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公開日
2023.07.07
更新日
2024.03.09
Copilot Bing AIに語源を使った英単語の学習方法を聞いてみた(Copilot Bing AI 英語学習)
Copilot Bing AIはMicrosoft社が提供している生成AIチャット機能で、Bing検索技術も用いているため、最新情報を含めたチャット回答が可能です。
そのCopilot Bing AIに語源を使った英単語の学習方法を聞いてみました。
Copilot Bing AIによる語源を使った英単語の学習方法
語源とは、単語の由来や起源のことで、英単語の多くはラテン語やギリシャ語などから派生しています。
語源を使って英単語を学習する方法は、語源学習法と呼ばれ、英単語をパーツに分解し、そのパーツごとの意味から単語全体の意味を理解して覚えるというものです。
英単語の多くは、語根と呼ばれる単語の核となる部分と、接頭語や接尾語と呼ばれる単語の前後に付く部分に分けられます。
語根は、主にラテン語やギリシャ語などから派生しており、単語の基本的な意味を表します。
接頭語や接尾語は、単語に付加することで、その意味や品詞を変化させます。
例えば、biologyという単語は、bio-という接頭語と-logyという接尾語から成り立っています。
bio-はギリシャ語で「生命」を意味し、-logyはギリシャ語で「学問」を意味します。
したがって、biologyは「生命の学問」という意味になります。
英単語の構造や由来を理解することで、その意味やニュアンスを推測したり、覚えやすくしたりすることができます。
このように、語源学習法は、英単語を丸暗記するのではなく、関連する単語やパターンを見つけて覚えるため、ボキャブラリーを増やすためには有効な方法です。
ただ、英単語の意味を語源で簡単に覚えることが簡単でないケースも多く、英単語の語源学習方法は万能ではありません。
Copilot Bing AIによる英単語の語源説明
ludicrous
/ˈluːdɪkrəs/
(形) ばかげた、滑稽な
Ludicrousという形容詞は、ラテン語のlūdicrusという単語から来ています。
lūdicrusは、「遊び好きな、おどけた」という意味で、lūdicrumという名詞の形容詞形です。
lūdicrumは、「遊び、おもちゃ、冗談」という意味で、lūdereという動詞の名詞形です
lūdereは、「遊ぶ」という意味で、インド・ヨーロッパ祖語のleid-またはloid-という語根から派生しています。
この語根は、「遊ぶ」や「競う」という意味を持ち、ギリシャ語のlindesthai「競う」やlizei「遊ぶ」などの単語にも関係しています。
Ludicrousという単語は、1610年代に「遊びやスポーツに関する」という意味で初めて使われましたが、その意味は今では廃れています。
1782年には、「ばかげた、滑稽な」という意味で使われるようになりました。
これは、遊びや冗談が不適切な場面や状況で行われると、笑いを引くかもしれないが、同時に馬鹿げて見えるかもしれないというニュアンスから来ています。
consummate
/ˈkɒnsəmət/ (形容詞) /ˈkɒnsəmeɪt/ (動詞)
(形) 完全な、完璧な、熟達した
(動) 完成させる、結婚を成立させる
Consummateの“con”はLatin 語のcom- 「一緒に」+ summa 「合計、最高」という名詞から、 “Consummateの“summate”はLatin summus後の 「最高の」という形容詞を語原としています。
Latin語の summus はインド・ヨーロッパ祖語の*sup-mos-という形容詞から派生しており、「上にある」という意味を持ちます。
この語源は、「上」や「超える」という意味を持つ*uperという語根から来ています。
Consummateという形容詞は、15世紀から「完全な、極度の」という意味で使われています。この意味は、「最高の」や「合計の」というニュアンスから来ています。
Consummateという動詞は、15世紀半ばから「完成させる、完結させる」という意味で使われています。
intimacy
/ˈɪntɪməsi/
(名) 親密さ、親密な関係、親密な事柄
Intimacyはintimate (形容詞) + -cy (名詞接尾辞) に分解できます。
intimateは、Latin語の intimātus 「知らせた、印象づけた」という過去分詞形を語原としています。12
Latin後の intimus はLatin後の in 「中に」の最上級形であり、「中にある」という意味を持ちます。
Intimacyという名詞は、1640年代から「親密さ、親密な関係」という意味で使われています。この意味は、「内側の」や「深い」というニュアンスから来ています。
まとめ
このような感じで、語源は英単語の成り立ちを理解することが可能となり、英単語の意味を記憶するのにある程度は役立つと思います。
しかし、英単語の語源はラテン語やギリシャ語などがベースになっていることが多く、それらを記憶することは簡単でないと感じられます。
英単語の意味の記憶のための語源学習法は一定程度効果を上げると思いますが、万能とは言えない感じです。
意味がなかなか覚えられない英単語に限定して、Copilot Bing AIに語原を教えてもらうような学習方法が良いと考えられます。
ちなみに以下の英音研のブログもご一読ください。
どうすれば英語リスニング脳を創る事ができるか?「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
「英語リスニング勉強法」「英語リスニング悩み解決」ブログ記事のリンク一覧
https://www.eionken.co.jp/note/english-listening-study-method/
「英語スピーキング勉強法」「英語スピーキング学習は前置詞がカギ」「TOEIC・大学入試・英検リスニング勉強法」ブログ記事のリンク一覧
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