- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 117. 英語スピーキング・英作文学習は前置詞がカギを握る
公開日
2025.04.02
更新日
2025.08.29

Copilot Bing AIに“It is so kind of you.”の表現で“of”をなぜ使うのか聞いてみた(Copilot Bing AI 英語学習:前置詞of)
Copilot Bing AIはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
そのCopilot Bing AIに“It is so kind of you.”の表現で“of”をなぜ使うのか聞いてみました。
Copilot Bing AIによる“It is so kind of you.”の表現で“of”を使う理由
以下がCopilot Bing AIによる“It is so kind of you.”の表現で“of”を使う理由です。
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英語の前置詞”of”は、基本的には「〜の」という意味を持ちます。このイメージから、所有や所属や関係や部分などに関する表現によく使われます。
例えば、「She is a friend of mine.」(彼女は私の友達だ)という文では、”of”は「私の」という所有を表しています。
また、「He is a member of the club.」(彼はクラブのメンバーだ)という文では、”of”は「クラブの」という所属を表しています。
さらに、「She is afraid of dogs.」(彼女は犬が怖い)という文では、”of”は「犬に対して」という関係を表しています。
「It is so kind of you.」という文は、「あなたはとても親切です」という意味になりますが、直訳すると、「それはあなたの親切さです」という感じになります。
ここで「it」は、あなたがした行為や言葉などを指しています。
「of you」は、「あなたの」という所有格の意味を表しています。
このように、「of」は、形容詞と名詞の間に入って、その形容詞がどの名詞にかかっているかを示す意味を持っています。
他にも、以下の例があります。
「proud of him」(彼を誇りに思う)
「afraid of dogs」(犬が怖い)
「aware of the problem」(問題を認識している)
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まとめ
このように、「It is so kind of you.」の表現で、「of」は形容詞と名詞の間に入って、その形容詞がどの名詞にかかっているかを示す意味を持っています。
英語の前置詞は、日本語の助詞と似た機能を持つ単語ですが、正確に使えるようにその意味・役割を理解することが大事ですね。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
「英語スピーキング勉強法」「英語スピーキング学習は前置詞がカギ」「TOEIC・大学入試・英検リスニング勉強法」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-speaking-toeic/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など17冊がある。
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