- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 178. Copilot Bing AI活用英語学習
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.02

Copilot Bing AIに米国人が小学校・中学校・高校で学習する英単語数を聞いてみた(Copilot Bing AI 英語学習)
Copilot Bing AIはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
そのCopilot Bing AIに小学校・中学校・高校で学習する英単語数を聞いてみました。
Copilot Bing AIによる米国人が小学校・中学校・高校で学習する英単語数
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
以下の表は、学年、その学年で学習する英単語数、その時点で累積で学習する英単語数を示しています。
***
米国の小学校1年生から高校3年生までの各学年で学習する英単語の数は以下のようになります。
| 学年 | 学習英単語数 | 累計の学習英単語数 |
| 小学校1年 | 1,000語 | 1,000語 |
| 小学校2年 | 2,000語 | 3,000語 |
| 小学校3年 | 3,000語 | 6,000語 |
| 小学校4年 | 3,000語 | 9,000語 |
| 小学校5年 | 3,000語 | 12,000語 |
| 小学校6年 | 3,000語 | 15,000語 |
| 中学校1年 | 3,500語 | 18,500語 |
| 中学校2年 | 3,500語 | 22,000語 |
| 中学校3年 | 3,500語 | 25,500語 |
| 高校1年 | 4,000語 | 29,500語 |
| 高校2年 | 4,000語 | 33,500語 |
| 高校3年 | 4,000語 | 37,500語 |

***
まとめ
かなり衝撃的な結果となりました。
日本の大学受験の英語で必要とされる英単語数は6,000語とも言われているので、米国の小学校3年修了時点と同じですね。ただし、日米で6,000語の内訳はかなり異なるものと想定されます。おそらく、日本の大学受験の英語で必要とされる英単語はかなり難しいものも含まれていると思われます。
高校3年修了時点では、日本人大学受験生が6,000語で、米国の高校3年修了時点で3万7,500語と大きく引き離されています。
英文読解、英作文、英語リスニング、英語スピーキングなどの英語力の基盤は英単語力ですが、日本人は圧倒的に英単語力が乏しいため、英語力も十分でないと言うことだと思います。
英語ばかり勉強している訳にはいきませんが、もっと効率よく英単語力を増強するための方法論が求められていると思います。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
「英語スピーキング勉強法」「英語スピーキング学習は前置詞がカギ」「TOEIC・大学入試・英検リスニング勉強法」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-speaking-toeic/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。