- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.11.01
更新日
2022.11.01
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(145)Don’t take that personally. 気を悪くしないでね
気を悪くしないでね
“Don’t take that personally.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
直訳としては「個人的に受け取らないでください」ですが、意図としては個人攻撃をしている訳ではないので、「気を悪くしないでね」「悪意はないです」という意味になります。
合唱コンクールの地区予選に、車いすの部員は、家族が自家用車で行けば良いのではと言った合唱部の部員たちに対して、車いすの部員が「君たちの発言にはいらつく」と発言した後のセリフです。
このセリフは、何かひどいことをした時「これはビジネスだから」と言った後、このセリフがよく出てきます。
「ビジネスは私情をはさんですべきでないので、非情なことでも仕方がないが、個人攻撃ではないよ」という意味合いです。
似た英熟語に“No offense to you, but~”(気を悪くしないで欲しいんだけど)というのもあります。この場合の“offense”は「気を悪くさせるもの」と言う意味です。
“personally”は「個人的に」を意味していて、発音は“pə́rsənəli”、音節は“per・son・al・ly”で4音節です。
英語リスニングとしては、仲間の部員達に苦言を呈したことに対して、あまり事を荒立てたくない感情を汲み取りたいものです。
英語スピーキングとしては、個人攻撃ではないと発言したいときにこの表現を使いたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード9)
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