- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 204.心に響く英語ことわざ2
公開日
2026.09.07
更新日
2026.09.07
心に響く英語ことわざ(952)マザー・テレサの名言 The good you do today may be forgotten tomorrow. Do good anyway. Give the world the best you have and it may never be enough. Give your best anyway. For you see, in the end, it is between you and God. It was never between you and them anyway. (今日あなたが行う善行は、明日には忘れ去られてしまうかもしれない。それでもなお、善を行いなさい。持てる最高のものを世界に与えなさい。それでも十分ではないかもしれない。それでもなお、最高のものを与えなさい。結局のところ、すべてはあなたと神様との間のことなのです。あなたと他の人たちの間のことだったことなど、一度もなかったのですから。)
“The good you do today may be forgotten tomorrow. Do good anyway. Give the world the best you have and it may never be enough. Give your best anyway. For you see, in the end, it is between you and God. It was never between you and them anyway.”
直訳は「あなたが今日行う良いことは、明日には忘れられるかもしれない。とにかく善を行いなさい。あなたが持っている最善を世界に与えなさい、それは決して十分ではないかもしれない。とにかく最善を尽くしなさい。結局のところ、それはあなたと神の間のことだとわかるでしょう。それは決して、あなたと彼ら(他人)の間のことではなかったのです」です。他人の評価や見返りを求めず、自らの良心や信念に従って生きることの尊さを説いています。似た意味の言葉に「陰徳を積む」や「天知る、地知る、我知る、子知る」があります。
マザー・テレサ(Mother Teresa)の名言の意味
「貧しい人々のなかの最も貧しい人々」に生涯を捧げたマザー・テレサは、しばしば周囲からの無理解や批判にさらされることもありました。しかし、彼女の行動原理は常にシンプルでした。それは「目の前の苦しんでいる人に、愛を込めて接する」ということです。
この名言は、私たちが善行をためらう理由――「どうせ感謝されない」「無駄に終わるかもしれない」といった不安――を打ち消してくれます。人生の価値は、他人がどう思うかではなく、自分が自分の信じる価値観(あるいは神)に対してどれだけ誠実であったかによって決まる。その究極の自己完結こそが、折れない心で善を貫くための秘訣であることを教えてくれます。
この言葉が意味すること
この名言は、行動の「動機」を他人軸から自分軸(あるいは信仰軸)へと移すことを促しています。
- Do good anyway(とにかく善を行いなさい): 結果がどうあれ、あるいは報われなくても、正しいと思うことを行うこと自体に価値があるという断固たる意志。
- Give your best anyway(とにかく最善を与えなさい): 完璧である必要も、世界を救い切る必要もない。ただ、今の自分にできる精一杯を差し出すことの重要性。
- Between you and God(あなたと神の間のこと): 自分の行為の証人は他人ではなく、自分の内なる神(良心)であるという解放的な視点。これにより、他人の目から自由になれるのです。
似た意味の言葉
- 英語: “Integrity is doing the right thing, even when no one is watching.” (誠実さとは、誰も見ていないときでも正しいことを行うことだ。) — C・S・ルイス(作家)
- 日本語: 「天知る、地知る、我知る、子(し)知る」。誰も見ていないようでも、天も地も自分も、そしてあなた(相手)も知っている。悪事のみならず、善行についても、自身の良心からは逃げられないという意味で通じます。
マザー・テレサ(Mother Teresa)の生い立ち
マザー・テレサ(1910-1997)は、カトリック教会の修道女であり、「神の愛の宣教者会」の創立者です。
- 「呼びかけの中の呼びかけ」: マケドニア(現・北マケドニア)に生まれ、18歳で修道女となりました。インドのカルカッタで教師をしていましたが、ある日、路上の貧しい人々に仕えよという「神からの声」を聞き、修道院を出てスラム街での活動を始めました。
- 死を待つ人々の家: 誰からも顧みられず死んでいく人々のために、最期に「自分は愛されている」と感じながら旅立てる場所を作りました。彼女の活動は国境や宗教を超えて広がり、1979年にはノーベル平和賞を受賞しました。
- 小さなことへの大きな愛: 彼女は常に「私たちは、この世で大きなことはできません。大きな愛をもって小さなことをするだけです」と語り、一人ひとりの人間を大切にする姿勢を貫きました。
名言の出典
この言葉は、インド・カルカッタにあるマザー・テレサの施設「子供の家(Shishu Bhavan)」の壁に掲げられていた一連の詩(『Anyway(逆説の10カ条)』としても知られる)に基づいています。もともとはケント・M・キースという人物が書いたものですが、マザー・テレサがこれを愛し、自身の活動の指針として紹介したことで世界中に広まりました。
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。
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