- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 218. 欧米偉人の氏名の由来を調べてみた
公開日
2025.04.16
更新日
2025.04.18

欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(2)レオナルド・ダ・ヴィンチ
日本人が日本人の漢字の氏名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。欧米の方々の氏名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに欧米偉人の氏名の由来を質問してみました。
今回は、レオナルド・ダ・ヴィンチです。
***
レオナルド・ダ・ヴィンチの本名は「Leonardo di ser Piero da Vinci」です。
Leonardo
Leonardo(レオナルド)は、ラテン語の「Leo」(獅子)と「ardus」(勇敢な)に由来し、「勇敢な獅子」という意味があります。この名前は中世ヨーロッパで広く使われていました。
di ser Piero
di ser Pieroは、文字通り「Pieroの息子」という意味です。「ser」は敬称で、当時のイタリア語で「〜氏」を意味します。「Piero」は彼の父親の名前で、ピエロはイタリア語で「ペトロ(岩)」に由来しています。
da Vinci
da Vinciは「ヴィンチの」という意味です。ヴィンチ(Vinci)はイタリアのトスカーナ地方にある小さな村で、彼の出身地を指しています。
したがって、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は「ヴィンチ村出身のピエロの息子の勇敢な獅子」という意味になります。
レオナルド・ダ・ヴィンチの名前は彼の出自や家族背景を反映しており、彼がどこから来たのかを示しています。
***
レオナルド・ダ・ヴィンチの波乱万丈な生い立ち
レオナルド・ダ・ヴィンチは、ルネサンス期を代表する芸術家であり、科学者、発明家としてもその名を知られています。彼の多才ぶりは今もなお人々を魅了し続けていますが、その生涯は謎に包まれた部分も多く、多くの研究者が生涯を捧げて解き明かそうとしています。
幼少期と才能の開花
生まれ: 1452年、イタリアのヴィンチ村で生まれました。父親は公証人、母親は農民の娘という記録が残っていますが、詳しいことは分かっていません。
才能の芽生え: 幼少期から絵画や彫刻、音楽など、様々な分野に才能を示しました。特に、自然観察に熱心で、植物や動物を詳細にスケッチに残しています。
ヴェロッキオの工房へ: 14歳頃にフィレンツェの芸術家、アンドレア・デル・ヴェロッキオの工房に入門し、本格的に芸術を学び始めます。
ミラノ公への仕えと多才な才能の発揮
ミラノへ: 20代でミラノに移り、スフォルツァ家の宮廷画家として活躍します。
多才な才能: 絵画だけでなく、彫刻、建築、音楽、科学、発明など、幅広い分野で才能を発揮しました。
代表作の誕生: ミラノ時代に、「最後の晩餐」や「モナ・リザ」といった代表作を制作します。
科学への探求: 人体解剖や機械設計など、科学的な探求も深め、多くのノートを残しました。
ローマとフランスでの晩年
ローマへ: ミラノがフランス軍に占領されるとローマに移り、メディチ家の庇護を受けます。
フランス王の招き: 晩年はフランス王フランソワ1世に招かれ、クロ・リュセ城で生涯を閉じます。
レオナルド・ダ・ヴィンチの遺産
レオナルド・ダ・ヴィンチは、単なる芸術家を超えて、まさに「万能の天才」と呼ばれるべき人物でした。彼の残した作品やノートは、現代においても科学者や芸術家たちに大きな影響を与え続けています。
主な特徴と業績
芸術: 絵画、彫刻、建築など、あらゆる芸術分野で卓越した才能を発揮。
科学: 人体解剖、機械設計、都市計画など、幅広い分野で科学的な研究を行った。
発明: ヘリコプターや戦車など、現代につながる発明品を数多く考案。
自然への深い愛情: 自然を観察し、その美しさを作品に昇華させた。
なぜレオナルド・ダ・ヴィンチは特別な存在なのか?
時代をはるかに超えた発想: レオナルドのアイデアや発明品の中には、彼が生きていた時代では実現不可能なものも多く、現代においても注目を集めています。
芸術と科学の融合: 芸術と科学を融合させ、新たな表現の可能性を切り開きました。
謎に包まれた生涯: 彼の生涯には謎が多く、その神秘的な魅力が人々を惹きつけます。
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯は、私たちに無限の可能性と創造性を教えてくれます。彼の作品や思想は、現代においてもなお、多くの分野で研究され、新たな発見がされています。
***
以下のブログもご一読ください。
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(1)トーマス・エジソン
https://www.eionken.co.jp/note/thomas-alva-edison-name/
欧米偉人の氏名の由来を調べてみた(3)アルベルト・アインシュタイン
https://www.eionken.co.jp/note/steven-paul-jobs-name/
***
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
Amazon.co.jp: 山下長幸: 本、バイオグラフィー、最新アップデート