英語の学習のためというのは早く卒業して、英国で起きていることを知って、何らか感じ、何らか考察し、あるいは何らかのアクションにつなげるというリアルライフに結びつけたいものです。
とは言え、なかなかそこまでたどり着けている日本人は少なく、英語リスニング学習のためにBBCニュースを活用したいと言う方々も多いと思います。
それでは、BBCニュースを英語学習教材としてどのように活用すべきでしょうか?
BBCニュースはニュース番組ですので、基本的には英会話の学習教材としては不向きです。
ニュースキャスターや報道記者がニュース内容を視聴者に向かって一方向で説明する放送コンテンツであって、双方向の会話とは異質なものだからです。
BBCニュースは報道内容を適切に伝えると言う特性を持つコンテンツなので、英語でのプレゼンテーション学習、大学での講義を聞くための英語リスニング学習のための利用が主なものになろうかと思います。
BBCニュースのリスニング学習方法を日本人英語学習者のタイプ別に論じたいと思います。
【大学入試突破を目指す高校生】
大学入試を突破したいという高校生にとって、大学入試の英語テストの点数を向上させようとすると、大学入試で求められている範囲の英文法力、英単語・英熟語力等を習得する必要がありますが、それを超えて大学入試問題に出ないような範囲のことまで学習することは求められていません。
その意味ではBBCニュースは大学入試向けの英語学習教材として適していません。
同様に、BBC Learning Englishも日本の大学入試英語向きに作成されたものではありませんので、大学入試向けの英語学習教材として適していません。
大学受験生は、英語以外の教科の勉強も必要なので、英語学習ばかりに時間を費やす訳にはいきません。
それでもあえてBBCニュースやBBC Learning Englishを視聴してみたいとするならば、ごくたまに関心のある分野のニュースを視聴して、現状の自分の英語力と、英国で一般に通用している英語とのギャップを認識し、いずれこのレベルの英語を身に着けたいと考えるのが良いと思います。
大学入試突破ためだけの英語学習となると、とかく苦行となりがちで、この世界がすべてという視野狭窄におちいりがちなので、視野を広げるためにBBCニュースやBBC Learning Englishを英語字幕なども参照しつつ、少し視聴するというのは有効だと思います。
【就職対策や昇進のための大学生・社会人】
就活や昇進のためにTOEICや英検などの英語力評価テストの点数向上を目指している大学生・社会人の方も多いと思います。
TOEICや英検などの英語力評価テストの学習参考書や問題集は多数販売されて、それをまずは学習するということが必須です。
TOEICや英検などで求められていないような学習内容の勉強は必ずしも必要ありません。
その意味ではBBCニュースはTOEICや英検など向けの英語学習教材として適していません。
同様に、BBC Learning EnglishもTOEICや英検など向きに作成されたものではありませんので、TOEICや英検など向けの英語学習教材として適していません。
大学生は、教養科目や専門科目の勉強を多数しなければならず、英語の勉強ばかりしている訳にはいきません。
社会人も本業の仕事で忙しく、英語の勉強ばかりしている訳にはいきません。
このような状況ですが、大学入試の場合と同様に、英語力評価テストの得点向上のための英語学習は、それなりにつらく、なかなか点数が伸びないとモチベーションの維持が難しいものがあります。
そこで、少しの時間、BBCニュースやBBC Learning Englishを視聴して、現状の自分の英語力と、米国での一般人向けの英語とのギャップを認識し、いずれBBCニュースやBBC Learning Englishを英音のみ・字幕なしで聞き取ったり、英語でプレゼンテーションできるレベルの英語を身に着けたいと考えつつ、英語学習のモチベーションを維持するのが良いと思います。
英語力評価テストの得点力向上のためだけの英語学習となると、とかくつらくとなりがちで、この世界がすべてという視野狭窄におちいりがちなので、視野を広げるために、BBCニュースやBBC Learning Englishを英語字幕付きで少し視聴するというのは有効だと思います。
【英語ネイティブスピーカーに対して現実的に通用する英語力を目指す方々】
大学入試英語学習を頑張り、大学入試を突破し、さらに英語力評価テスト学習を頑張り、就職でき、さらに昇進を果たした方々、目的を達成したからもう英語の勉強は卒業と考えたいところだと思います。
しかし、現実が甘くないことはすぐに判ります。
たまにある英国のパートナー企業の英国人との英語での契約交渉、その後の懇親会での英会話、たまにある英国視察旅行における英国企業の説明と質疑応答などで、自分の英語スピーキング・英語リスニングともなかなか通用しない現実に直面します。
BBCニュースやBBC Learning Englishを、実力把握のために、英音のみ・字幕なしで視聴するとかなり聞き取れない事がすぐにわかります。
あれだけ英語は勉強したはずなのに、おかしい、なぜだろうとなります。
大学入試英語はもとより、英語力評価テストにおける限定的な試験範囲の英語学習では、英語圏のリアルな場で通用する英語力には十分には達していないということなのです。
BBCニュースやBBC Learning Englishは、現状の自分の英語リスニング力の評価には役立つと考えられます。
しかし、もし英語プレゼンテーションの学習をしたいなら、BBCニュースよりTED Talksの方が適していると考えられます。
英米の現地で通用するような英語日常会話を学習したいとなると、英米のテレビドラマなどを学習コンテンツとする必要があります。
【英国の大学・大学院に留学を希望する大学生・社会人】
英国の大学・大学院に留学を希望する大学生・社会人は、BBCニュースやBBC Learning Englishを英語のみ字幕なしで理解できる英語リスニング力を身に着けることが必須となります。
英国の大学・大学院に入学するための英語力評価テストの点数を向上させる学習は当然必要ですが、入学したのち、学位を取って卒業するためには、大学・大学院の講義を理解することが当然要求されます。
そのためにはBBCニュースやBBC Learning Englishレベルの英語音声を英語のみ字幕なしで理解できる英語リスニング力を身に着ける学習が必須です。

BBCニュースを活用した英語リスニング学習の仕方
英国の大学・大学院に留学を希望する大学生・社会人は、BBCニュースを英語のみ字幕なしで理解できる英語リスニング力を身につけるためには、どのようにBBCニュースを学習したらよいでしょうか?
BBCニュース動画コンテンツを提供しているWebサイトにはいくつか種類があります。
BBCニュースのWebサイトにはBBCニュースの動画がアップされています。
Home – BBC News
英語ニュース音声動画に英語字幕が表示されますが、日本語字幕と英語スクリプトはありません。
BBCニュースはYouTube公式チャンネルもあります。
BBC News – YouTube
英語ニュース音声動画に英語字幕が表示されますが、日本語字幕はありません。英語スクリプト表示が可能ですので、BBC公式サイトのニュース動画よりも学習効率が上がります。
BBCニュースは日本語版のWebサイトもあります。
BBCニュース
日本語字幕が表示されますが、英語字幕は表示されないので、英語学習としてはかなり不便です。
“BBC Learning English”の英語学習コンテンツは、英語初級者、中級者、上級者と各レベル別のコンテンツが用意され、英単語、英文法、学校英語、ビジネス英語などかなり幅広いテーマをカバーしています。
BBC Learning English
BBC Learning Englishは英語字幕のみならず、英語スクリプトも提供されていて便利ですが、日本語の字幕表示はありません。
このような感じで、BBCは英語字幕と日本語字幕を両方表示できる動画コンテンツはありませんが、英語字幕と英文スクリプトの両方がそろっているYouTubeのBBCニュースチャンネルか、BBC Learning Englishで、その日本語字幕がなくても大丈夫な中上級学習者の方々が対象になろうかと思います。

英語が聞き取れる:英語リスニングにおける「英音の認識」と「意味の理解」
英語が聞き取れるためには、発声された英単語1つ1つが認識でき、その認識できた英単語の意味を理解するという2つの要素が必要です。
そのための方法論として英語リスニング脳の構築手法を解説します。
英語が聞き取れるということ
英語が聞き取れるということは「英音を認識すること」と「意味を認識すること」の2つに大きく分けることができます。
多くの日本人がBBCニュースを英語のみ字幕なしで視聴したときニュースキャスターや報道記者の方の発声はたまに英単語を聞き取ることができるくらいで、あとは単なる音の流れとしか認識できないとことが多いと思います。
単なる音の流れとしか認識できない場合は「英音を認識した」とは言えません。
「英音を認識すること」とは英語音声が英単語単位で英単語が1つ1つ区別して認識できることを言います。
そして英語音声が英単語単位で認識できたとして、それを英語音声のまま意味するところを理解できる日本人の方はかなり少ないと思われます。
多くの日本人の方は1つ1つの英単語を必死で日本語に置き換えてようやく英語音声の意味するところを理解しているものと想定されます。
英語音声を英語のまま理解できれば、それに越したことはありません。
現実的にはそれはできないので皆困っている訳で、それができない以上、認識した英単語1つ1つの英語音声を日本語に必死で置き換えることにより、英語音声の意味するところが何とか理解するしかありません。
ですので、なんとか英語音声を英単語単位で1つ1つキャッチできれば、必死の日本語変換努力が可能なわけですが、英語音声が英単語単位で1つ1つキャッチできず、単なる音の流れとしか聞こえなければ、日本語変換するはできません。
となると、何はともあれ、英語音声を英単語単位で1つ1つキャッチするにはどうしたら良いのかということが、まずは重要課題となります。
英語音声を英単語単位で1つ1つキャッチする方法
【日本語リスニング脳】
日本語を母国語とする日本人は、日ごろ日本語の生活環境にいて、日本語リスニング脳が構築できているので、日本語音声を単語単位で認識し、その意味も日本語ベースで認識することができ、日本語音声をたやすく聞き取ることができます。
日本語の発声特性と英語の発声特性は構造的に大きく異なるため、日本語リスニング脳で、英語発声音を英単語単位で1つ1つキャッチすることは難しいものとなります。
そのため日本人が英語発声を英単語単位で1つ1つ認識できるようになるには、英語リスニング脳をトレーニングにより構築する必要があります。
【英語聴覚脳を構築するトレーニング方法】
それではどのようなトレーニングを積むと英語リスニング脳が構築できるのでしょうか?
それは、英語発声特性を活用した英文音読トレーニングを実施することが効果的です。
英文音読ですかあと感じられた方も多いと思います。英文音読が英語力向上に役立つと聞いてトライした方も多いと思います。
そしてほとんどの人は音読を止めていると思います。
理由は簡単で、英文音読は労力と時間が掛かる割に、英語リスニング力を始めとして英語力が向上したとは感じられないからです。
なぜ英語音読をやっても効果が感じられないのでしょうか?
それは日本語発声特性で英語音読をしてしまうからなのです。
日本語発声特性でいくら英文音読をやっても英語リスニング脳の構築はできません。
逆に英語発声特性を十分に加味して英文音読をすると、英語リスニング脳が構築でき、驚くほど英語リスニング力が向上して、英語発声を英単語単位で1つ1つ認識できるようになります。
【英語発声特性とは】
それでは英語発声特性とはどのようなものでしょうか?
英語発声は、呼気の流し方、音階、舌の使い方、口の開き方など、日本語発声の仕方とかなり異なります。詳しくは英音研学習サイトで詳しく具体的に図解で解説していますので、ぜひそちらをご覧ください。
【英語リスニング脳の構築方法とは】
上記の英音研学習サイトをみれば、英語発声特性を理解することはそれほど難しくありません。
しかし、理屈を理解しただけでは英語リスニング脳を構築することはできません。
英語リスニング脳を構築するためには英語発声特性を加味した英語音読トレーニングを毎日短時間で良いので継続的に実施することが必須です。
英語発声特性の土台は、呼気の流し方、音階、舌の使い方、口の開き方などが非常に重要です。これらをきちんと実践しつつ、英文音読をする必要があります。
英文音読では英単語のアルファベット1文字1文字をきちんと発声する必要があり、英語フォニックスを毎日1~2分復習することにより脳に刻み込むことが非常に重要です。
そして、1英単語ベースでは音節、アクセント強弱を意識した発声も毎日数分復習することにより脳に刻み込むことも非常に重要です。
1英文での強弱を意識した発声を数分復習することにより脳に刻み込むことも非常に重要です。
そのうえで英音研学習サイトでは、米国人ナレーターによる音声録音により、英語フォニックスなどの基礎的な学習から、英文を低速・中速・高速の3種で読み上げるトレーニングも実施します。
高速音声に関しては、音声装置を使って機械的に倍速や3倍速などの不自然な音声ではなく、米国人ナレーターによる肉声での高速発声録音になっていて、高速発声になったとき、どのような強弱リズムになるのかなど非常に勉強になりますので、トライしみてください。
そして米国人ナレーターの高速発声に近い音読ができるようになったとき、英語ネイティブスピーカーの発声方法がどれほど日本語発声方法と違うかということが良く理解でき、そして英語リスニング脳が構築でき、自然体で英語リスニング力が向上していることを実感できることでしょう。
このような音読トレーニングを毎日15分間続け、英音発声特性を脳に刻み込むことにより、英音聴覚脳を構築することができ、英語発声を英単語単位で1つ1つ認識できるようになる訳です。
英語音声の意味を認識する方法
【日本語への置き換え】
英語発声を英単語単位で1つ1つ認識できるようになったからと言って、英語音声の意味がしっかり把握できるという訳ではありません。
多くの日本人は、中学・高校で、英単語の意味を日本語で理解するという英語教育を受けてきました。日本語が母国語である以上、これは不可避です。
英文和訳の試験問題に対処するにも英単語の意味を日本語で理解していることは必須です。英語音声を英語のまま理解できることは理想ではありますが、一足飛びにそこに至る方法論はありません。
英文和訳の場合は、英文を前から後ろから見返すことが可能ですので、じっくり英文を日本語に置き換えていくことが可能ですが、英語音声は、発声されたその場からどんどん音声は消えていくので、ともかく発声された英語の語順の通りに日本語に置き換えていってそのまま英語音声の理解をするというトレーニングは必須です。
例えば”The survey team carried out over 200 interviews with retired people.”(調査チームは、退職者へのインタビューを200回以上実施した)という英語音声だと
”The(それ) ⇒ survey(調査) ⇒ team(チーム) ⇒ carried(運ぶ) ⇒ out(外へ) ⇒ over(以上) ⇒ 200(200) ⇒ interviews(インタビュー) ⇒ with(とともに) ⇒ retired(引退した) ⇒ people(人々).”
これにより何とか英語音声の意味が理解できる訳です。
ただこの方法は英語発声スピードが速くなってくると、日本語置き換えが苦しくなってくるもの確かですが、英語リスニング力の進化の過程では英語音声の意味を理解するのにはこの方法しかないと思います。
【英単語の意味のイメージへの置き換え】
英語音読トレーニングの努力を継続して、英語リスニング脳が強くなってきて、英語単語音声のキャッチ力が強まってくると、日本語に置き換えなくても、英単語の意味のイメージで理解できるようになってきます。
英単語のイメージの方が、日本語への置き換えよりも若干スピードが速くできるので英語音声の意味の理解も楽になってきます。
【英語音声のまま理解】
英語音読トレーニングの努力を継続して、さらに英語リスニング脳が強くなってきて、英語単語音声のキャッチ力が強まってくると、認識できた英語音声の英単語1つ1つが単語のまま頭の中を流れるようになります。
例えばさきほどの”The survey team carried out over 200 interviews with retired people.”(調査チームは、退職者へのインタビューを200回以上実施した)という英文だと、
”The ⇒ survey ⇒ team ⇒ carried ⇒ out ⇒ over ⇒ 200 ⇒ interviews ⇒ with ⇒ retired ⇒ people.”
では「退職者200人以上調査したのね」で了解という感じです。そうなってくると少々の高速英語音声でも楽に意味を理解することが可能となります。
このような英語リスニング脳構築のための学習を経ることにより、英語リスニング力が向上します。
そして、BBCニュース動画コンテンツで、英音研学習による英語リスニング力の向上を確認するというサイクルを回すことが、効率的な英語リスニング学習になると思います。
学習者の興味関心が高いBBCニュース動画コンテンツで、コンテンツの中身を楽しみつつ、英語リスニング力の向上を確認し、まだ足りない時は英音研学習サイトで英文音読をさらに積むと言うサイクルをどんどん回していく感じです。

英語リスニングとしてのBBCニュース動画コンテンツの視聴の仕方
お気に入りのBBC動画コンテンツを見つけたら、まずは、英語音声のみ字幕なしで視聴してみます。
英音研学習での音読トレーニングを積んでいれば、以前よりも認識できる英単語数は増えていて、手ごたえを感じることができると思います。
そのあと、YouTubeだと画面の歯車ボタンを押して、英語字幕を表示させて、英語で意味を確認していきます。
じっくり英語文で英語音声を確認したいときは、YouTubeのBBCニュース動画か、BBC Learning Englishの英文スクリプトを活用すれば良いと思います。
参考になる表現や英単語・英熟語は、英語字幕か英文スクリプトから記録を取って別途記憶学習をすることもありえます。
ただ、そこまでやるとかなり学習時間が取られるので、BBCニュース動画コンテンツの視聴は、英語リスニング力の確認のみとし、再度、英音研学習による英文音読トレーニングを積んで英語リスニング脳を構築し、英語リスニング力を高めることに集中すると言う学習戦略もあり得ます。

まとめ
BBCニュースで、英国のニュース動画を、スマホでいつでもどこでも、無料で視聴できるという便利な時代となりました。
しかし、その豊富なBBCニュース動画コンテンツをただ単に視聴しているだけでは、英語リスニング力向上などに十分な効果を発揮することはできません。
英音研学習サイトで、英語発声特性を十分に加味した高速音読トレーニングを積むことにより、英語リスニング脳を構築し、英語リスニング力を向上させ、その成果をBBCニュース動画コンテンツで確認していくというサイクルを回すことが、非常に有効な英語学習方法となります。
これにより、皆さまが人生の目標を達せられることを願っております。
以下の記事もご覧ください。
TED Talksでの英語学習はどうなのか?英語上級者のプレゼンテーション学習向きです。
https://www.eionken.co.jp/note/ted-talks-english-presentation/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
Amazon.co.jp: 山下長幸: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
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