- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 198. 米国人価値観
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.02

Copilot Bing AIに米国大学の学部教育・学士課程の概要について聞いてみた
Copilot Bing AIはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
Copilot Bing AIに米国大学の学部教育・学士課程の概要について聞いてみました。
Copilot Bing AIによる米国大学の学部教育・学士課程の概要
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
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アメリカの大学では、入学時に専攻(メジャー)を決める必要はありません。多くの大学では、入学後に自分の興味や関心、能力や価値観、目標や夢などを探求するために、さまざまな分野の授業を幅広く受けることができます。
アメリカの大学の学士課程における前半の2年間
アメリカの大学の学士課程における前半の2年は、一般教養や基礎科目を受講します。
一般教養(General Education)とは、学生が幅広い知識やスキルを身につけるために必要な科目のことです。一般教養には、英語、数学、自然科学、社会科学、芸術、西洋思想などが含まれます。
基礎科目(Foundation Courses)とは、学生が自分の専攻(Major)に必要な前提知識や能力を身につけるために必要な科目のことです。基礎科目には、専攻によって異なりますが、例えば経済学の専攻なら経済原理や統計学、物理学の専攻なら物理学や微積分などが含まれます。
一般教養や基礎科目は、大学によって必修単位数や履修方法が異なりますが、一般的には120単位中で33~48単位程度が一般教養に当てられています。
また、一般教養は人文科学・社会科学・自然科学など3~7程度に分けられた専門領域から必修単位数分の科目を選択する配分必修制(Distribution Requirement)を採用することが多いです。
一般教養や基礎科目は、アメリカの大学教育の理念であるリベラル・エデュケーション(Liberal Education)に基づいています。
リベラル・エデュケーションとは、自分の専門分野だけでなく、さまざまな分野に触れて広く深い知識を得ることで、批判的思考力やコミュニケーション力、創造力などを育むことを目的とした教育です。
アメリカの大学の学士課程における後半の2年間
アメリカの大学の学士課程における後半の2年間では、自分の専攻に関連する応用科目(Advanced Courses)や研究プロジェクト(Research Project)などを履修します。
大学の後半2年における応用科目とは、学生が自分の専攻(メジャー)に関連する高度な知識やスキルを身につけるために必要な科目のことです。
応用科目は、専攻によって異なりますが、例えば以下のような内容があります。
経済学の専攻なら、マクロ経済学やミクロ経済学、国際経済学、財政学、金融論、経済数学などの応用科目があります。
物理学の専攻なら、電磁気学や量子力学、熱力学、統計力学、原子物理学、固体物理学などの応用科目があります。
情報科目の専攻なら、情報Ⅰと情報Ⅱの2科目に分かれており、情報Ⅰは必修科目でプログラミングやデータベース、ネットワークなどの基礎的な内容を学びます。情報Ⅱは選択科目で応用力を問われる実践的な内容を学びます。例えば、人工知能や暗号理論、コンピュータグラフィックスなどの応用科目があります。
応用科目は、一般教養や基礎科目で身につけた知識やスキルを発展させることで、自分の専門分野における深い理解や創造性を高めることができます。また、応用科目では、研究プロジェクトや卒業論文などを通じて、自分の興味や関心に沿ったテーマを探求することもできます。
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まとめ
日本の大学受験では、出願の時点で学部や学科を決めて出願するケースが多いですが、アメリカの場合は、出願や入学時点で専攻を決める必要はなく、学士課程の前半の2年間で様々な分野の講義を受けてみて自分の関心を見定めるとともに、専攻選定の競争が繰り広げられると言う感じです。
この仕組みだと、大学入学後、自分が希望する専攻分野に取り組むための競争に勝ち残るために、必死に勉強する必要がありますね。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。