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- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 204.心に響く英語ことわざ2

公開日
2025.11.08

更新日
2025.11.09

心に響く英語ことわざ(822)近代科学の祖で英国の哲学者フランシス・ベーコンの名言 Certainly, in taking revenge, a man is but even with his enemy, but in passing it over, he is superior; for it is a prince’s part to pardon. (許しを選ぶことが、人間が獲得できる最も高貴な力である)

心に響く英語ことわざ(822)近代科学の祖で英国の哲学者フランシス・ベーコンの名言 Certainly, in taking revenge, a man is but even with his enemy, but in passing it over, he is superior; for it is a prince’s part to pardon. (許しを選ぶことが、人間が獲得できる最も高貴な力である)

“Certainly, in taking revenge, a man is but even with his enemy, but in passing it over, he is superior; for it is a prince’s part to pardon.”

直訳は「確かに復讐をする場合、人は敵と同じでしかないが、それを見送る(許す)場合、彼は優位に立つ。なぜなら、許しを与えることは君主の役割であるからだ」で、これは、フランシス・ベーコンが、「復讐と赦し(許し)」という倫理的な選択について説いたもので、単に報復するのではなく、赦しを選ぶことこそが、真の力と高潔さの証であるという、現実的かつ高邁な教訓を表現しています。

名言の意味:赦しは権力者が持つ最高の美徳

この言葉は、ベーコンが「人間の品格と権力の行使」について述べたもので、復讐という感情的な反応と、赦しという理性的な美徳を対比させています。復讐は、単に受けた傷を返す行為であり、敵と同じレベルに自分を引き下げることを意味します。しかし、赦しを選ぶことは、その状況を支配し、自分がより高い道徳的な立場にあることを示す「主権的な行為」であると説いています。

鍵となる二つの選択

  1. In Taking Revenge, a Man Is But Even with His Enemy(復讐をする場合、人は敵と同じでしかない) 復讐を行った瞬間、加害者と被害者の間の道徳的な差は消滅し、両者は「同じ(even)」レベル、すなわち「報復にとらわれた者」となります。復讐は、自己を貶める行為であり、真の勝利をもたらしません。
  2. In Passing It Over, He Is Superior; for It Is a Prince’s Part to Pardon(それを見送る場合、彼は優位に立つ。なぜなら、許しを与えることは君主の役割であるからだ) 「見送る(passing it over)」とは、復讐する力を持っていながらも、あえてそれを行わない「自制」と「赦し」を指します。この行為こそが、その人を道徳的に「優位(superior)」な立場に置きます。さらに、「君主の役割(prince’s part)」と結びつけることで、赦しが最高の権力者だけに許された美徳であり、真の支配力の証であると強調しています。

この名言は、感情に流された復讐を否定し、理性と慈悲に基づいた「赦し」を選ぶことが、人間が獲得できる最も高貴な力であるという、普遍的な教訓を与えてくれます。

類似の名言と教訓

似た意味の英語の名言

  • “The best revenge is massive success.” (最高の復讐は、圧倒的な成功である。) 復讐という感情を手放し、より建設的な目標に集中することで、敵より優位に立つという点で共通します。
  • “To err is human; to forgive, divine.” (過ちは人の常、許すは神の業。) アレクサンダー・ポープの言葉であり、赦しを「神聖な行為(divine)」と位置づける点で、ベーコンが赦しを「君主の役割」としたことと共鳴します。

似た意味の日本語のことわざ

  • 「恩を仇で返す」(おんをあだでかえす) このことわざは裏切りを意味しますが、ベーコンの言葉は、受けた仇(復讐)を仇で返さず、恩(赦し)で返すことの優位性を説いています。

フランシス・ベーコン(Francis Bacon)の生い立ち

フランシス・ベーコン(1561-1626)は、イギリスの哲学者、科学者、そして政治家であり、経験論と科学的方法の基礎を築いた人物です。

政治的キャリアと権力への洞察

ベーコンは、エリザベス女王とジェームズ一世の宮廷で活躍し、最終的に大法官(最高司法官)にまで昇り詰めました。彼は、権力の中心での複雑な人間関係や裏切りを目の当たりにし、復讐がもたらす負の連鎖と、赦しが生み出す真の支配力を理解しました。 彼は、この名言を通じて、個人のレベルでの感情的な報復を超え、社会や政治を治める者にとって、「赦し」がいかに効果的で、かつ道徳的に優れたリーダーシップの手段であるかを示しました。真の君主は、怒りに支配されるのではなく、理と慈悲によって支配し、それが最終的に秩序と尊敬を生むことを知っていたのです。

ベーコンの言葉は、私たちに、誰かに不当な扱いを受けたとき、「復讐」という安い満足を選ぶのではなく、「赦し」という最も高価な力を行使することで、自己の品格を高めるよう促しています。

***

心に響く英語ことわざ(821)孔子の名言 Old age, believe me, is a good and pleasant thing. It is true you are gently shouldered off the stage, but then you are given such a comfortable front stall as spectator. (老いは人生の喧騒から離れ静かに全体を観察できる「特等席」)

https://www.eionken.co.jp/note/old-age-believe-me/

心に響く英語ことわざ(823)「マイフェアレディ」の原作者でアイルランドの劇作家ジョージ・バーナード・ショーの名言 Progress is impossible without change, and those who cannot change their minds cannot change anything. (変革の根源は個人の内面の変革にある)

https://www.eionken.co.jp/note/progress-is-impossible-without-change/

著者Profile

山下 長幸(やました ながゆき)

・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。

・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。

Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート

 

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