
ビジネスリサーチの技術
カテゴリー: 3. ビジネスコンサルティング技術
ビジネスリサーチの技術
経営コンサルティングプロジェクトでリサーチ作業は目立ちにくいものですが、プロジェクト報告書の土台を形成するものとしてとても重要なものです。1つの数値を発見できたことから大きく調査プロジェクトが進展することも時にはあるものです。
「こういう数値はないか?」
「この部分はどういう背景があるのか?」
「こういう事例はないか?」
などリサーチに対する要求は様々にあるものですが、実務的にはなかなか目的にぴったりとくる調査結果は時としてなかなか得られないものです。
知りたい情報が意外と簡単に探索できることもありますが、多くの場合かけた時間の割に知りたい情報が得られないこと多いものです。インターネットでの検索結果を1,000タイトルくらい斜め読みしつつ目を通しても、ぴったりくるデータや事例が出てこないと結構つらいものがあります。
しかし、そのような作業を通して次第にリサーチに対する勘が鋭くなってくるものです。とりあえずいくつかの資料を読み込んでリサーチ分野への見識を深めて、さらなるリサーチによるデータや事例の発見可能性を高めたり、このようなキーワードでだめなら別のこのキーワードではどうかなど体験的にリサーチの効率を上げる手法が判ってくるものがありました。本書は200以上のプロジェクト遂行の中から体験的に習得したビジネスリサーチ技術を説明したものです。本書のリサーチ技術を活用すれば、皆さんも「的確なリサーチ報告書だ」と言われることが多くなることでしょう。
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ビジネスリサーチの技術 ビジネス・コンサルティング技術シリーズ | 山下長幸 | マーケティング | Kindleストア | Amazon</p>
本書の全体の流れは以下の通りです。
①リサーチの技術基盤
●「クライアントの悩みに答えたい」という姿勢が重要
●3つの重要な資質
● 発注者との意識合わせ
②リサーチプロセス
●調査フレームワークの検討・調査スケジュールの設定
●2次情報収集分析
-2次情報ソース
-2次情報調査視点に関する技術
・戦略思考フレームワーク活用調査技術
・因数分解調査技術
・本質課題原因調査技術
・仮説調査技術
・対比調査技術
・時間軸調査技術
・数量調査技術
・具体調査技術
●1次情報収集分析
●調査レポート作成
「ビジネスリサーチの技術」ポイント一覧
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループ(東京オフィス)・NTTデータ経営研究所おいて通算30年以上のビジネスコンサルティング歴を持つ。経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどインターネットビジネス戦略などを多数経験。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築
・現在英語スピーキング脳を構築する効果的な手法も研究中。成果が出たら学習方法論を構築して発表したいと考えている。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると感じている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある
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・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。