- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 198. 米国人価値観
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.02

Copilot Bing AIにアメリカの幼児教育について聞いてみた
Bing AIチャットはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
そのCopilot Bing AIにアメリカの幼児教育について聞いてみました。
Copilot Bing AIによるアメリカの幼児教育
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
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Copilot Bing AIによるアメリカの幼児教育
まず保育園・幼稚園での幼児教育の概要について質問してみました。
以下がBing AIチャットによる回答です。
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保育園・幼稚園での幼児教育の概要
幼児期の教育は、子供の発達と学習にとって重要な時期であると認識されています。
アメリカでは、出生から8歳までの子供の教育を幼児期の教育と呼びます。
幼児期の教育は、保育園や幼稚園などの施設で提供されます。
アメリカの幼児教育では、読み書きや計算の他、自分の意見を表現する力を養うことを重視しています。
子供たちは自分自身や他者を理解し、社会的なスキルや価値観を身につけることを目指しています。
また、子供たちが自主性や創造性を発揮できるように、様々な活動や遊びを通して学びます。
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子供の多様性と個性の尊重はアメリカでの重要な価値観ですね。
そこで、アメリカのキンダーガーデンで、「自分の意見を表現する力」や「社会的なスキルや価値観を身に着ける教育」を具体的にどのように実施されているのか、質問してみました。
以下がBing AIチャットによる回答です。
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アメリカの幼稚園での「自分の意見を表現する力」や「社会的なスキルや価値観を身に着けること」の教育方法
アメリカのキンダーガーデンでは、読み書きや計算の他、自分の意見を表現する力を養うことを重視しています。自分の考えや感情を言葉で伝えることは、コミュニケーションや問題解決のスキルにつながります。
「自分の意見を表現する力」や「社会的なスキルや価値観を身に着けること」を教育する方法として、以下のような活動が行われています。
モーニングミーティング:
毎朝、クラス全体で集まって、その日の予定や話題について話し合います。子供たちは自分の気持ちや考えを先生や友達と共有し、質問やコメントを交わします。
シェアリングタイム:
週に一回、自分が好きなものや興味があるものについて発表します。発表した後は、他の子供たちからフィードバックや質問を受けます。
グループワーク:様々なテーマや課題について、小さなグループで協力して取り組みます。子供たちは自分の意見や提案を述べたり、他の子供たちの意見や提案に反応したりします。
プロジェクトベースドラーニング:
長期的な課題に取り組む際には、自分で調べたり考えたりしたことをまとめて発表します。発表では、自分の考えや学びを根拠や理由とともに説明します。
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アメリカでは幼稚園の頃から、自分の意見や提案を述べたり、他者の意見や提案にコメントする教育が行われているのですね。
このあたりから既に日米での独創性やプレゼンテーション力の差が形成されている感じです。
次に幼稚園でのフォニックス学習について質問してみました。
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
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幼稚園でのフォニックス学習
キンダーガーデン(日本でいう年長)に入ると、フォニックス(英語のスペリングと発音の法則)を使ってアルファベットを学びます。
毎朝AからZまでリズミカルに唱えていき、その日の天気や日付などをみんなで確認します。文字は、キンダーガーデンが終わるまでに全て書けることを目指して学習していました。
エレメンタリー(小学校)に入る前に学習体勢を整えるようにしておくことがキンダーガーデンの目的です。
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フォニックス学習は毎朝唱えることによって身につけさせているとのことです。
フォニックスは英語発音の基礎なので、毎日短時間でも繰り返し学習することが重要なのですね。
日本の学校英語教育のようにフォニックスを勉強しないか、学習しても1回の授業で終わりとするのとは大きな違いです。
次に、幼稚園で数字を30まで言えるようにする学習について質問してみました。
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
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幼稚園で数字を30まで言えるようにする学習する理由
数字を30まで言えるようにすることは、数学的な概念やスキルの基礎を築くことにつながります。
数字の順序や大小、数え方、足し算や引き算などの基本的な計算を学ぶことで、論理的思考や問題解決能力を養うことができます。
数字を30まで言えるようにすることは、英語の読み書きや発音の習得にも役立ちます。
数字は英語のアルファベットと同じく、文字と音の関係を学ぶフォニックスの一部です。
数字の名前やスペルを覚えることで、英語の音声認識や発話能力を高めることができます。
数字を30まで言えるようにすることは、日常生活や社会参加に必要な知識やスキルを身につけることにも寄与します。
数字は時間や日付、金額や割合など、様々な情報を表すために使われます。
数字に慣れ親しむことで、自分の周りの世界を理解し、コミュニケーションや協働を行うことができます。
幼稚園で数字を30まで言えるようにする学習方法
アメリカのキンダーガーデンで数字を30まで言えるようにするために、以下のような教育を行っています。
数字を30まで言えるまで、一人ずつ言わせていきます。
・数字のカードやポスターを使って、数字の形や名前を覚えます。
・数字のカードは、絵や色などで関連付けて覚えやすくします。
・数字の歌や詩を歌ったり暗唱したりして、数字の順序や数え方を覚えます。
たとえば、「One, two, buckle my shoe. Three, four, shut the door.」という歌があります。
・数字のゲームやパズルを楽しみながら、数字の大小や比較、足し算や引き算などの基本的な計算を学びます。
たとえば、「数当てゲーム」や「ドミノ」などがあります。
・数字に関連する本やDVDを見たり読んだりして、数字の意味や使い方を学びます。
たとえば、「The Very Hungry Caterpillar」や「Sesame Street」などがあります。
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幼稚園児が30までを言えるようになるまでトレーニングを受けるのは大変そうですね。
しかし、数字の概念をこれ幼児に定着させるにはこれくらいの教育が必要と感じられます。
次に、保育園・幼稚園の費用について質問してみました。
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
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保育園・幼稚園の費用
プリスクールとは、アメリカでは5歳から始まる義務教育であるキンダーガーテン(日本でいう年長)に入る前の3歳から4歳の子供を対象とした教育プログラムです。
プリスクールは私立がほとんどで、国や州からの補助はありません。そのため、親が全額を負担しなければなりません。
プリスクールの費用は、地域やサービスによって大きく異なりますが、平均的には月に約1000ドル(約14万円)程度です。ただし、都市部ではもっと高くなる場合があります。
プリスクールの費用には、給食費や教材費などが含まれる場合もありますが、別途で支払う場合もあります。
また、オプションの習い事やイベントなどに参加すると、さらに費用がかかります。
このように、プリスクールの費用は決して安くないため、それなりに裕福な家庭に限られる可能性があります。
しかし、所得に応じた補助制度や税控除制度もあります。
また、親が働く時間や勤務地に合わせて、フルタイムやパートタイム、在宅や近隣の施設など、様々な形態の保育サービスを利用できます。これらの方法を利用すれば、プリスクールへのアクセスを増やすことができるかもしれません。
キンダーガーデンはほとんどの州では公立小学校に付属しており、無料で利用できます。
しかし、一部の州では、キンダーガーデンに通うために親が費用を負担しなければならない場合もあります。
例えば、カリフォルニア州では、キンダーガーテンは無料で提供されていますが、一日中通うことは義務ではありません。
そのため、午前中だけの半日制のキンダーガーテンは無料ですが、午後も通う場合は有料になる場合があります。また、4歳から5歳の子供を対象としたトランジショナル・キンダーガーテン(準備的なキンダーガーテン)も無料で提供されていますが、全ての学区で利用できるわけではありません
私立や宗教系の学校に通う場合は有料になります。
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保育園の月額千ドルは結構な負担ですねえ。子供を保育園に預けるにはそれなりに経済的な余裕が必要そうです。
他方、日本の幼稚園の年長に当たるキンダーガーデンは、公立小学校併設の場合、無料なのでこちらは費用負担面では通いやすそうです。
最後に、アメリカ人の家庭における幼児教育について質問してみました。
以下がCopilot Bing AIによる回答です。
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アメリカ人の家庭における幼児教育
アメリカ人は、自分の家庭での自分の子供の幼児期の教育について、様々な考え方や方法があると認識しています。家庭の経済状況や文化的背景、子供の個性やニーズなどに応じて、親は自分に合った教育スタイルを選択します。
アメリカ人は、自分の家庭での自分の子供の幼児期の教育において、親が最も重要な役割を果たすと考えています。
親は子供の最初で最良の教師であり、子供の発達や学習を促進するために必要な環境やサポートを提供します。
アメリカ人は、自分の家庭での自分の子供の幼児期の教育において、遊びや日常生活を通して学ぶことを重視しています。
遊びは子供にとって自然で楽しい学習方法であり、言語や認知、社会性や感情など様々なスキルを発達させます。日常生活では、食事や着替え、買い物や掃除など、親と一緒に行う活動が学習の機会となります。
アメリカ人は、自分の家庭での自分の子供の幼児期の教育において、テクノロジーを活用することもあります。
テクノロジーは子供にとって魅力的で刺激的な学習ツールであり、インターネットやアプリ、ゲームなどを使って知識やスキルを身につけます。
しかし、テクノロジーの使用には注意が必要であり、親は子供と一緒に使ったり、時間や内容を管理したりする必要があります 。
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アメリカの家庭での幼児教育は日本と似た感じです。

まとめ
アメリカの幼児教育では、読み書きや計算の他、自分の意見を表現する力を養うことを重視し、子供たちが自主性や創造性を発揮できるように、様々な活動や遊びを通して学ぶとのことです。
アメリカでは、保育園・幼稚園の時点で、子供に自主性・創造性・プレゼンテーション力をつける教育を実施している訳で、この時点から米国と日本との教育スタンスの差が出ている気がします。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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