- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.05.01
更新日
2025.05.02

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(16)オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回は、オードリー・ヘップバーンです。
***
オードリー・ヘップバーンの芸名は「Audrey Hepburn」です。本名は「Audrey Kathleen Ruston」です。
オードリー(Audrey)
オードリーという名前は、古英語の「Æðelþryð」(Ethelred)に由来し、「高貴な力」を意味します。
ヘップバーン (Hepburn)
スコットランドに起源を持つ姓です。Hepburn の由来は、古英語の “heope”(バラの実、ヒップ)と “burna”(小川、ストリーム)から来ています。つまり、”Hepburn” は「バラの実が実る小川」といった自然豊かな風景を意味しています。この姓は、スコットランドの田園風景や自然とのつながりを感じさせるものです。
***
オードリー・ヘップバーン:永遠の妖精の波乱万丈な人生
オードリー・ヘップバーンは、20世紀を代表する女優の一人であり、その優雅な姿と演技力で世界中の人々を魅了しました。しかし、彼女の華やかなキャリアの裏には、想像を絶するような苦難と葛藤が隠されていました。
華麗なデビューの裏側
誕生と幼少期: 1929年5月4日、ベルギーのブリュッセルで生まれました。父親はイギリス人、母親はオランダ人貴族の血を引く女性でした。しかし、両親の離婚や第二次世界大戦の勃発により、幼少期から転々とした生活を送ります。
バレエへの情熱: 戦時下、食糧難や空襲に苦しみながらも、バレエへの情熱を燃やし続けました。バレエは、彼女にとって心の支えであり、将来の夢でした。
女優への転身: 戦後、バレエダンサーを目指してイギリスに渡りますが、体格的に不利なことから女優への道を歩むことを決意します。
スターダムへの階段
ブロードウェイデビュー: ブロードウェイ・ミュージカル「ジジ」で主演を務め、一躍スターダムにのし上がります。
ハリウッド進出: ハリウッドに招かれ、「ローマの休日」でアカデミー主演女優賞を受賞。一躍トップスターの仲間入りを果たします。
数々の名作: 「ティファニーで朝食を」「麗しのサブリナ」「マイ・フェア・レディ」など、数々の名作に出演し、映画史に残る名演を披露しました。
人道主義者としての活動
ユニセフ親善大使: 晩年は、ユニセフの親善大使として、世界中の子供たちのために尽力しました。
アフリカへの訪問: 貧困や飢餓に苦しむアフリカの子どもたちを支援するため、何度も訪問しました。
私生活
結婚と離婚: 二度の結婚と離婚を経験し、一男一女をもうけました。
晩年: 病に倒れ、スイスで静かに生涯を閉じました。
オードリー・ヘップバーンの魅力
可憐な容貌: 大きな瞳とすらりとした体形は、まさに「妖精」という言葉がぴったりでした。
演技力: コメディからドラマまで、幅広い役柄を演じこなし、観客を魅了しました。
人間愛: 人々を思いやる心と、子供たちへの深い愛情は、多くの人々に感動を与えました。
オードリー・ヘップバーンの影響
オードリー・ヘップバーンは、単なる女優にとどまらず、ファッションアイコン、そして人道主義者としても大きな影響力を持っていました。彼女の優雅なスタイルは、現代でも多くの女性に愛され、ファッション業界に多大な影響を与えています。
まとめ
オードリー・ヘップバーンの生涯は、困難を乗り越え、自分の夢を叶え、そして世界のために尽くした、まさにドラマティックなものでした。彼女の美しさ、才能、そして人間性は、永遠に人々の心に残り続けるでしょう。
***
以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(15)エイブラハム・リンカーン
https://www.eionken.co.jp/note/abraham-lincoln-name/
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(17)バッハ
https://www.eionken.co.jp/note/johann-sebastian-bach-name/
***
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。