- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.05.02
更新日
2025.05.03

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(17)バッハ
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハです。
***
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの英語名は Johann Sebastian Bach です。
Johann
ヨハンは「神は恵み深い」という意味を持つドイツ語の名前です。
Sebastian
セバスティアンは、ギリシャ語の「Sebastos」に由来し、「尊敬される」や「神聖な」という意味があります。
Bach
バッハという姓は、ドイツ語で「小川」や「小さな川」を意味します。この姓は、彼の家系が中世ドイツの田舎に住んでいたことを示しています。バッハ家は、多くの優れた音楽家を輩出した家系として知られています。
***
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:音楽の父と呼ばれる男の生涯
ヨハン・ゼバスティアン・バッハは、17世紀から18世紀にかけて活躍したドイツの作曲家・オルガニストです。彼の音楽は、その深遠な構造美と宗教的な崇高さから、しばしば「音楽の聖書」と称されるほど。バロック音楽の巨匠として、後の音楽家に多大な影響を与えました。
音楽一家に生まれた少年時代
生誕: 1685年3月31日、ドイツのアイゼナハに生まれました。バッハ家は代々音楽家の一族で、父もオルガニストでした。
音楽教育: 幼少の頃から、父から音楽の基礎を学びます。特に、オルガンとヴァイオリンの演奏を習得しました。
兄との出会い: 兄のヨハン・クリストフ・バッハは、オルガニストとして活躍しており、バッハは兄の作品に触れ、音楽の才能を開花させていきます。
さまざまな場所で音楽を学ぶ
オルガニストとしての活動: 青年期には、各地の教会でオルガニストとして働きながら、作曲活動を始めます。
音楽家との出会い: ディートリヒ・ブクステフーデやヨハン・パッヘルベルなど、当時の著名な音楽家と出会い、彼らの音楽から多くのことを学びます。
ライプツィヒ聖トーマス教会カンター: 1723年、ライプツィヒの聖トーマス教会カンターに就任。ここで、多くの宗教音楽作品やカンタータを作曲します。
バッハの音楽の特徴と業績
多様なジャンル: バッハは、オルガン曲、カンタータ、ミサ曲、パッシオ、協奏曲など、多岐にわたるジャンルの作品を数多く作曲しました。
対位法の達人: バッハは、複数の旋律を組み合わせる対位法の技術を極め、複雑で美しい音楽を作り出しました。
宗教音楽: 宗教的な信仰心に基づいた作品が多く、その音楽には深い精神性が感じられます。
鍵盤楽器の巨匠: オルガンとチェンバロの演奏家としても卓越しており、多くの作品を自ら演奏しました。
バッハの死とその後
晩年: 晩年は視力を失い、新作の作曲活動は難しくなります。しかし、弟子たちに口述によって作品を伝えていました。
死: 1750年7月28日、ライプツィヒで亡くなりました。
再評価: バッハの音楽は、生前よりも死後、その価値が見直され、後の作曲家たちに大きな影響を与えました。
まとめ
ヨハン・ゼバスティアン・バッハは、音楽史上に燦然と輝く作曲家です。彼の音楽は、その深遠な構造美と宗教的な崇高さから、今もなお人々を魅了し続けています。バッハの音楽は、クラシック音楽の基礎を築き、後の作曲家たちに多大な影響を与えました。
***
以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(16)オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)
https://www.eionken.co.jp/note/audrey-hepburn-name/
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(18)ビスマルク
https://www.eionken.co.jp/note/otto-eduard-leopold-von-bismarck-name/
***
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。