- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.08.02
更新日
2025.08.03

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(109)ドウェイン・ジョンソン
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回は、ドウェイン・ジョンソンです。
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ドウェイン・ジョンソンのフルネームは Dwayne Douglas Johnson です。
Dwayne
Dwayneは、英語の名前で、Duaneの変形です。Duaneは、ウェールズ語の名前で「黒」や「暗い」という意味を持ちます3。
Douglas
Douglasは、スコットランドの地名に由来し、古ノルド語で「黒い森」を意味します。
Johnson
Johnsonは、英語の姓で、古英語の「John’s son」に由来し、「Johnの息子」という意味を持ちます。
Johnは、ヘブライ語の名前「Yochanan」に由来します。Yochananは「神は恵み深い」という意味を持ちます。
Johnは、ヘブライ語からギリシャ語の「Ioannes」に、さらにラテン語の「Iohannes」に変わり、最終的に英語の「John」になりました。この名前は聖書に登場する多くの重要な人物(例えば、洗礼者ヨハネや使徒ヨハネ)によって広まりました。
Johnという名前は、キリスト教文化の影響を受けて世界中で広く使われるようになりました。
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ドウェイン・ジョンソンの生い立ち
ドウェイン・ジョンソン、リングネームの「ザ・ロック」としても知られる彼は、ハリウッドを代表するアクションスターの一人であり、プロレスラーとしても大きな成功を収めた人物です。彼の生い立ちには、華やかなキャリアの裏側で様々なドラマがありました。
プロレス一家に生まれ、厳しい環境の中で育つ
プロレス一家: ドウェイン・ジョンソンの祖父と父親もプロレスラーという、まさにプロレス一家の生まれでした。幼少期からプロレスの世界に触れ、その血を受け継いでいます。
転居と経済的な苦労: 父親の仕事の関係で、家族は頻繁に引っ越しを繰り返しました。経済的に苦しい時期もあり、ドウェイン自身も高校時代には窃盗に手を染めるなど、荒れた青春期を過ごしました。
アメフトへの挑戦: 高校時代にはアメリカンフットボールに打ち込み、大学に進学してからもその道を歩もうとしますが、怪我により断念。
プロレスラーとしての活躍と俳優への転身
WWEでの活躍: アメリカンフットボールを断念したドウェインは、祖父や父親の背中を追ってプロレスラーの道へ。WWEで「ザ・ロック」のリングネームで活躍し、数々のタイトルを獲得。そのカリスマ性とコミカルなキャラクターで、世界的な人気を博しました。
俳優デビュー: プロレスラーとしての絶頂期を迎える中、俳優としての才能も開花。映画『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』で俳優デビューを果たし、その後も数々のアクション映画に出演。ハリウッドを代表するアクションスターの地位を確立しました。
ハリウッドスターとしての成功と私生活
数々のヒット作: 『ワイルド・スピード』シリーズ、『ジュマンジ』シリーズなど、数々のヒット作に出演し、アクションスターとしての地位を確立しました。
ビジネスマンとしての顔: 俳優業だけでなく、プロテインブランドの立ち上げなど、ビジネスマンとしても成功を収めています。
家族: 長年連れ添った妻のダニー・ガルシアとの間に娘をもうけ、その後、ローレン・ハシアンと再婚。
ドウェイン・ジョンソンの魅力と影響力
ポジティブなキャラクター: 困難な状況でも決して諦めず、常に前向きな姿勢が魅力です。
誠実な人柄: ファンやスタッフからの人望も厚く、誠実な人柄が多くの人の心を掴んでいます。
家族愛: 家族を愛し、大切にする姿は、多くのファンから共感を得ています。
まとめ
ドウェイン・ジョンソンは、困難な過去を乗り越え、ハリウッドを代表するスターへと成長しました。彼の成功は、並外れた努力と才能の賜物であると言えるでしょう。彼のポジティブな姿勢と誠実な人柄は、多くの人々に勇気を与え続けています。
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以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(108)レオナルド・ディカプリオ
https://www.eionken.co.jp/note/leonardo-wilhelm-dicaprio-name/
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(110)ジェイソン・ステイサム
https://www.eionken.co.jp/note/jason-michael-statham-name/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。