- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.09.16
更新日
2025.09.16

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(157)リアーナ
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回はリアーナです。
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リアーナのフルネームは Robyn Rihanna Fenty です。
Robyn
“Robyn” はスコットランドやアイルランドに起源を持つ名前で、「赤い」や「赤毛の」という意味を持ちます。また、中世のスコットランドでは、”Robin” という名前は「小さな狐」を意味することもありました。
Rihanna
“Rihanna” はバルバドスのクレオール語で、「私の愛する人」を意味します。バルバドス(Barbados)は、カリブ海、西インド諸島内の小アンティル諸島東端にある共和制国家です。
Fenty
“Fenty” はアイルランド系の姓であり、ケルト語に由来します。この姓は “Ó Feinne” または “Ó Fianna” から派生していると考えられています。
“Ó Feinne”: 「戦士の子孫」を意味します。”Feinne” は「戦士団」や「勇敢な人々」を指す言葉です。
“Ó Fianna”: こちらも「戦士」や「勇士の子孫」を意味します。古代アイルランドでは、”Fianna” は伝説的な戦士集団を指していました。
この姓は、アイルランドの歴史と文化に深く根付いており、特に勇敢さや戦士の伝統を持つ家系に関連しています。アイルランドの古代氏族の中で、特に戦士階級に属する家族に使用されていたとされています。
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リアーナの生い立ち:バルバドスから世界へ羽ばたいた歌姫
リアーナことロビン・リアーナ・フェンティは、カリブ海の島国バルバドス出身のシンガーソングライターです。パワフルな歌声と独特なファッションセンスで世界中のファンを魅了し、音楽業界だけでなく、ファッション界やビジネス界でも大きな影響力を持つ存在となっています。彼女の生い立ちには、決して順風満帆とはいえない幼少期や、音楽との出会い、そして世界的なスターへの成長など、多くのドラマチックなエピソードが詰まっています。
複雑な家庭環境と音楽との出会い
バルバドス生まれ: 1988年2月20日、バルバドスのセント・マイケルで生まれました。
複雑な家庭環境: 父のアルコールやドラッグの問題など、複雑な家庭環境で育ちました。音楽は、そんな彼女にとって心の支えとなっていました。
音楽グループの結成: 中学時代には、クラスメイトとトリオを結成し、音楽活動を始めます。
デビューと世界的な成功
デフ・ジャムとの契約: 16歳で、ジェイ・Zが社長を務めるデフ・ジャム・レコードと契約。
デビューアルバムの大ヒット: 2005年にデビューアルバム『ミュージック・オブ・ザ・サン』をリリースし、大ヒット。
多様な音楽性: R&Bを基調としつつ、レゲエ、ポップ、ヒップホップなど、様々な音楽を取り入れ、独自の音楽スタイルを確立しました。
ファッションアイコンとして: 個性的で大胆なファッションセンスで、ファッションアイコンとしても注目を集めています。
ビジネスウーマンとして: 自身の化粧品ブランド「Fenty Beauty」や、ランジェリーブランド「Savage X Fenty」を立ち上げるなど、ビジネスでも成功を収めています。
リアーナの持つ魅力
パワフルな歌声: 力強い歌声と感情豊かなパフォーマンスで、聴く者を圧倒します。
多才な才能: 歌うだけでなく、作詞・作曲、演技、ファッションデザインなど、多岐にわたる才能を発揮しています。
社会貢献: 女性の権利や人種差別問題など、社会問題にも積極的に取り組んでいます。
まとめ
リアーナの生い立ちには、決して恵まれた環境ではなかった幼少期、音楽との出会い、そして世界的なスターへの成長など、ドラマチックなストーリーが詰まっています。彼女の音楽は、多くの人々に勇気と希望を与え、世界中の人々に愛されています。
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以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(156)ビヨンセ
https://www.eionken.co.jp/note/beyonce-name/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。