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- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 204.心に響く英語ことわざ2

公開日
2025.11.10

更新日
2025.11.11

心に響く英語ことわざ(828)「レ・ミゼラブル」で有名なフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの名言 One of the hardest tasks is to extract continually from one’s soul an almost inexhaustible ill will. (悪意を持ち続けることは人間の限りある精神資源を浪費)

心に響く英語ことわざ(828)「レ・ミゼラブル」で有名なフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの名言 One of the hardest tasks is to extract continually from one’s soul an almost inexhaustible ill will. (悪意を持ち続けることは人間の限りある精神資源を浪費)

“One of the hardest tasks is to extract continually from one’s soul an almost inexhaustible ill will.”

直訳は「最も困難な課題の一つは、ほとんど尽きることのない悪意を、自らの魂から継続的に引き出すことだ」で、これは、フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーが、「人間の本質と負の感情の根深さ」について説いた、逆説的かつ深遠な心理的な洞察です。

この名言は、一般的な意味での「悪意を持つことが課題である」という単純な批判ではなく、人間が他者を憎んだり、傷つけたりする際に費やす「精神的なエネルギーと労力」の途方のなさを皮肉っています。愛や善意を継続することの難しさと同様に、底の見えない「悪意」を継続し維持することも、また「困難な課題」であるという痛烈な指摘です。

名言の意味:悪意の維持に潜む努力

この言葉は、ユーゴーが『レ・ミゼラブル』などの作品を通じて示した、人間の心に巣食う「悪」の永続性と、それを手放すことの難しさに関する洞察に基づいています。

彼は、人間の魂(soul)の奥深くには、尽きることのない「悪意(ill will)」が潜在しており、憎しみや復讐といったネガティブな感情を継続することは、創造的な活動と同等か、それ以上に「労力(hardest tasks)」を要すると表現しています。つまり、悪意を持ち続けること自体が、人間の限りある精神資源を浪費する、極めて「非生産的な努力」であると暗に批判しているのです。

鍵となる要素

  • An Almost Inexhaustible Ill Will(ほとんど尽きることのない悪意): 人間の心の弱さや影の部分を示しています。悪意や憎しみは、単発で終わるのではなく、意識的な努力をやめない限り、何度でも沸き上がってくる根源的な性質を持っているという認識です。
  • To Extract Continually(継続的に引き出すこと): 悪意を継続するためには、過去の恨みや不満を忘れることなく、常に心の底からその感情を「引き出し」ていなければなりません。この「継続的な抽出」こそが、最も疲弊し、人生を無駄にする行為であるとユーゴーは説いています。

類似の洞察と教訓

似た意味の英語の名言

  • “Resentment is like drinking poison and waiting for the other person to die.” (恨みは、毒を飲みながら、相手が死ぬのを待つようなものだ。) 悪意や恨みを持ち続けることが、他者を傷つける前に自分自身を滅ぼす「困難な課題」であるという点で、ユーゴーの皮肉と共通しています。
  • “Holding onto anger is like grasping a hot coal with the intent of throwing it at someone else; you are the one who gets burned.” (怒りを持ち続けることは、誰かに投げつけようとして熱い石炭を握り続けるようなものだ。火傷するのはあなた自身だ。) 仏教の教えで、悪意の維持が自己破壊的であるという、感情的なコストの高さを示しています。

似た意味の日本語のことわざ

  • 「情けは人のためならず」(なさけはひとのためならず) 人に親切にすることは、巡り巡って自分に良い結果をもたらすという意味で、「悪意を継続する努力」というネガティブな行為の逆の側面、すなわち「善意の継続」の重要性を示唆します。

ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)の生い立ち

ヴィクトル・ユーゴー(1802-1885)は、フランスの詩人、小説家であり、ロマン主義文学の巨匠です。政治的な激動と亡命を経験しました。

彼は、自作の小説で、人間の持つ「光と闇」を深く探求しました。特に、『レ・ミゼラブル』のジャベール警部のように、自身の厳格な信条や恨み(悪意)にとらわれて、その感情を維持するために全ての精神力を注ぎ込み、最後に自己を破滅させる人物像を描くことで、この「困難な課題」の本質を読者に示しました。悪意を手放すことこそが、真の人間的な解放であるという、彼の深い願いがこの言葉に込められています。

このユーゴーの洞察は、あなたが誰かに対する「悪意」を抱いたとき、それが自分にどれほどの「継続的な労力」を強いているかを立ち止まって考えるきっかけを与えてくれます。

***

心に響く英語ことわざ(827)米国独立に尽力した第三代大統領トーマス・ジェファーソンの名言 Determine never to be idle. No person will have occasion to complain of the want of time who never loses any. It is wonderful how much may be done if we are always doing.(成功の鍵は、時間を最大限に活用する「継続的な行動」にある)

https://www.eionken.co.jp/note/determine-never-to-be-idle/

心に響く英語ことわざ(829)相対性理論を構築したドイツの物理学者アルベルト・アインシュタインの名言 Our task must be to free ourselves by widening our circle of compassion to embrace all living creatures and the whole of nature and its beauty. (人間の究極の目標は自己のエゴからの解放)

https://www.eionken.co.jp/note/our-task-must-be-to-free-ourselves/

著者Profile

山下 長幸(やました ながゆき)

・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。

・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。

Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート

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