- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.09.20
更新日
2025.09.20

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(168)チャーリー・プース
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのです
が、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回はチャーリー・プースです。
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チャーリー・プースのフルネームは Charles Otto Puth Jr. です。
Charles
“Charles” は、フランス語の “Charles”(シャルル)に由来し、古フランス語の “Karolus” から派生しています。この名前はさらにゲルマン語の “Karl” にさかのぼります。
“Karl” は「自由な男」や「男性」を意味します。この名前は、力強さや自由、独立を象徴するものとされています。
“Karolus” は、ラテン語の「王」や「支配者」を意味する言葉に関連しています。
“Charlie” は “Charles” の愛称です。英語では、正式な名前の短縮形や愛称が一般的に使われます。例えば、”Charles” の場合、Charlie、Chuck、Chasのような愛称があります
Otto
“Otto” は、古高ドイツ語の “Audo” や “Odo” に由来します。この名前は、ゲルマン語の “aud” または “od” という語根から派生しています。この語根は「富」や「財産」を意味します。そのため、「Otto」という名前は「富裕な者」や「豊かな者」を意味します。
Puth
Puth は、ドイツ語の Pfaden に由来し、英語では Puth として使われます。この名前は、ドイツ語の Pfad(道)に関連しており、家族のルーツがドイツにあることを示しています。
Jr.
“Jr.” は、”Junior” の略で、名前の末尾に追加される修飾子です。“Junior” は、ラテン語の “juvenis” に由来します。この言葉は「若い」や「若者」を意味します。
“Jr.” または “Junior” は、同じ名前を持つ父親(または他の親族)と区別するために、同じ名前を持つ息子(または次の世代の親族)に使われます。例えば、”Charles Otto Puth Jr.” は、同じ名前の父親 “Charles Otto Puth” と区別するために “Jr.” を使います。この習慣は、家族の連続性や家族の伝統を強調するために使用されます。
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チャーリー・プースの生い立ち
チャーリー・プース(Charlie Puth)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身のシンガーソングライターです。彼の音楽は、ポップ、R&B、ポップロックなど、様々な要素が融合されており、世界中で多くのファンを獲得しています。
音楽一家に生まれ、幼少期から音楽と触れ合う
チャーリーは、音楽好きな家庭で育ちました。幼い頃からピアノを習い始め、自然と音楽の世界に引き込まれていきました。彼の音楽への情熱は、彼をバークリー音楽大学へと導きます。
バークリー音楽大学での学びと音楽活動の開始
バークリー音楽大学では、音楽制作やエンジニアリングを学びました。在学中から積極的に音楽活動を始め、YouTubeに自作の楽曲やカバー曲を投稿し、少しずつ注目を集めていきます。
ウィズ・カリファとのコラボレーションとブレイク
2014年、ラッパーのウィズ・カリファの楽曲「See You Again」で共演を果たし、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌に起用されたことで、一躍世界的な知名度を獲得しました。この曲は、ビルボードチャートでトップに輝き、彼の代表曲となりました。
独自の音楽スタイルと多才な才能
チャーリー・プースの音楽の特徴は、彼の繊細な歌声と、幅広い音楽ジャンルを融合させたメロディーにあります。ピアノやギターを演奏し、作詞・作曲も自ら行うなど、多才な才能を発揮しています。
チャーリー・プースの魅力
幅広い音楽性: ポップ、R&B、ポップロックなど、様々なジャンルの音楽を取り入れ、独自の音楽スタイルを確立しています。
繊細な歌声: 感動的なバラードからアップテンポな楽曲まで、幅広い楽曲を歌いこなすことができます。
高い音楽性: 作詞・作曲、アレンジ、プロデュースなど、音楽制作の全般を手がけることができます。
誠実な人柄: ファン思いの優しい性格で、多くのファンから愛されています。
まとめ
チャーリー・プースは、バークリー音楽大学で培った音楽理論と、独自の感性を融合させ、世界中で活躍するシンガーソングライターとなりました。彼の音楽は、多くの人々に感動を与え、これからも世界中の音楽シーンを牽引していくことでしょう。
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欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(167)ジャスティン・ビーバー
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。