- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 194. ChatGPT活用英語学習
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.02

ChatGPTに英語の男性言葉・女性言葉を聞いてみた(ChatGPT英語学習)
ChatGPTは、米国OpenAI社が2022年11月に公開した人工知能チャットボットです。
幅広い分野の質問に詳細な回答を生成できることから注目を集めています。
そのChatGPTに、英語の男性言葉・女性言葉を聞いてみました。
男性言葉・女性言葉
日本語では男性言葉・女性言葉があります。
以下のような例です。
男性言葉「おや、雨が降ってきたな」
女性言葉「あら、雨がふってきたわ」
英語においても男性言葉・女性言葉が存在します。
ある日本人男性が米国駐在に向けて日本で英会話のレッスンを受けて勉強しました。勇躍、米国に赴任し、米国人の同僚と会話したところ、その日本人男性は米国人の同僚から話し方が女性っぽくて変だと言われたそうです。
その日本人男性は日本での英会話レッスンの先生が米国人女性だったことを思い出し、男性の米国人を先生とすべきだったと感じたそうです。
今日、オンライン英会話サービスが普及し、英語ネイティブスピーカーとの英会話レッスンが気軽に受けることができるようになりました。その際、もし、英語スピーキング力強化のために、オンライン英会話レッスンを受けるのであれば、自分と同性の先生を選択することをお勧めします。その方が自分の性の言葉を容易に学習することができます。
ちなみに、オンライン英会話レッスンの目的が自分と異なる性の言葉のリスニング力向上の目的なのであれば、男性なら女性の講師、女性なら男性の講師と自分とは異なる性の先生を選択することが必要でしょう。

ChatGPTによる英語の男性言葉・女性言葉
英語の男性言葉・女性言葉の参考書はあまり見当たらないので、ChatGPTに男性言葉・女性言葉サンプルを提示するようお願いしました。
最初、ChatGPTは英語における男性言葉・女性言葉を提示して欲しいと言う質問が良く理解できず適切でない回答でしたが、質問欄に英語における男性言葉・女性言葉のサンプルを3つほど入れたところ、適切な回答を返してくれました。
以下がChatGPTによる英語の男性言葉・女性言葉の回答です。
***
英語における男性言葉はより直接的で力強く、女性言葉はより柔軟で丁寧な表現を用いています。
また、男性言葉はしばしば男性の特定の特質や行動を称賛したり指摘したりするために使用されますが、女性言葉では同様の意味や感情を表現するために異なる言葉やフレーズが使われることがあります。
これらの言葉遣いの違いは、男性と女性の社会的な役割や性別に関するステレオタイプと結びついている場合もありますが、個々の表現は人によって異なる場合がありますので、注意が必要です。
男性言葉:“I’m going out with the guys.”「男友達と出かけるよ」
女性言葉:“I’m going out with my friends.” 「友達と出かける予定なの」
男性言葉では「ガイズ(男性)と外出する」と言及していますが、女性言葉ではより一般的な「友達と外出する」と言及しています。
男性言葉:“I nailed that presentation!” 「プレゼンを完璧にやった!」
女性言葉:“I aced that presentation!” 「プレゼンが素晴らしかったわ!」
男性言葉では「プレゼンをネイルド(完璧に成功)した」と表現していますが、女性言葉では同様の意味で「プレゼンをエース(優れた成績)した」と表現しています。
男性言葉:“I need to toughen up.” 「もっとタフにならないと」
女性言葉:“I need to be more resilient.” 「もっとしっかりしないと」
男性言葉では「固くなる必要がある」と自身の心理的または感情的な強さを指していますが、女性言葉では「より強靭になる必要がある」と自己回復力や精神的な強さを指しています。
男性言葉:“He’s a real ladies’ man.” 「彼は本当の女好きだ」
女性言葉:“He’s very popular with women.” 「彼は女性にとても人気があるわ」
男性言葉では「本物の女性好きの男性」と表現していますが、女性言葉では「女性にとても人気のある男性」と表現しています。
男性言葉:“I need to man up and face my fears.” 「男らしくなって恐怖に立ち向かわないと」
女性言葉:“I need to gather courage and face my fears.” 「勇気を持って恐怖に立ち向かわないと」
男性言葉では「男らしくなければならず、恐怖に立ち向かわなければならない」と言及していますが、女性言葉では「勇気を集めて恐怖に立ち向かわなければならない」と言及しています。
男性言葉:“I don’t need anyone’s help, I can handle it myself.” 「誰の助けもいらない、自分でやってみせる」
女性言葉:“I appreciate the offer, but I can manage it on my own.” 「お心遣いに感謝するけれど、一人で対処できます」
男性言葉では「誰の助けも必要ない、自分で処理できる」と自己の独立性を表現していますが、女性言葉では「提案に感謝しているが、自分で管理できる」と言及しています。
男性言葉:“You’re such a stud!” 「お前はすごいやつだな!」
女性言葉:“You’re so impressive!”「あなたはとても素晴らしい!」
男性言葉では「お前は男らしい(魅力的な)」と褒め言葉として使われますが、女性言葉では「あなたはとても印象的だ」と褒め言葉として使われます。
男性言葉:“He’s a player.” 「彼は遊び人だ」
女性言葉:“He’s a flirt.” 「彼はちょっと浮気っぽい」
男性言葉では「彼は遊び人」と言及していますが、女性言葉では「彼は浮気者」と言及しています。
男性言葉:“Stop being such a crybaby!” 「泣き虫はやめろ!」
女性言葉:“Don’t be so sensitive!” 「そんなに敏感にならないで!」
男性言葉では「泣き虫であるのをやめろ」と厳しく指摘していますが、女性言葉では「そんなに敏感にならないで」とやわらかく指摘しています。
男性言葉:“She’s a knockout.” 「彼女は衝撃的だ」
女性言葉:“She’s stunning.” 「彼女は素晴らしい」
男性言葉では「彼女はノックアウト(驚くほど美しい)だ」と言及していますが、女性言葉では「彼女は見事だ」と言及しています。
男性言葉:“He’s a real jock.” 「彼は本物のスポーツマンだ」
女性言葉:“He’s very athletic.” 「彼はとてもスポーティ」
男性言葉では「彼は本物のスポーツマン」と表現していますが、女性言葉では「彼は非常にアスレチックだ」と表現しています。
男性言葉:“You’re such a rockstar!” 「お前はまるでロックスターだ!」
女性言葉:“You’re amazing!” 「あなたは素晴らしい!」
男性言葉では「お前はまさにロックスター」と褒め言葉として使われますが、女性言葉では「あなたは素晴らしい」と褒め言葉として使われます。
男性言葉:“I’m gonna hit the gym and pump some iron.” 「ジムに行って鉄を(ダンベルなどで)鍛えるぜ」
女性言葉:“I’m going to the gym for a workout.” 「ジムに行ってワークアウトするわ」
男性言葉では「ジムに行って鉄(ダンベルなど)をポンピングするつもりだ」と言及していますが、女性言葉ではより一般的な「トレーニングのためにジムに行く」と言及しています。
男性言葉:“Let’s go grab some beers.” 「ビールでも飲みに行こうぜ」
女性言葉:“Let’s go have some drinks.” 「飲み物でも飲みに行こうね」
男性言葉では「ビールをつかまえに行こう」と言及していますが、女性言葉ではより一般的な「飲み物を楽しもう」と言及しています。
男性言葉:“You’re a real man’s man.” 「お前は本当の男の中の男だな」
女性言葉:“You’re very masculine.” 「あなたはとても男らしい」
男性言葉では「お前は本当の男の中の男だ」と言及していますが、女性言葉では「あなたはとても男らしい」と言及しています。
男性言葉:“She’s a tomboy.” 「彼女は本当のおてんば娘だ」
女性言葉:“She’s a bit of a tomboy.” 「彼女は少し男っぽい」
男性言葉では「彼女はトムボーイ(少女らしくない)だ」と言及していますが、女性言葉では「彼女は少しトムボーイだ」と言及しています。
男性言葉:“He’s a real tough guy.” 「彼は本当のタフガイだ」
女性言葉:“He’s very strong.” 「彼はとても強い」
男性言葉では「彼は本物のタフガイ(強い男)だ」と言及していますが、女性言葉では「彼はとても強い」と言及しています。
男性言葉:“He’s a real charmer.” 「彼は本当にチャーミングだ」
女性言葉:“He’s very charming.” 「彼はとても魅力的」
男性言葉では「彼は本物のチャーマー(魅力的な人)だ」と言及していますが、女性言葉では「彼はとても魅力的だ」と言及しています。
男性言葉:“Stop being so bossy!” 「そんなに威張るな!」
女性言葉:“Don’t be so controlling!”「そんなに支配的にならないで!」
男性言葉では「そんなにボスっぽくするのをやめろ」と厳しく指摘していますが、女性言葉では「そんなにコントロール的にならないで」とやわらかく指摘しています。
男性言葉:“Man, that’s a bold move!” 「おい、それは大胆な一手だな!」
女性言葉:“Wow, that’s quite daring!”「わあ、それはかなり勇気のある行動だ!」
男性言葉では「おお、それは大胆な一手だ!」と驚きながら言及していますが、女性言葉では「わあ、それはかなり大胆だ!」と驚きながら言及しています。
男性言葉:“You’re a genius, man!” 「お前は天才だ!」
女性言葉:“You’re brilliant!”「君はすごいね!」
男性言葉では「お前は天才だ、男よ!」と褒め言葉として使われますが、女性言葉では「あなたは素晴らしい!」と褒め言葉として使われます。
男性言葉:“He’s a real risk-taker.” 「彼は本当の冒険家だ」
女性言葉:“He’s quite adventurous.”「彼はかなり冒険好きだ」
男性言葉では「彼は本物のリスクテイカー(危険を冒す人)だ」と言及していますが、女性言葉では「彼はかなり冒険好きだ」と言及しています。
男性言葉:“He’s got a strong competitive spirit.” 「彼は強い競争心を持っている」
女性言葉:“She’s very ambitious.”「彼女は非常に野心的だ」
男性言葉では「彼は強い競争心を持っている」と言及していますが、女性言葉では「彼女は非常に野心的だ」と言及しています。
男性言葉:“He’s a real action hero.” 「彼は本当のアクションヒーローだ」
女性言葉:“She’s a true go-getter.”「彼女は本当の積極的な人だ」
男性言葉では「彼は本物のアクションヒーローだ」と言及していますが、女性言葉では「彼女は本当の成功者だ」と言及しています。
男性言葉:“Man, you’re the king of the world!” 「おい、お前は世界の王者だ!」
女性言葉:“Wow, you’re at the top of your game!”「わあ、あなたは最高の状態にいるね!」
男性言葉では「お前は世界の王だ!」と驚きながら言及していますが、女性言葉では「わあ、あなたは自分のゲームの頂点にいる!」と驚きながら言及しています。
まとめ
英語における男性言葉・女性言葉の違いは結構あるものですね。
日本の学校教育英語ではなかなか英語における男性言葉・女性言葉の区別までマスターしきれないのが現状ですが、ChatGPTを使うとこのような感じで用例提示をしてくれるので、有効利用したいものです。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
「英語スピーキング勉強法」「英語スピーキング学習は前置詞がカギ」「TOEIC・大学入試・英検リスニング勉強法」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-speaking-toeic/
英音研noteページ
https://note.com/eionken
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
Amazon.co.jp: 山下長幸: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
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