- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 118.シニアになって米国オンライン教育受講
公開日
2025.04.04
更新日
2025.04.07

英語学び直しでシニアになって米国中学生向け地学オンライン教育を受講してみた
筆者は日本生まれ、日本育ちの日本人で、小学校・中学校・高校・大学と日本の学校にて日本語で教育を受けました。
今回の学習テーマである「地学」についても理科の教科の1つとして、小学校・中学校・高校において日本語で学習しました。そのため地学用語は日本語ではそれなりに知見がありますが、英語地学用語の知見は乏しいため、いつか英語で「地学」を学習して、欠落している英語地学用語をカバーしたいと考えていました。
筆者の小学校での「地学」は中学入試のため、中学校での「地学」は高校入試のため、高校での「地学」は履修単位獲得の目的の勉強がメインだったため、ひたすら記憶学習に励んで、試験で良い点数を取って、受験に合格するための手段という感じで、学問として楽しめることは非常に少なかった気がします。シニアになって試験の点数目的での学習をする必要はなくなったので、純粋に教養として「地学」を学ぶとどうなのかを体感してみたいとも思いました。
インターネットの発達で、自宅でPCを使って簡単に米国での小学校・中学校・高校での教育課程を受講できるようになりました。このような技術の発達を活かして、米国の中学生向けの授業に取り組むことにしました。
ちなみに本書は教科としての「地学」の概要を説明するものではありません。本書の目的は、英語での 「地学」の学習を通じて、日本人シニアが地学のオンライン教育を受講することの意義の確認、米国での地学教育の仕方を把握すること、米国人の先生による英語での地学の授業への英語リスニングについての確認、日本人シニアにとって意味の把握が難しいと感じられる地学の授業で使われている英単語・英熟語の抽出となります。英単語・英熟語抽出に関しては、video授業の部分は含めず、articleと記載されているテキスト部分を対象としています。
米国子供向けオンライン教育サービス提供Webサイトの探索・選定
米国子供向けオンライン歴史教育サービスの探索にあたり、生成AIに紹介してもらいました。
具体的にはGoogle Gemini、Microsoft Copilot、Perplexityの3つに無料でサービス提供されている米国の子供向けオンライン教育Webサイトを質問して、提示された各サイトにアクセスしてみました。米国の小学校~高校向けのオンライン教育では、算数・数学が非常に多いのですが、「地学」での主なものは以下の4つでした。
主要教科カバー型(1)Khan Academy
Arts and humanities | Khan Academy
Khan Academyは、非営利団体として運営していて、全プログラム4を無償で利用でき、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学レベルまで様々な科目をカバーしていて、PCでも使いやすくなっています。理科に関しては中学生、高校生や大学生向けに生物、物理、地学などかなりたくさんのコンテンツがアップされています。生物に関しては学習テーマごとのテキスト情報のみならず、ビデオ授業や学習問題も提供されています。
教科特化型(2)Ducksters:社会と理科
歴史、地理、物理、化学など幅広く扱っていて、対象は明示されていませんが、小学校高学年くらいな感じです。教育コンテンツとしては、学年別になっておらず、学習項目がアルファベット順に掲載されているため、順を追って学習することはできません。加えて、別の有償の教育サイトである“Adaptive Mind”のバナー広告があちこちに配置されていて、非常にコンテンツが見にくいものがあります。ちなみに“Adaptive Mind”は、幼稚園、1st Gradeから8th Gradeまで学年別に利用することが可能です。最初の1か月は無償ですが、翌月か1か月9.95米ドルたが必要となります。理科は物理、化学、生物、地学などが扱われています。
教科特化型(3)Science Buddies:科学実験
https://www.sciencebuddies.org/
科学実験のアイデアや手順、背景知識などを提供するウェブサイトです。小中高校生向けの科学プロジェクトのヒントが満載で、自由研究にも役立つとのことです。実験キットの購入方法や、科学フェアへの参加に関する情報も提供しています。
授業の動画サンプルもアップされていましたが、科学創作・モノづくりが好きな子供・大人には興味深いと思われる内容でした。ただ、今回は生物の授業単元を体系的に学習することが目的なので、このWebサイトは候補から外れました。
教科特化型(4)Mystery Science:理科全般
小学生向けに設計された魅力的なオンライン理科プログラムで、好奇心を刺激する質問から始まる短いビデオレッスンや簡単な実験や活動を含む、ハンズオン学習を重視とのことでした。しかし、学校向けに提供していて、年間1,999米ドルの費用がかかるとのことで、このWebサイトは候補から外れました。
このような感じで、本当は小学校高学年向けの生物を学習したかったのですが、中学生向けで学習ハードルはかなりあがりますが、Khan Academyの中学生向け地学にトライすることにしました。
https://www.khanacademy.org/science/middle-school-earth-and-space-science
数十年前に日本の中学校で学んだ地学の教育と米国での中学生向けの地学の学習内容や学習の仕方の相違を把握したいことと、地学英単語の増強を主たる目的に据えました。
筆者は長年英語リスニング力の増強を図ってきましたが、米国人先生による英語での地学授業へのリスニング力が試されるところです。
Unit 1: Earth in space 宇宙における地球
Earth’s place in the universe 宇宙における地球の位置
授業における英単語・英熟語
early astronomers 初期の天文学者
apparent motion 見かけの動き
the geocentric model 天動説モデル(地球中心説モデル)
the heliocentric model 地動説モデル(太陽中心説モデル)
celestial bodies 天体
Galaxies and gravity 銀河と重力
授業における英単語・英熟語
A galaxy 銀河
solar system 太陽系
the Milky Way 天の川.
gravity 重力
The solar system 太陽系
授業における英単語・英熟語
eight planets 8つの惑星
an asteroid belt 小惑星帯
celestial bodies 天体
comets 彗星
Mercury 水星
Venus 金星
Mars 火星
inner planets 内惑星 (水星、金星、地球、火星のこと。内惑星と外惑星の間に小惑星帯がある)
atmospheres 大気
Jupiter 木星
Saturn 土星
Uranus 天王星
Neptune海王星
outer planets 外惑星(木星、土星、天王星、海王星のこと)
orbit the sun 太陽を周回する
nebula 星雲
***
これでUnit 1: Earth in space 宇宙における地球の授業が終わりました。「宇宙における地球の位置」「銀河と重力」のテーマを扱っていました。概ね、日本の中学校のち地学の授業で学んだ内容でした。米国の中学生も日本と同じで基本的な地学用語は記憶する必要があります。
筆者は地学を日本語で学んだので日本語での地学用語の知識はありましたが、英語での地学用語の勉強になりました。地学用語は多そうなので、その意味の記憶は結構大変であることが想定されます。
米国人の先生による地学の授業に関しては、早口の先生もいて、体感では一分間で300英単語を超えるスピードの先生もいました。一般の日本人ではその聞き取りは難しいかもしれません。
Unit 2: The Earth-sun-moon system 地球・太陽・月系
Seasons 季節
授業における英単語・英熟語
Earth’s axis is tilted. 地球の軸は傾いている
Earth orbits the sun 地球が太陽の周りを回る
Northern or Southern Hemisphere 北半球または南半球
the equator 赤道
the poles 極
The moon and its motions 月とその動き
授業における英単語・英熟語
natural satellite 自然衛星
A moon phase 月の満ち欠け
moon’s sunlit portion 月の太陽に照らされた部分
The new moon 新月
The full moon 満月
A lunar eclipse 月食
New moon 新月
Waxing crescent 三日月(みかづき)「Waxing」は月が満ちていく過程
First quarter 上弦の月(じょうげんのつき)
Waxing gibbous 十三夜月(じゅうさんやづき)凸月(とつげつ)「Waxing」は月が満ちていく過程
Full moon 満月(まんげつ)
Waning gibbous 十六夜月(いざよいづき)凹月(おうげつ)「Waning」は欠けていく過程
Third quarter 下弦の月(かげんのつき)
Waning crescent二十六夜月(にじゅうろくやづき)「Waning」は欠けていく過程
Solar eclipses 日食
授業における英単語・英熟語
A solar eclipse 日食
a total solar eclipse 皆既日食
the sun’s corona, or outer atmosphere 太陽のコロナ、つまり外層大気
the moon’s orbit is tilted relative to Earth’s orbit around the sun 月の軌道は地球の太陽の周りの軌道に対して傾いている
Activity: What happens during a solar or lunar eclipse? アクティビティ: 日食や月食の時には何が起こりますか?
日食や月食が起きる理由を理解するため、太陽・地球・月の3Dモデル図を作ってプレゼンテーションをする課題でした。天文関連の理解をするには3Dモデル図の作成が有効ですね。
授業における英単語・英熟語
carefully shielding your eyes 目を慎重に覆いながら
to debunk a common misconception よくある誤解を解き明かす
alignment of the Earth, sun, and moon 地球、太陽、月が一直線に並ぶこと
the moon’s tilted orbit 月の傾いた軌道
to address the flaw in the misconception 誤解の欠陥に対処する
***
これでUnit 2: The Earth-sun-moon system 地球・太陽・月系の授業が終わりました。「季節」「月とその動き」「日食」のテーマを扱っていました。日食や月食がなぜたまにおきるのか、太陽・地球・月の3Dモデル図を使って説明していて理解しやすいものがありました。この単元での英語での基本的な地学用語の勉強は実施できました。米国人の先生による地学の授業に関しては、早口の先生もいて、体感では一分間で300英単語を超えるスピードの先生もいました。一般の日本人ではその聞き取りは難しいかもしれません。
Unit 3: Weather and climate 天気と気候
The water cycle 水循環
授業における英単語・英熟語
water cycle 水循環
evaporation 蒸発
liquid water 液体の水
water vapor 水蒸気
transpiration 蒸散(植物からの水の蒸発)
condensation 凝縮
precipitation 降水
groundwater 地下水
Weather 天気
授業における英単語・英熟語
the movement of air masses 気団の動き
collide and form weather fronts 衝突して気象前線が形成される
make weather predictions 気象予測をする
Global winds and currents 地球の風と海流
授業における英単語・英熟語
Prevailing winds 卓越風
create surface currents in the water 水中に表面流が発生する
Coriolis effect コリオリの力(回転する座標系(地球など)の中で動く物体が、直線的に動いているように見えても実際には曲がって見える現象。これは地球の異なる緯度で回転速度が異なることに起因)
gyres 環流(風や地球の自転、大陸の境界などの影響を受けて形成される、大規模な円形または螺旋状の海洋表面流のシステム)
deep currents 深層流
vertical currents 垂直流
overturning circulation転覆循環
Regional climates 地域の気候
授業における英単語・英熟語
latitude緯度
elevation標高
geographic features 地理的特徴
equator 赤道
Large bodies of water 大きな水域
mountain ranges 山脈
rain shadow 雨陰(山脈の風下側に形成される降水量の少ない乾燥地域)
***
これでUnit 3: Weather and climate 天気と気候の授業が終わりました。「水循環」「天気」「地球の風と海流」「地域の気候」のテーマを扱っていました。地球規模の暖流・寒流の動き気候の説明はわかりやすいものがありました。イギリスのロンドンは日本の北海道の宗谷よりも6度くらい緯度が高いですが、暖流のメキシコ湾流のおかげで温暖な気候です。
この単元での英語での基本的な地学用語の勉強は実施できました。米国人の先生による地学の授業に関しては、早口の先生もいて、体感では一分間で300英単語を超えるスピードの先生もいました。一般の日本人ではその聞き取りは難しいかもしれません。
Unit 4: The geosphere 地球圏
The rock cycle 岩石サイクル
授業における英単語・英熟語
lava 溶岩
igneous rocks 火成岩
solidify 固まる
weathering 風化
sediment 堆積物
erosion 浸食
deposition 堆積
lithification 石化
metamorphic rocks 変成岩
are exposed to さらされる
The rock cycle 岩石サイクル(igneous: 火成岩, sedimentary: 堆積岩, metamorphic:変成岩)
Fossils and rock layers 化石と岩石層
授業における英単語・英熟語
strata 地層
the law of superposition 重なりの法則.
faults or intrusions 断層や貫入
the law of crosscutting relationships 交差関係の法則
index fossils 示準化石
the geologic time scale 地質年代尺度
Plate tectonics プレートテクトニクス
Introduction to plate tectonics プレートテクトニクス入門
授業における英単語・英熟語
earth’s lithosphere 地球の岩石圏
outermost shell 最も外側の殻
tectonic plates テクトニック プレート(地球の表面を覆う岩石圏(リソスフェア)を構成する大きな板状の部分)
the asthenosphere 岩流圏(硬い岩盤であるリソノスフェア(lithosphere)の下にある、流動的なマントル層)
a plate boundary プレート境界
divergent boundaries 発散境界
rift valleys 地溝帯
mid-ocean ridges 中央海嶺
convergent boundaries 収束境界
trenches 海溝
transform boundaries 変換境界
complementary coastlines 補完的な海岸線
Plate tectonics and the ocean floor プレートテクトニクスと海底
授業における英単語・英熟語
oceanic plates 海洋プレート
the ocean floor 海底
continental plates 大陸プレート
are topped by crust 地殻で覆われている
at a convergent boundary 収束境界で
is subducted 押し込まれる
Weathering and erosion 風化と浸食
授業における英単語・英熟語
weathering 風化
erosion浸食
deposition堆積
to create sediment 堆積物を作る
dislodge soil particles from its banks 小川は土手から土粒子をはがす
react with rocks, dissolving them 岩と反応して岩を溶かす
Activity: How does weathering affect natural landscapes over time? アクティビティ: 時間の経過とともに風化は自然の景観にどのような影響を与えるのでしょうか?に
時間の経過ごとに3段階の地形の変化を描いて、その変化を風化の観点で説明するものでした。自分の手を動かしてチャートをつくり、それを地学理論で説明するという教育方法ですね。
授業における英単語・英熟語
the formation of an iconic landform 象徴的な地形の形成
***
これでUnit 4: The geosphere 地球圏の授業が終わりました。「岩石サイクル」「化石と岩石層」「プレートテクトニクス」「プレートテクトニクスと海底」のテーマを扱っていました。米国の中学生も地学用語の記憶学習は必須のようでした。英語での知らない地学用語が多数あり、なかなか大変でした。
米国人の先生による地学の授業に関しては、早口の先生もいて、体感では一分間で300英単語を超えるスピードの先生もいました。一般の日本人ではその聞き取りは難しいかもしれません。
Unit 5: Earth and society 地球と社会
Natural resources 天然資源
授業における英単語・英熟語
a natural resource 天然資源
renewable resources 再生可能資源(太陽光、風力、水力など)
nonrenewable resources 非再生資源(石油、鉄鉱石、ウランなど)
Natural hazards 自然災害
授業における英単語・英熟語
natural hazard 自然災害
tornadoes 竜巻
volcanic eruptions 火山の噴火
can be reliably predicted 確実に予測できる
Human impacts on the environment 人間による環境への影響
授業における英単語・英熟語
deforestation 森林伐採
the burning of fossil fuels 化石燃料の燃焼
habitat loss 生息地喪失
Activity: How can we reduce our garbage footprint? アクティビティ: ゴミの排出量を減らすにはどうすればよいでしょうか?
生徒に自身が排出しているごみの量を計測させ、それを減らす方法を考えるという課題でした。実生活に基づいてデータを計測しつつ、解決策を考えさせるのはなかなかユニークな教育方法ですね、
授業における英単語・英熟語
uncovering hidden patterns隠れたパターンを明らかにする
compost 堆肥化する
landfill 埋め立て地
garbage footprint ごみ排出量
Earth’s changing climate 地球の気候の変化
授業における英単語・英熟語
climate change 気候変動
greenhouse gas emissions 温室効果ガスの排出
traps heat in Earth’s atmosphere. 地球の大気中に熱を閉じ込める
carbon dioxide 二酸化炭素
Activity: How and why is Earth’s climate changing? アクティビティ: 地球の気候はどのように、そしてなぜ変化しているのでしょうか?
過去 40 万年間の二酸化炭素濃度、地球の気温、海面に関するデータを分析、地球温暖化抑制策を検討する課題でした。こちらもデータ分析がまずあり、その後、その解決策を考察するという教育方法でした。
the intervention would reduce the level of climate change 介入によって気候変動のレベルが低下する
carbon dioxide concentration 二酸化炭素濃度
cause-and-effect model of present-day climate change 現在の気候変動の因果関係モデル
***
これでUnit 5: Earth and society 地球と社会の授業が終わりました。「天然資源」「自然災害」「人間による環境への影響」「地球の気候の変化」のテーマを扱っていました。筆者が中学生の頃には扱われていなかった地球温暖化問題、温室効果ガス削減などの授業もありました。
米国中学生向けの地学の学習は、地球温暖化対策を除き、学習内容が日本語で学習したものとほぼ同じだったので、内容の理解は難しくなく、楽しめるものがありました。
学習内容としては、基本的な地学の概念や地学用語は記憶しなければいけないところは米国でも同じでした。ただ、一部、その知識をデータ計測やデータ分析をしたうえで、解決策を考えさせる演習課題があったところは米国流の特徴が出ていたような気がします。
英語学習の観点からは、英語での地学用語は見たことがなかったものも多く、基本的なものを体系的に学習できたのは良かったと思います。米国人の先生による英語の授業に関しては、修得しきれていない英語での地学用語が多く出てくる単元に関しては、聞き取りが難しくなりますが、そうでない単元についてはおおよそ聞き取ることができました。ただ、米国人の先生による英音発声速度は、測定した訳ではありませんが、体感で1分間に300英単語前後はあり、一般の日本人では速すぎて聴き取りが難しい方も多いのではないかと思います。
試験勉強がない教養としての学習はなかなか楽しいものがあります。
定年退職後のシニア世代の時間の過ごし方としては、このような米国オンライン教育に取り組むのも非常に意義のあることだと思いました。
ちなみに、その際、米国人の先生の英語の授業を英語音声のまま理解したいと思われる方は、英音研の英語リスニング教材で学習される事をお薦めします。
英音研では、日本人がなぜ英語リスニングが不得意なのかを、日英の発声特性の違いから解明しました。その日英の発声特性の違いを踏まえて、日本人は英語をどのように発声したら、英語ネイティブスピーカーの発声に近くなるのかのポイントを体系化・見える化しました。そして日本人が英音発声特性を踏まえた音読トレーニングができるよう、米国人男性ナレーターによる低速・中速・高速の3段階での発声スピードでの英文読上げ音声が英音研学習のWebサイトに備えました。まずは日英の発声特性の違いを理解し、英音発声の仕方を理解することが重要です。そのうえで、英音発声特性を踏まえた3段階の発声スピードでの英文音読トレーニングを積むことで、英音を単語レベルで意味をキャッチする聴覚脳を築きあげることが、英語リスニング力の向上につながります。この3段階の発声スピードは、コンピューターソフトで発声速度を速める方式ではなく、プロの米国人ナレーターによる自然な発声での録音音声ですので、遅くてもクリアに発声する場合と比べて、早い速度で発声する場合、強弱の発声リズムや舌の使い方などがどう変わるかを学習することができます。この英音研音読トレーニングでシニアの方でも英語リスニング力の向上が見込めますので、ぜひトライしてみてください。
この記事もご覧ください。
英語学び直しでシニアになって米国中学生向け物理オンライン教育を受講してみた
https://www.eionken.co.jp/note/physics/
英語学び直しでシニアになって米国幼稚園生向け算数オンライン教育を受講してみた (Kindergarten 幼稚園レベル)
https://www.eionken.co.jp/note/math-kindergarten/
英語学び直しでシニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた(日本人による英語スピーキングでなかなか使いこなせない前置詞表現編)
https://www.eionken.co.jp/note/prepositional-expressions/
英語学び直しでシニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた
https://www.eionken.co.jp/note/us-history/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
***
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
Amazon.co.jp: 山下長幸: 本、バイオグラフィー、最新アップデート