- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 178. Copilot Bing AI活用英語学習
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.02

Copilot Bing AIに英語の名詞で単数と複数を区別して表現する理由を聞いてみた(Copilot Bing AI 英語学習:英文法)
Copilot Bing AIはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
Copilot Bing AIに英語の名詞で単数と複数を区別して表現する理由を聞いてみました。
Copilot Bing AIによる英語の名詞で単数と複数を区別して表現する理由
残念ながら納得できる回答は得られませんでした。
筆者がかつて調べた時は、大昔、狩猟時代の人々は狩りで獲物を1頭しか得られなかったか、2頭以上得られたのかで、仲間や家族への分配に大きく影響するので、多くの名詞には単数形と複数形の区別が大事なのだという説明があったと記憶しています。
日本語では名詞の単数と複数の区別をしないで表現することが多いですが、英語スピーキングで名詞を表現する際は、1つなのか、2つ以上なのかを区別して表現することが大事ということを日本人は頭にビルトインすることが大事です。

Copilot Bing AIによる英語の名詞の複数形の語源
ちなみにCopilot Bing AIに英語の名詞の複数形の語源を質問してみました。こちらは参考になる回答が得られました。
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英語の名詞の複数形には、いくつかのルールや例外がありますが、その背景には英語の歴史や語源が関係しています。英語は、ゲルマン語、ラテン語、ギリシャ語、フランス語など、さまざまな言語から影響を受けて発展してきた言語です。そのため、英単語の由来によって、複数形の作り方が異なることがあります。
一般的には、英単語にsやesを付けて複数形にすることが多いです。
例えば、dog→dogs, car→cars, apple→applesなどです。
しかし、このルールには例外もあります。例えば、yで終わる名詞は、yをiに変えてesを付けることがあります。例えば、city→cities, baby→babiesなどです。
また、fやfeで終わる名詞は、fやfeをvに変えてesを付けることがあります。例えば、knife→knives, leaf→leavesなどです。
さらに、不規則な変化をする名詞もあります。これらの名詞は、sやesを付けずに、単語自体が変わることがあります。例えば、man→men, woman→women, mouse→mice, tooth→teethなどです。
これらの不規則な複数形の名詞は、主にゲルマン語由来の古い英単語です。ゲルマン語では、複数形にするにはer, en, eなどを付けることが多かったです。現在のドイツ語でも同じように複数形を作ります。例えば、fisch(魚)の複数形はfischeです。英語ではfishの複数形もfishですが、魚の種類を意識する場合はfishesという言い方もできます。
ラテン語やギリシャ語由来の単語も多くあります。これらの単語は、a, ae, um, aなどで複数形にすることがあります。例えば、stadium(スタジアム)の複数形はstadiaですが、stadiumsという言い方も一般的です。また、bacterium(細菌)の複数形はbacteriaです。
つまり、英単語の複数形はその単語の由来によって異なります。新しくできた単語はほとんどsやesで複数形にしますが、古くからある単語は元々の言語の複数形のルールをそのまま使っています。

まとめ
日本語の名詞でも、「彼」と「彼ら」のように単数形と複数形の区分があるものもありますが、「1冊の本」と「10冊の本」のように単数形と複数形の区分がないものも多くあります。
英語の名詞の場合、単数と複数で表現を変えることが非常に多く、日本人にとっては慣れないものがあります。
英語の名詞の場合、単数と複数で表現を変える由縁は、狩りの獲物の数という説もありますが、あまりはっきりしないようです。
英語スピーキングの際、名詞を使う場合、それが1つなのか、2つ以上なのかの区別が大事と強く意識して表現することが大事だと思います。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
「英語スピーキング勉強法」「英語スピーキング学習は前置詞がカギ」「TOEIC・大学入試・英検リスニング勉強法」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-speaking-toeic/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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