- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 219. 英米の地名の由来を調べてみた
公開日
2025.09.27
更新日
2025.09.27

英米の地名の由来を調べてみた(16)シャーロット、ノースカロライナ州
日本人が日本の地名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。英米の地名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに英米の地名の由来を質問してみました。
今回はシャーロットです。
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シャーロット(Charlotte)の地名の由来
イギリス国王ジョージ3世の王妃シャーロットにちなんで名付けられました。シャーロットの地名は、イギリス王室との関連性を持ち、アメリカの植民地時代の歴史を象徴する名前となっています。
シャーロットの地名はフランス語の「Charlotte」に由来し、「自由人」または「自由な」を意味します。これは「Charles」(カール)の女性形で、ゲルマン語の「karlaz」(自由人、男らしい)から派生しています。
17世紀頃にフランス語から英語に取り入れられました。18世紀にイギリスで人気が高まり、特にジョージ3世の娘に付けられたことで知られるようになりました。
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シャーロット:アメリカ南東部の躍動する都市
シャーロットは、アメリカ合衆国ノースカロライナ州南西部に位置する都市です。メクレンバーグ郡の中心都市であり、同州最大の都市として、そしてアメリカ合衆国でも有数の経済都市として知られています。
愛称: クイーンシティ(Queen City)
人口
約87万人(2020年現在):ノースカロライナ州最大、全米でも上位の都市です。
主要産業
金融業: バンク・オブ・アメリカなど、大手金融機関の本社が置かれ、金融の中心地として機能しています。
エネルギー: 電気事業や再生可能エネルギー関連企業も盛んです。
製造業: 自動車部品、食品加工など、多様な製造業が発展しています。
サービス業: 医療、ITサービス、観光業なども重要な産業です。
歴史
18世紀: ジョージ3世の王妃シャーロットにちなんで名付けられ、ゴールドラッシュで一時は栄えました。
19世紀: 綿花栽培が盛んになり、南北戦争後は綿織物産業が発展しました。
20世紀: 金融業が成長し、現代的な都市へと変貌を遂げました。
地理
丘陵地帯: 比較的平坦な地形ですが、市内にはいくつかの丘陵地帯があります。
水系: カタバ川が流れ、都市の景観を彩っています。
気候
湿潤亜熱帯気候: 夏は暑く湿気があり、冬は温暖で雨が多いです。
その他
多文化: 多様な文化が共存しており、国際色豊かな都市です。
スポーツ: バスケットボールチーム「シャーロット・ホーネッツ」などが人気で、スポーツが盛んです。
芸術: 美術館や博物館などが充実しており、芸術文化も盛んです。
シャーロットの魅力
金融の中心地: バンク・オブ・アメリカなど、大手金融機関が集積しています。
多様な産業: 金融業だけでなく、製造業、サービス業など、多様な産業が発展しています。
活気あふれる都市: 新しいビジネスが生まれ、常に活気に満ちています。
シャーロットは、歴史と現代が融合した活気あふれる都市です。金融の中心地として知られる一方で、多様な文化やスポーツ、芸術が盛んで、住みやすい都市としても人気があります。
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以下のブログもご一読ください。
英米の地名の由来を調べてみた(15)インディアナポリス、インディア州の州都
https://www.eionken.co.jp/note/indianapolis/
英米の地名の由来を調べてみた(17)サンフランシスコ、カリフォルニア州
https://www.eionken.co.jp/note/san-francisco/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。
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