- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2022.10.27
更新日
2022.10.27
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(140)That’s very moving, but my hands are tied. どうにもならない
どうにもならない
“That’s very moving, but my hands are tied.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「それはとても感動的だな、でもどうにもならないのだ」です。
合唱部の地区大会に出場するために、貸し切りバスを必要としていますが、学校のクラブ活動予算が乏しいため、校長先生がその費用は出せないと言ったのに対して、合唱部の先生が「部員たちが怒りますよ」とコメントしたのに対する校長先生の返事です。
校長先生が「それはとても感動的だ」と皮肉っぽく言ったあと、お金を出せない苦しい胸中を話しています。
“moving”は「走行中の」と言う意味もありますが、このセリフの場合は「感動的な」を意味しています。
英語リスニングとしては、費用を出したくても出せない苦しい胸中を汲み取りたいものです。
英語スピーキングとしては、「感動的な」と言う意味の“moving”を使った表現をしてみたいものです。
(英文出典:glee:シーズン1エピソード9)