- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 204.心に響く英語ことわざ2
公開日
2026.01.21
更新日
2026.01.22
心に響く英語ことわざ(940)映画『スター・ウォーズ』で有名な米国映画監督ジョージ・ルーカスの名言 You can’t do it unless you can imagine it.(想像できないことは、実現できない)
“You can’t do it unless you can imagine it.”
直訳は「あなたがそれを想像できない限り、あなたはそれを成し遂げることはできない」で、似た意味の言葉に「思考は現実化する」や「一念岩をも通す」があります。
ジョージ・ルーカス(George Lucas)の名言の意味
この言葉は、映画『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが、「創造力の先導性」について説いたものです。ルーカスは、新しい技術や壮大な物語を作り上げる際、まず頭の中に明確なビジョン(想像)がなければ、それを現実に形にすることは不可能だと考えていました。何かが「可能である」と信じ、その細部をイメージすることが、すべての行動と実現の第一歩であるという強い信念が込められています。
この言葉が意味すること
この名言は、限界を決めているのは自分自身の「想像力の枠」であると指摘しています。
- 「Unless you can imagine it」(想像できない限り): 私たちが「無理だ」と切り捨ててしまうことは、脳がその実現イメージを描くことを拒否している状態です。
- 「You can’t do it」(実現できない): 技術や資金が足りないからできないのではなく、出発点となる「イメージ」が欠けているからこそ、道筋が見えてこないのだという逆説的な励ましです。
似た意味の言葉
- 英語: “Logic will get you from A to B. Imagination will take you everywhere.” (論理はあなたをAからBへ運んでくれる。想像力はあなたをどこへでも連れていってくれる。) — アルベルト・アインシュタイン
- 日本語: 「想えば叶う」。心に強く思い描いたことは、やがて現実のものとなるという教えです。
ジョージ・ルーカス(George Lucas)の生い立ち
ジョージ・ルーカス(1944年生まれ)は、特撮技術の革新(ILMの設立)や音響へのこだわりを通じて、映画を単なる見せ物から「体験」へと変えた映画監督・プロデューサーです。
- カーレースへの夢と挫折: カリフォルニア州モデストに生まれました。若い頃はプロのカーレーサーを目指していましたが、高校卒業間近に生死を彷徨う大事故に遭い、その道を断念しました。この「死の淵からの生還」が、彼の人生観を大きく変えました。
- 映画への転身: 南カリフォルニア大学(USC)で映画を学び、学生時代からその卓越したビジュアルセンスを発揮しました。
- 『スター・ウォーズ』の奇跡: 当時、宇宙を舞台にしたファンタジー映画は「ヒットしない」と多くのスタジオに断られました。しかしルーカスは、誰も見たことのない銀河系のビジョンを頭の中に描き続けました。技術が追いつかなければ、自ら特撮会社(ILM)を設立して「想像」を「現実」に変えてしまいました。
- デジタル革命の父: 彼は後にデジタル撮影や編集の先駆者となり、映画製作のプロセスそのものを再定義しました。すべては「こんな映画が見たい」という彼の想像力から始まったのです。
名言の出典
この言葉は、ルーカスが映画製作の舞台裏を語るドキュメンタリーや、若き映画制作者に向けたインタビューの中で、クリエイティビティの本質を問われた際によく語っている言葉です。彼は「視覚化すること(Visualization)」を最も重視しており、それが不可能を可能にするエンジンのような役割を果たすと説いています。
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心に響く英語ことわざ(939)「弁証法」を提唱したドイツの哲学者ヘーゲルの名言 The length of the journey has to be borne with, for every moment is necessary.(旅の長さは耐え忍ばねばならない。なぜなら、あらゆる瞬間が必要なのだから)
https://www.eionken.co.jp/note/the-length-of-the-journey/
心に響く英語ことわざ(941)米国の障害者の権利擁護活動家ヘレン・ケラーの名言 The struggle of life is one of our greatest blessings. It makes us patient, sensitive, and Godlike. It teaches us that although the world is full of suffering, it is also full of the overcoming of it.(人生の苦闘は、我々にとって最大の祝福の一つである。それは我々を忍耐強く、感受性豊かにし、神のごとき高みへと導く。世界は苦難に満ちているが、同時にそれを乗り越えることにも満ちているのだと教えてくれる)
https://www.eionken.co.jp/note/the-struggle-of-life/
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。
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