
シニアひとりネット起業 奮闘記
カテゴリー: 2. シニアになって
1990年代のインターネットの勃興期からインターネットを活用した様々なベンチャー企業が多数設立されました。
その頃30歳代だった筆者は機会があればインターネットビジネスを起業したいと考えていましたが、なかなか優れたビジネスモデルを考えつくことができず、30年以上夢を果たせずにいました。
勤めていた会社の定年は65歳で、60歳になった頃から積年の夢の実現、老後のやりがいと年金以外の追加的な収入などのため、会社定年後に何らか新たなネットビジネスを立ち上げることについて本格的に検討を開始しました。定年になってから考え始めるのでは準備に時間が取られビジネス開始が遅くなってしまうと考えたからでした。
30数年前、英国経営大学院修士課程に留学した際、英語リスニング力に課題があり悔しい思いをしたのでずっと何とかしたいと考えていました。
「米国テレビドラマを字幕なし英語音声のみで楽しめるようになる」という、今から思えばかなり無謀な目標のもと、米国人俳優のセリフの発声の仕方を目と耳をこらして観察し、似た音声が出せるまで口の開き方、舌の力感、息の流し方などを試行錯誤しつつ、英文セリフの音読トレーニングを続けました。
そうしたところ、ある日、突然、英語リスニングのブレイクスルーが私にも訪れました。米国人俳優のセリフの英単語1つ1つが区切れて聴きとれるようになったのでした。それはまるで衛星テレビ放送の電波にアンテナの向きがピタッと合ったような感じで、積年の英語ヒアリング課題を克服し、心躍る気分でした。
日本では英語リスニングが苦手な方々が非常にたくさんおられるものと考えられ、この英語リスニング力向上の方法論を世に問うことで、国際的な国別英語力ランキングでも示されている日本人の英語リスニング力不足という社会課題を解決するとともに、自身の老後のやりがいと年金以外の追加的な収入を図るべく、シニアひとりネット起業をすることにしました。
ただ、それはそれで結構大変でいくつものハードルがあり、それを乗り越えていくための努力が必要となりました。その道程を書き残すことにより、今後シニアネット起業に取り組む方々の背中を押せるようなものになることを願っております
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しかし、それを理解しただけですぐに英語リスニング力は向上しません。日本人が英語リスニング力を向上させるためには日英の発声特性の構造的な違いをきちんと理解し、その上で英音発声特性を十分意識しつつ、英文音読トレーニングを積み、英語リスニング脳を構築することが、英語リスニング力の向上につながります。
英音研株式会社のWebサイトでは、どのような息の流し方、舌の使い方、発声音階、声帯の使い方をするすると英音発声に近くなるのかを図解するとともに、高速の英語の聴き取りもできるよう米国人ナレーターによる英文読上げは、低速・中速・高速と段階的に発声スピードを上げて録音されています。
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