- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.07.10
更新日
2025.07.11

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(86)ジュリー・アンドリュース
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回は、ジュリー・アンドリュースです。
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ジュリー・アンドリュースのフルネームは Dame Julie Elizabeth Andrewsです。
「Julie」(ジュリー)
起源: 「Julie」はラテン語の「Julius」に由来し、「若い」や「子孫」という意味を持ちます。この名前はローマ時代にさかのぼり、古典的な由緒を持つ名前です。
意味: 「Julie」という名前は、「若々しい」や「活気に満ちた」という意味を持つことが多いです。また、家族や血統を重んじる意味もあります。
普及: フランス語圏や英語圏で特に人気のある名前で、多くの文化で愛され続けています。
「Andrews」(アンドリュース)
英語圏でよく見られる姓で、以下のような意味や背景を持ちます:
起源: 「Andrews」という姓は、ギリシャ語の「Andreas」(アンドレアス)に由来し、「男らしい」や「勇敢な」という意味を持ちます。この名前はキリスト教の聖人、聖アンドレアスに関連しています。
姓の形態: 「Andrews」という形は、パトロニミック(父称)姓であり、「Andrew」の息子を意味します。このような姓は、家族の出自を示すために使われました。
歴史的背景: 中世ヨーロッパでは、父親の名前に「s」を付け加えることで、その子孫であることを示すことが一般的でした。「Andrews」もその一例です。
普及: イギリス、スコットランド、アイルランド、そしてアメリカ合衆国などの英語圏で広く使われている姓です。
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ジュリー・アンドリュース:メリー・ポピンズの魔法使い
ジュリー・アンドリュースは、イギリス出身の女優、歌手、作家、演出家、ダンサーとして、世界中で愛される存在です。特に、ディズニー映画『メリー・ポピンズ』のメリー役で知られており、その美しい歌声とチャーミングな笑顔は、多くの人々の心を掴みました。
舞台からスクリーンへ、そして世界へ
生い立ち: 1935年、イギリスのサリー州で生まれました。両親は、父親が学校教師、母親がピアニストという芸術的な家庭環境で育ちます。幼い頃から歌やダンスの才能を発揮し、舞台に立つことを夢見ていました。
舞台デビュー: 12歳で子役として舞台デビュー。その後、ウェストエンドやブロードウェイでミュージカル女優として活躍し、特に『マイ・フェア・レディ』や『キャメロット』などの作品で高い評価を得ました。
映画界への進出: 舞台での成功を背景に、映画界へ進出。1964年にディズニー映画『メリー・ポピンズ』で主演を務め、その透明感のある歌声と演技力でアカデミー主演女優賞を受賞し、世界的なスターとなりました。
多才な才能: 映画だけでなく、ミュージカル、テレビドラマ、さらには絵本作家としても活躍。その幅広い才能は、人々を魅了し続けています。
メリー・ポピンズの魔法
メリー・ポピンズの印象: ジュリー・アンドリュースといえば、多くの人にとって『メリー・ポピンズ』のメリー役が最も印象的でしょう。彼女は、魔法の力で子供たちの心を癒し、楽しませるナニーを、明るくチャーミングに演じました。
歌声の美しさ: 彼女の澄んだ歌声は、聴く人の心を癒やします。「チム・チム・チェリー」や「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」など、映画の中で歌われた曲は、今でも多くの人々に愛されています。
後半生と現在
喉の手術: 1997年に喉の手術を受け、高音域が出せなくなってしまうという困難を経験しました。しかし、その経験を乗り越え、声の新たな可能性に挑戦し続けています。
作家としての活躍: 子供向けの絵本や小説を執筆し、作家としても活躍しています。
現在: 現在は、映画や舞台への出演は減っていますが、声優やナレーションなど、様々な分野で活躍しています。
ジュリー・アンドリュースの魅力
透明感のある歌声: 彼女の澄んだ歌声は、聴く人の心を癒し、元気づけてくれます。
チャーミングな笑顔: 彼女の明るい笑顔は、見る人を幸せな気持ちにしてくれます。
多才な才能: 女優、歌手、作家、演出家など、様々な分野で活躍できる才能の持ち主です。
温かい人柄: 彼女の温かい人柄は、多くの人々から愛されています。
まとめ
ジュリー・アンドリュースは、その美貌、歌声、そして演技力で、世界中の多くの人々を魅了してきました。『メリー・ポピンズ』のメリー役をはじめ、数々の素晴らしい作品を残し、今後もその活躍が期待される女優の一人です。
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以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(85)エリザベス・テイラー
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欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(87)キャサリン・ヘプバーン
https://www.eionken.co.jp/note/catherine-ann-hepburn-name/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。