- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 204.心に響く英語ことわざ2
公開日
2025.12.14
更新日
2025.12.14
心に響く英語ことわざ(903)アメリカの人権活動家ヘレン・ケラーの名言 Optimism is the faith that leads to achievement. Nothing can be done without hope and confidence.(楽観主義は達成へと導く信念である)
“Optimism is the faith that leads to achievement. Nothing can be done without hope and confidence.”
直訳は「楽観主義とは、達成へと導く信念である。希望と自信がなければ、何も成し遂げることはできない」で、似た意味の言葉に「為せば成る」「信念は成功の母」があります。
ヘレン・ケラー(Helen Keller)の名言 Optimism is the faith…の意味
この言葉は、視覚と聴覚の重複障害を克服し、社会福祉と人権のために尽くしたヘレン・ケラーが、自らの人生を通じて得た「成功の秘訣」を述べたものです。彼女の人生は、絶望的な状況から始まりましたが、その壮絶な挑戦を続けるためには、「楽観主義(Optimism)」と「希望(hope)」、そして「自信(confidence)」という内面の力が絶対的に不可欠であると断言しています。
この言葉が意味すること この名言は、物理的な制約を超える精神的な力の優位性を強調しています。
- 「Optimism is the faith that leads to achievement」(楽観主義とは、達成へと導く信念である) 「楽観主義」は、単に「物事を良く考える」という表面的なものではなく、「自分はできる」と信じ切る「信念(faith)」を指しています。達成(achievement)への道筋は長く険しく、途中で多くの失敗や挫折に直面しますが、楽観主義という揺るぎない信念が、それを乗り越えるための精神的な支柱となるのです。
- 「Nothing can be done without hope and confidence」(希望と自信がなければ、何も成し遂げることはできない) 希望(hope)は「目標にたどり着くことができる」という信念であり、自信(confidence)は「自分にはその能力がある」という自己信頼です。ケラーは、この二つが揃って初めて、行動を起こす勇気と、それを持続する力が生まれると述べています。
似た意味の英語のことわざ
- “Believe you can and you’re halfway there.” (できると信じれば、もう半分は達成している。) セオドア・ルーズベルトの言葉。成功は行動の前にある「信念(Optimism)」から始まるという意味です。
- “The greatest discovery of all time is that a person can change his future by merely changing his attitude.” (史上最大の発見は、人がただ態度を変えるだけで自分の未来を変えられるということだ。) オープラ・ウィンフリーの言葉。「態度」を「楽観主義」に変えることの強力さを示しています。
似た意味の日本語のことわざ
- 「為せば成る」(なせばなる) やると決めて実行すれば必ず成功するという意味で、「信念(faith)」と「行動」の関係を簡潔に表しています。
- 「精神一到何事か成らざらん」(せいしんいっとうなにごとかならざらん) 精神を集中して一心に物事に当たれば、成し遂げられないことはないという意味です。
- 「信念は成功の母」(しんねんはせいこうのはは) 強い信念があることが、成功につながるための最も大切な土台であるという意味。
ヘレン・ケラー(Helen Keller)の波乱万丈な生い立ち
ヘレン・ケラー(1880-1968)は、三重苦(視覚障害、聴覚障害、言語障害)を乗り越え、作家、社会福祉活動家、講演家として世界中に希望を与えた人物です。
- 幼少期の隔絶と奇跡の出会い 生後19か月で病気により視力と聴力を失い、自分の外界との関係が途絶えたため、暴力的でわがままな子どもとして育ちました。7歳の時、アン・サリバン先生と出会います。サリバン先生は、水を触らせながら彼女の手のひらに「W-A-T-E-R」と書き付けることで、言葉と物との関係を気づかせました。この瞬間が、彼女の人生の転機となりました。
- 学問と知的な達成 その後、マウント・ホーリヨーク大学、そしてラドクリフ大学(ハーバード大学の女子部)を卒業し、世界に衝撃を与えました。彼女は英語をはじめ、ラテン語、ギリシア語、ドイツ語を習得し、著作を通じて自らの世界観を発信し続けました。
- 活動家としての貢献 彼女は、単に障害を克服した人物というだけでなく、世界各国を訪問して障害者の教育改善や女性の権利、人種差別撤廃など、幅広い社会問題に取り組みました。彼女の成功と活動は、「人間の可能性は限りない」という彼女の「楽観主義」と「信念」の実践であり、それを裏付けるものとなりました。
名言の出典
名言の出典は、1908年の自伝的作品『Optimism: An Essay』からの一節
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心に響く英語ことわざ(902)イギリスの作家ジョージ・オーウェルの名言 The real test of character is how you treat someone who has no possibility of doing you any good.(人格の真価は弱者への態度に現れる)
https://www.eionken.co.jp/note/the-real-test-of-character/
心に響く英語ことわざ(904)フォーヴィスム(野獣派)のフランスの画家アンリ・マティスの名言 Don’t wait for inspiration. It comes while one is working.(インスピレーションは作業中にやってくる)
https://www.eionken.co.jp/note/dont-wait-for-inspiration/
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。
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