- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.07.16
更新日
2025.08.04

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(92)エマ・ストーン
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回は、エマ・ストーンです。
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エマ・ストーンのフルネームは Emma Stone です。
エマ(Emma)
語源: エマという名前は、ゲルマン語の「ermen」または「irmin」に由来し、「全て」または「普遍的なもの」を意味します。
歴史的背景: エマという名前は中世ヨーロッパで広まりました。特に有名な人物には、イングランドのエマ王妃(A.D.1002-1052)、フランスの王太子妃、神聖ローマ皇后などがいます。これにより、エマという名前は王族や貴族の間で人気となりました。
近年、エマという名前は世界中で非常に人気があります。その理由の一つは、シンプルでありながらエレガントな響きが多くの親に好まれるからです。
ちなみにEmmaの発音は「エンマ」となります。
ストーン (Stone)
英語の「Stone」で「石」や「岩」を意味します。
エマ・ストーンの祖父がスウェーデンからアメリカに移住した際に、スウェーデン語の「ステン (Sten)」を英語化したものです。スウェーデン語の「Sten」は古ノルド語の「Steinn」に由来し、「石」や「岩」を意味します。スウェーデンやノルウェー、デンマークなどの北欧諸国では、自然や地形に由来する名前が多く使われてきました。中世の北欧では、石は強さや安定性の象徴とされていました。これは、北欧の厳しい自然環境の中での生存や建築物の基礎に欠かせないものであったためです。
歴史上の著名な人物には、スウェーデンの王であるスティン・ストゥーレ (Sten Sture) などがいます。彼はスウェーデンの独立を守るために戦った指導者の一人として知られています。
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エマ・ストーン:ハリウッドを代表する女優の輝かしいキャリア
エマ・ストーンは、アメリカを代表する女優の一人です。その明るい笑顔とコミカルな演技で多くの人々を魅了し、特にミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』での主演は、彼女の代表作として知られています。
アリゾナ州生まれのスター
生誕: 1988年11月6日、アメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデール生まれ。本名はエミリー・ジーン・ストーン。
幼少期: 幼い頃から演劇に興味を持ち、地元の劇団や即興劇のグループに参加していました。
女優への道: 11歳で初めて舞台に出演し、その後も積極的に演技の経験を積みます。
ハリウッドでの活躍
映画デビュー: 2007年、映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で映画デビュー。
ブレイク: 2010年、映画『イージー・A』でヒロイン役を演じ、一躍注目を集めます。
ミュージカル映画への挑戦: 2016年、ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』で主演を務め、アカデミー主演女優賞を受賞するなど、大ブレイクを果たします。
多彩な役柄: コメディからドラマまで、幅広いジャンルの作品に出演し、その演技力の高さを証明しています。
プライベートな一面
結婚: 2020年、俳優のデイヴ・マッカリーと結婚。
克服した吃音: 幼少期から悩んでいた吃音を克服した経験を持ち、その経験を公にしています。
エマ・ストーンの魅力
明るくてポジティブなキャラクター: 彼女の明るい笑顔とポジティブなキャラクターは、多くの人々を惹きつけます。
卓越した演技力: コメディからドラマまで、幅広い演技力を持つ実力派女優です。
歌の才能: 『ラ・ラ・ランド』での歌唱シーンは、その歌の才能の高さを証明しました。
まとめ
エマ・ストーンは、その明るさと才能でハリウッドを代表する女優の一人となりました。今後も彼女の活躍から目が離せません。
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以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(91)ナタリー・ポートマン
https://www.eionken.co.jp/note/nathalie-portman-name/
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(93)スカーレット・ヨハンソン
https://www.eionken.co.jp/note/scarlett-ingrid-johansson-name/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など17冊がある。