- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 219. 英米の地名の由来を調べてみた
公開日
2025.09.24
更新日
2025.09.25

英米の地名の由来を調べてみた(8)サンディエゴ、カリフォルニア州
日本人が日本の地名を見ると、ある程度、その意味合いを理解することができます。英米の地名にも基本的にはその由来があるのですが、日本人にはそれを簡単には理解することができません。
そこで、生成AIに英米の地名の由来を質問してみました。
今回はサンディエゴです。
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サンアントニオ(San Diego)の地名の由来
サンディエゴの地名はスペイン語の「San Diego」に由来します。
「San」は「聖」を意味し、「Diego」は「ヤコブ」を意味します。
由来:
1602年11月12日、スペインの探検家セバスティアン・ビスカイノによって命名されました。この日は「サン・ディエゴ・デ・アルカラ」の祭りの日でした。もともと「サン・ミゲル」と呼ばれていた地名を「サン・ディエゴ」に変更しました。
サンディエゴという名前は、スペインの聖人ディエゴ・デ・アルカラを讃えて付けられました。
ディエゴ(Diego)は「学んだ男」または「よく教えられた人」を意味します。「聖ヤコブ」を意味するスペイン語の名前でもあります。
ヘブライ語にルーツがあり、「ヤコブ」(Jacob)という名前から派生しています。ギリシャ語の「διδάχος」(didachos)に関連し、これは知恵や知識を意味します。
由来:
スペイン語で「聖ヤコブ」を意味する「サンティアゴ」(Santiago)から派生しました。もともと「Sant + Iago」だった「サンティアゴ」が「San Diego」と異分析された結果、Diegoという名前が生まれました。
ディエゴという名前は、その深い歴史的背景と「学識」や「教育」を表す意味から、スペイン語圏を中心に広く使用されている人気のある名前です。
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サンディエゴ:アメリカの宝石、太平洋の楽園
サンディエゴは、アメリカ合衆国カリフォルニア州南部の都市で、温暖な気候と美しい海岸線、多様な文化が魅力の都市です。メキシコとの国境に近く、スペインの影響を受けた歴史と、活気あふれる現代都市が融合した独特の雰囲気を持っています。
所在地と概要
位置: アメリカ合衆国カリフォルニア州南部、太平洋岸
面積: 約965平方キロメートル
愛称: アメリカで最も素晴らしい街 (America’s Finest City)
人口
約140万人(2020年現在):カリフォルニア州ではロサンゼルスに次ぐ人口規模を誇り、アメリカでも有数の都市です。
主要産業
観光業: 美しいビーチ、温暖な気候を生かした観光業が盛んで、世界中から観光客が訪れます。
軍事: 海軍基地が多く、軍関連産業が重要な役割を果たしています。
科学技術: 海洋学、生物学、バイオテクノロジーなど、研究機関が多く集積しており、科学技術産業が発展しています。
歴史
16世紀: スペイン人によって発見され、ミッションが設立されました。
19世紀: メキシコ独立戦争を経て、アメリカ領となります。
20世紀: 海軍基地の建設や、航空宇宙産業の発展により、都市として大きく成長しました。
地理
太平洋岸: 太平洋に面しており、美しい海岸線と多様な海洋生物が生息しています。
丘陵地帯: 市内には丘陵地が広がっており、歴史的な建造物や公園が多くあります。
島: コロナド島など、美しい島々が点在しています。
気候
地中海性気候: 夏は温暖乾燥、冬は温暖湿潤で、年間を通して過ごしやすい気候です。
霧: 夏場には海岸沿いに霧が発生することがあります。
その他
多文化: メキシコとの国境に近く、ヒスパニック系住民が多く、多様な文化が融合しています。
テーマパーク: シーワールド・サンディエゴなど、世界的に有名なテーマパークがあります。
ビール: クラフトビールの醸造が盛んで、ビール好きにはたまらない街です。
サンディエゴは、歴史と自然、そして現代が融合した魅力的な都市です。温暖な気候、美しい海岸線、多様な文化が魅力で、アメリカ西海岸を代表する都市の一つと言えるでしょう。
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以下のブログもご一読ください。
英米の地名の由来を調べてみた(7)サンアントニオ、テキサス州
https://www.eionken.co.jp/note/san-antonio/
英米の地名の由来を調べてみた(9)ダラス、テキサス州
https://www.eionken.co.jp/note/dallas/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。