- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 204.心に響く英語ことわざ2
公開日
2026.01.14
更新日
2026.01.15
心に響く英語ことわざ(933)ビル・ゲイツの名言 How you gather, manage, and use information will determine whether you win or lose.(情報の収集、管理、活用の仕方が、勝敗を分ける)
“How you gather, manage, and use information will determine whether you win or lose.”
直訳は「あなたがどのように情報を集め、管理し、そして使うかが、あなたが勝つか負けるかを決定するだろう」で、似た意味の言葉に「知は力なり(Knowledge is power)」や「情報を制する者は世界を制す」があります。
ビル・ゲイツ(Bill Gates)の名言の意味
この言葉は、Microsoftの共同創業者であり、デジタル革命を牽引したビル・ゲイツが、「情報化社会における成功の決定要因」について説いたものです。ゲイツは、単に「情報を持っている」だけでは不十分だと考えています。溢れる情報の中から必要なものを「収集(gather)」し、それを体系的に「管理(manage)」し、最終的に意思決定や行動に「活用(use)」するという一連のプロセスこそが、ビジネスや人生における競争力の源泉であると説いています。
この言葉が意味すること
この名言は、情報を「成果」に変換するための3つのステップを提示しています。
- Gather(収集): 質が高く、偏りのない正確なデータを、いかに素早く手に入れるか。
- Manage(管理): 集めた膨大な情報を、必要な時にすぐ取り出せるよう整理し、分析可能な状態に置くこと。
- Use(活用): 分析した情報に基づき、勇気を持って戦略を立て、実行に移すこと。
現代のような情報過多の時代において、この「情報の質とスピード」こそが、個人にとっても組織にとっても最大の格差(勝敗の分かれ目)になるという警鐘でもあります。
似た意味の言葉
- 英語: “Knowledge is not power. The implementation of knowledge is power.” (知識は力ではない。知識の実行こそが力である。)
- 日本語: 「情報を制する者は、勝負を制す」。戦国時代の軍師から現代のビジネスマンまで共通する、勝負事の鉄則です。
ビル・ゲイツ(Bill Gates)の生い立ち
ビル・ゲイツ(1955年生まれ)は、世界最大のソフトウェア会社Microsoftを設立し、パーソナルコンピュータ(PC)を世界中に普及させた革命児です。
- 早熟な天才と情熱: ワシントン州シアトルの中流家庭に生まれました。名門レイクサイド校で、まだ珍しかったコンピュータに触れ、寝食を忘れてプログラミングに没頭しました。この「情報の海」を泳ぐ楽しさを知ったことが彼の原点です。
- ハーバード中退と創業: ハーバード大学に進学しますが、PCの普及という巨大な波(情報)を察知し、中退してポール・アレンと共にMicrosoftを創業しました。
- デジタル神経系の提唱: 彼は「ビジネスは思考のスピードで行われなければならない」と主張し、会社全体が高度な情報ネットワークで繋がる「デジタル神経系」の概念を提唱しました。
- 慈善活動への転換: 現在は「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を通じ、世界の疾病や貧困解決のために活動しています。ここでも彼は、最新のデータ(情報)を徹底的に管理・活用することで、最も効率的な支援方法を導き出すという、自身の哲学を貫いています。
名言の出典
この言葉は、ビル・ゲイツが1999年に出版した著書『思考スピードの経営(Business @ the Speed of Thought)』の中に記されています。この本の中で彼は、インターネットがビジネスの仕組みを劇的に変えることを予見し、情報の流れを最適化した企業だけが生き残ると説きました。
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心に響く英語ことわざ(932)イギリスの哲学者バートランド・ラッセルの名言 When you want to teach children to think, you begin by treating them seriously when they are little, giving them responsibilities, talking to them candidly, providing privacy and solitude for them, and making them readers and thinkers of significant thoughts from the beginning.(子供に思考を教えたければ、幼い頃から一人の人間として真剣に接し、責任を与え、率直に語り、プライバシーと孤独を認め、最初から深遠な思想に触れさせることから始めなさい)
https://www.eionken.co.jp/note/when-you-want-to-teach-children-to-think/
心に響く英語ことわざ(934)英国の映画監督クリストファー・ノーランの名言 Why do we fall? So we can learn to pick ourselves back up.(なぜ人は転ぶのか? それは、立ち上がり方を学ぶためだ)
https://www.eionken.co.jp/note/why-do-we-fall/
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。
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