- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.09.22
更新日
2025.09.24

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(173)ポール・サイモン
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのです
が、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回はポール・サイモンです。
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ポール・サイモンのフルネームは ポール・フレデリク・サイモン (Paul Frederic Simon) です。
Paul
ヘブライ語の「ペウェル」(Pawl)に由来し、「小さな犬」や「小さなライオン」を意味します。
古代ギリシャ語の「パウロス」(Paulos)から派生し、キリスト教の使徒である聖パウロにちなんで広まりました。
Frederic
フランス語の「フレデリック」(Frédéric)に由来し、 「自由な人」を意味します。フランス語圏では一般的な名前で、特に王族や貴族に多く見られます。
Simon
ヘブライ語の「シモン」(Shimon)に由来し、「聞く者」や「聞き分ける者」を意味します。
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ポール・サイモンの生い立ち:フォーク・ロックの巨匠、その豊かな音楽人生
ポール・フレデリック・サイモンは、アメリカを代表するシンガーソングライターの一人です。特に、アート・ガーファンクルとのデュオ「サイモン&ガーファンクル」での活動が有名ですが、ソロとしても数々の名曲を世に送り出してきました。
ニューヨーク生まれの詩人
生い立ち: 1941年10月13日、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューアークで生まれました。ユダヤ系の家庭で育ち、幼少の頃から音楽に親しみ、詩を書くことも好きでした。
音楽との出会い: 高校時代にアート・ガーファンクルと出会い、共に音楽を作り始めます。
サイモン&ガーファンクルでの活躍
デュオの結成: アート・ガーファンクルとのデュオ「サイモン&ガーファンクル」を結成し、フォーク・ロックの代表的なデュオとして活躍します。
社会派の歌詞: ポールの作詞は、社会問題や若者たちの悩みを題材にしたものが多く、多くの人の共感を呼びました。
代表曲: 「サウンド・オブ・サイレンス」「スカボローフェア」「コンドルは飛んで行く」など、数々の名曲を世に送り出し、世界的な人気を博します。
ソロ活動の開始
デュオの活動休止: サイモン&ガーファンクルは、一時活動休止期間に入ります。
ソロデビュー: ポールはソロ活動を開始し、よりパーソナルな楽曲を発表します。
多様な音楽性: ソロ活動では、アフリカ音楽やラテン音楽など、様々な音楽を取り入れ、音楽の幅を広げました。
代表作と受賞歴
グレイスランド: アフリカ音楽の影響が色濃く出ているアルバム「グレイスランド」は、彼の代表作の一つです。
受賞歴: グラミー賞を複数回受賞するなど、数々の栄誉に輝いています。
まとめ
ポール・サイモンは、フォーク・ロックの黄金期を築き上げ、その後もソロアーティストとして活躍し続けました。彼の音楽は、社会に対する鋭い視点と、美しいメロディーが特徴で、世代を超えて愛されています。
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以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(172)ポール・マッカートニー
https://www.eionken.co.jp/note/paul-mccartney-name/
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(174)エルトン・ジョン
https://www.eionken.co.jp/note/elton-john-name/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。