- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.09.21
更新日
2025.09.21

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(171)ビリー・ジョエル
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(171)ビリー・ジョエル
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのです
が、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回はビリー・ジョエルです。
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ビリー・ジョエルのフルネームは William Martin Joel です。
William
William は英語の男性名で、ゲルマン語の「意志を持つ守護者」を意味します。ゲルマン神話の「ウィルヘルム」に由来し、中世ヨーロッパで広く使われました。
ビリー (Billy) はウィリアム (William) の愛称の一つです。ウィリアムの他の一般的な愛称には、ウィル (Will) やビル (Bill) なども含まれます。英語圏では、親しみを込めた短縮形や愛称がよく使われます。
Martin
Martin はラテン語の男性名で、「戦いの神マルス」を意味します。キリスト教の聖人聖マルティヌスにちなんで名付けられることが多いです。
Joel
Joel はヘブライ語起源の名前で、元々は יוֹאֵל (Yo’el) と書かれ、「ヤハウェは神」を意味します。ヘブライ語の「יהוה (Yahweh, ヤハウェ)」と「אל (El, エル)」の二つの要素から成り立っています。ヤハウェは旧約聖書の神の名前で、エルは「神」を意味します。ですから、Joel という名前は「神は主である」という信仰を示すものです。
Joel は旧約聖書に登場する名前で、特に「ヨエル書」という書物があり、預言者ヨエルが記したとされています。ヨエル書は聖書の中でも預言文学に分類され、イスラエルに対する神のメッセージを伝えています。
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ビリー・ジョエルの生い立ち:ピアノマンの軌跡
ビリー・ジョエルことウィリアム・マーティン・ジョエルは、アメリカを代表するシンガーソングライターの一人です。彼の曲は、ニューヨークの街並みや人生の喜怒哀楽を描き出し、多くの人々の共感を呼び起こしました。
ニューヨーク生まれのピアノマン
生まれと育ち: 1949年5月9日、ニューヨーク州ブロンクスで生まれました。ユダヤ系の家庭で育ち、幼少の頃からピアノを習い始めます。
音楽との出会い: クラシック音楽を学びながらも、ロックンロールやポップスにも興味を持ち、次第にオリジナル曲を書き始めます。
プロとしてのキャリアのスタート
バンド活動: ティーンエイジャーの頃から様々なバンドで活動し、音楽のキャリアをスタートさせます。
ソロ活動: 1970年代に入り、ソロアーティストとして本格的に活動を開始。初期の頃は、プログレッシブ・ロックの影響が見られる音楽を制作していました。
ニューヨークをテーマにした楽曲とブレイク
ニューヨーク・シティ・ソング: ニューヨークの街並みや生活を題材にした楽曲を発表し、大きな注目を集めます。「ニューヨーク・ステート・オブ・マインド」や「アレン・タウン」などの曲は、彼の代表曲となり、多くの人々に愛されています。
大ヒットアルバム: 1977年に発表されたアルバム『ストレンジャー』は、全米アルバムチャート1位を獲得し、彼の代表作となりました。
ピアノマンとしての地位確立
ピアノマンの誕生: 彼のライブパフォーマンスは、ピアノを弾きながら歌うスタイルが特徴的で、「ピアノマン」というニックネームで呼ばれるようになりました。
数々のヒット曲: 「マイ・ライフ」「アップタウン・ガール」「ウィー・ディドント・スタート・ザ・ファイア」など、数多くのヒット曲を世に送り出し、世界的なスターダムにのし上がります。
音楽以外の活動
レーシング: 音楽活動だけでなく、レーシングカーの運転も趣味としており、プロのレースにも出場したことがあります。
慈善活動: 様々な慈善活動にも積極的に参加しています。
まとめ
ビリー・ジョエルは、ニューヨークの街並みや人生の喜怒哀楽を歌い、多くの人々の共感を呼び起こしたシンガーソングライターです。彼の音楽は、時代を超えて愛され、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。
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以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(170)フレディ・マーキュリー
https://www.eionken.co.jp/note/freddie-mercury-name/
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(172)ポール・マッカートニー
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。