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公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.02

Copilot Bing AIにイギリス英語のリスニング学習方法を聞いてみた(Copilot Bing AI 英語学習)
Copilot Bing AIはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
Copilot Bing AIにイギリス英語のリスニング学習方法を聞いてみました。
Copilot Bing AIによるイギリス英語のリスニング学習方法
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
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イギリス英語のリスニング力を上げるためには、以下のようなポイントがあります。
- イギリス英語の音声資源を活用する
- 定期的にリスニング練習を行う
- シャドーイングでイギリス英語を真似する
- イギリス英語のボキャブラリーや発音の特徴を学ぶ
- イギリス英語の話し言葉の繋がり方を知る
それぞれについて、具体的な方法や教材を紹介します。
イギリス英語の音声資源を活用する
まず、イギリス英語の音声資源を活用することは、様々な発音やスピードに慣れることができます。 例えば、以下のような音声資源があります。
- ポッドキャスト: インターネットで配信される音声番組で、様々なトピックやレベルのものがあります。 例えば、BBC Learning EnglishやThe British Councilなどがおすすめです。
- オーディオブック: 本の内容を朗読した音声ファイルで、小説やノンフィクションなどがあります。 例えば、AudibleやLibriVoxなどでイギリス英語のオーディオブックを探すことができます。
- 英語のラジオ番組: ラジオで放送される音声番組で、ニュースや音楽、コメディなどがあります。 例えば、BBC RadioやRadio Gardenなどでイギリスのラジオ局を聴くことができます。
定期的にリスニング練習を行う
次に、定期的にリスニング練習を行うことが重要です。 毎日少しずつでも取り組むことで、徐々にリスニング力が向上します。 例えば、以下のような方法があります。
- リピーティング: 音声を聞いて、そのまま繰り返して言うことです。 発音やイントネーションを正確に真似することができます。
- ディクテーション: 音声を聞いて、その内容を書き取ることです。 聞き取り力やスペル力を鍛えることができます。
- サマライジング: 音声を聞いて、その要点や感想を自分の言葉でまとめることです。 理解力や表現力を鍛えることができます。
シャドーイングでイギリス英語を真似する
また、シャドーイングでイギリス英語を真似することも効果的です。
シャドーイングとは、音声を聞きながら、その音声を追いかけるように同時にセリフを言う学習テクニックです。
これはとてもシンプルで簡単な勉強法に聞こえますが、実際にやってみるとわかりますが、意外と難しいです。
特にはじめのうちは音声のスピードについていけない方が殆どだと思います。 シャドーイングを行う際には、まず先にテキストを読んで知らない単語やフレーズがあれば、その意味を調べます。 その後、音声を聴きます。
最後のステップはテキストを読みながら音声と一緒に声を出していきます。 このテクニックでは、「 英語発音やボキャブラリーの知識が上達する 」という学習効果が期待出来ますが、定期的に行うと同時にリスニング力も上がります。
イギリス英語専門のシャドーイング教材を手に入れて、音声に合わせて声を出しながら読むとさらに効果的です。 例えば、以下のような教材があります。
- イギリス英語を聞く THE RED BOOK (CD付):イギリス英語の発音やイントネーション、アクセントの違いを学ぶことができる教材です。 CDにはイギリス人のネイティブスピーカーが話す音声が収録されています。
- ブリティッシュイングリッシュマスター:ギリス英語の発音やボキャブラリー、文法、会話表現などを総合的に学ぶことができる教材です。 CDにはイギリス人のネイティブスピーカーが話す音声が収録されています。
イギリス英語のボキャブラリーや発音の特徴を学ぶ
さらに、イギリス英語のボキャブラリーや発音の特徴を学ぶことも大切です。
イギリス英語とアメリカ英語の違いで最も大きな点は「 ボキャブラリーの違い 」です。 ですから、初めてイギリス英語を聞いた方は、今までに聞いた事がない単語を耳にする可能性は高いです。
こういった単語の意味を辞書で調べて、イギリス英語の単語の知識を増やしていきましょう。
そして、できれば自分専用のイギリス単語リストを作っていきましょう。 例えば、以下のような単語はイギリス英語でよく使われます。
- trousers: アメリカ英語ではpantsと言います。
- lift: アメリカ英語ではelevatorと言います。
- rubbish: アメリカ英語ではtrashやgarbageと言います。
- biscuit: アメリカ英語ではcookieと言います。
- flat: アメリカ英語ではapartmentと言います。
また、母音や子音の発音もイギリス英語とアメリカ英語で異なります。 例えば、以下のような発音の違いがあります。
- water: イギリス英語では「ウォーター」と発音しますが、アメリカ英語では「ウォーダー」と発音します。
- car: イギリス英語では「カー」と発音しますが、アメリカ英語では「カル」と発音します。
- butter: イギリス英語では「バター」と発音しますが、アメリカ英語では「バダー」と発音します。
- bottle: イギリス英語では「ボトル」と発音しますが、アメリカ英語では「ボダル」と発音します。
これらの発音の違いを聞き分けることができるようになると、イギリス英語のリスニング力が格段に上がります。 イギリス英語の発音を学ぶためには、以下のような教材があります。
- イギリス英語の発音練習 (CD付):イギリス英語の母音や子音、アクセント、リズムなどを練習することができる教材です。 CDにはイギリス人のネイティブスピーカーが話す音声が収録されています。
- イギリス英語の発音トレーニング:イギリス英語の発音の基礎から応用までを学ぶことができる教材です。 CDにはイギリス人のネイティブスピーカーが話す音声が収録されています。
イギリス英語の話し言葉の繋がり方を知る
最後に、イギリス英語の話し言葉の繋がり方を知ることも必要です。
イギリス英語では、単語や文節が連結したり省略したりすることがよくあります。 例えば、以下のような表現があります。
- G’day mate: Good day mate の連結形です。
- Fancy a cuppa?: Fancy a cup of tea? の省略形です。
これらの表現を理解するためには、イギリス英語の文法や会話表現を学ぶことが必要です。 以下のような教材があります。
- イギリス英語会話マニュアル: イギリス英語の日常会話やビジネス会話などを学ぶことができる教材です。 CDにはイギリス人のネイティブスピーカーが話す音声が収録されています。
- イギリス英語文法入門:イギリス英語の文法の基本から応用までを学ぶことができる教材です。 CDにはイギリス人のネイティブスピーカーが話す音声が収録されています。
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まとめ
日本では、東京方言を基盤とした標準語(全国共通語)が実質的な公用語として普及していますが、地方ごとに多くの方言があります。
イギリス英語はアメリカ英語と異なる面を持ち、さらには英国国内でもイングランド、スコットランド、ウエールズ、北アイルランドなどそれぞれの地域や階層ごとでも多くの方言があります。
その中でイギリス英語の伝統的な事実上の標準発音である「Received Pronunciation:容認発音」というものがあります。
この発音は、イギリスの上流階級や教養のある人々、王族やBBCのアナウンサーなどが話すものとして知られています。
日本人としてはまずは容認発音のイギリス英語を学習すべきでしょう。
しかし、イギリス国内だけでも多数の方言があり、なかなか容易ではないものがあります。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
「英語スピーキング勉強法」「英語スピーキング学習は前置詞がカギ」「TOEIC・大学入試・英検リスニング勉強法」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-speaking-toeic/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
Amazon.co.jp: 山下長幸: 本、バイオグラフィー、最新アップデート