英音研スタッフもまったく同じような状態
本サイトにアクセスされた皆さんの多くは、英語リスニングに苦労されているのではないでしょうか。 英音研スタッフは日本語を母国語とし、多くの日本人の方々と同様に、中学校から英語の学習を開始しました。当時、中学・高校とも英語の授業でリスニングは重視されておらず、入学試験の英語テストにもリスニングはなかったので、勉強する必要がありませんでした。大学在籍時や社会人になって以降は、将来的に英米に海外留学したいとの考えもあり、大学院入学に向けて英語リスニングの得点力を向上させるために英語力検定試験だった当時のTOEFLやGMATの問題集を数多くこなしました。英国留学から帰国後はたまにある海外ビジネス視察のアテンドのための英語力を維持するため、様々な市販の英会話教材を買い求めて学習しました。
しかし、これらの教材の音声CDはテキストがなくても音声のみで理解できるようになり、その成果をためすべく米国映画・米国テレビドラマDVDを英語音声のみ・字幕なしで視聴してみると、英単語が単発的に判るくらいで、会話全体としての意味はほとんど判らないという状況が長く続きました。何かが足りない。知らない英単語・英熟語が理解できないのは仕方ないとしても、中学英語レベルの単語のみのセリフでも聞き取れない。 その中で日本語と英語との発声方法が異なることが、日本人による英語リスニングを難しくしていると指摘しているWebサイトがあり、もしかするとこれかもしれないと感じました。その観点でインターネットサイトを検索してみましたが、内容が断片的にしか提示されておらず、なかなか全体像が判りにくい状況でした。そこで、英音発声方法に関して、こういう風にやればよいのではないかといろいろ試行錯誤したところ、知っている英単語・英熟語で構成されている米国映画・米国テレビドラマの俳優のセリフは英語音声のみ・字幕なしでもくっきりとキャッチでき、意味が判るようになりました。
本サイトは「なぜ、日本人は英語リスニングが苦手なのか?」という疑問に対して、日本語・英語における言語発声特性を比較分析し、それらを克服すべく、これまで試行錯誤した方法論のうち、効果的だと感じられたものを見える化し、体系化しました。近年、英語音読による学習方法を勧める書籍がいくつか発刊されています。それ自体は非常に適切な指摘だと考えられますが、日本語の発声方法がベースで英語の音読トレーニングを積んでも得られる効果は限定的だと思います。日本語・英語における言語発声特性の違いをしっかり認識し、日本語式の発声方法を抑え、英音発声方法で英文音読をすることが英語リスニング脳の構築に非常に重要です。 これにより、英語スピーキングのみならず、英音認識力の劇的な向上につながると考えられます。
QUESTION
なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?
その主な理由としては、実用英文法を活用した会話トレーニング不足、英単語・熟語力不足、米国事情への理解不足に加えて、英音認識力不足が大きいものと考えられます。 英文法は中学・高校でかなり勉強した人も多いと思います。抽象的で難しすぎて英文法嫌いになった方々も多いと思います。これに対して実用英文法は、英語で話すことができるようになるために、原則論を中心に具体的に学習するものですが、日本人はこの実用英文法による会話トレーニングが不足してきました。 実用英文法に関しては、近年、良書がいくつか発刊されたので、それらを学習すれば解決されつつあります。
主要な原因
英語単語力・熟語に関しては、大学受験の時、6千語は覚えないといけないということで必死で覚えた方々も多いと思います。 ただ、大学卒の英米教養人の英単語・熟語力は4~5万語とも言われていて、6千語では全然足りません。さらに大学受験の6千語は、英米の新聞・雑誌・書籍に使われているフォーマルな英単語・英熟語が中心なので、口語英語でも特に俗語の英単語・熟語はほとんど含まれておらず、その面でも日本人が英語リスニングを苦手としている大きな原因と言えます。 ただ、英語単語力不足も、スマートフォンを活用したアプリなどが発売され、これも努力の問題となりつつあります。
日本人が英語リスニングを苦手としている理由の1つとして米国事情への理解不足もあります。米国事情とは、米国の歴史・地理・政治、社会制度、ビジネスや生活習慣、有名テレビ番組、有名人(政治家、俳優、司会者、コメディアン、文化人など)、日用雑貨商品名などですが、米国で、長年、日常生活をしていないとなかなかキャッチアップすることは難しいと思います。ただ、昨今は、米国事情に関しては、調べようと思えば、インターネットで簡単に調べることができるようになったので、こちらもマメに調べるかどうか手間の問題となりつつあります。 そして、いまだに有効な手法が提示されていないのが、英音認識力不足を解消する方法論です。 これまでリエゾン、リピーティング、超速リスニングなど様々な方法論や教材が提示されてきました。残念ながら、これらを勉強しても米国映画・米国テレビドラマを英語音声のみ・字幕なしで楽しめるようになった日本人はかなり少ないものと想定されます。リエゾンなどは学習する価値はあるものの、それが決め手にはならないのです。その意味で、これから英音研が提示する英音認識力向上の方法論も、残念ながら、それだけでは英語リスニング力の十分条件とはなりえません。実用英文法による英会話トレーニング、1~2万語を超える文語関連の単語力、1万程度の丁寧な部類の口語関連の単語力・熟語力、さらには数千の俗語・スラング、米国の歴史・地理・政治、社会制度、ビジネスや生活習慣、有名テレビ番組、有名人(政治家、俳優、司会者、コメディアン、文化人等)、日用雑貨商品などの米国事情の知識が合わせ技となった時に初めて米国映画・テレビドラマを英語音声のみ・字幕なしで楽しめるようになります。ということで、日本人が一般の英米人の英語リスニング力レベルに到達するのはかなり道遠しですので、ある程度のレベルまで達したら良しとする事が現実的だと思います。QUESTION
日英発声特性の理解不足
日本人における日英発声特性の理解不足の原因として、英語・日本語発声の構造的違いが挙げられます。 英米人は、日本人があまりに英語リスニング力が弱いので、耳が悪いのではないかと思う時がかなりあるそうですが、別に日本人に医学的な聴力の問題がある訳ではなく、英語・日本語発声の構造的違いがあまりに大きいため、日本人は英音をキャッチするための受診アンテナとしての聴覚能力として持ち合わせていないと言うだけの事なのです。その構造的な違いの主なポイントが「日本語と英語との母音・子音構成の違い」から始まり、「強弱・長短の発声リズム」「発声息の強さ・流れ」「音階の高低」「舌や唇の力感」が挙げられます。
英語・日本語発声の構造的違いの主なポイント
英音研ではこれらの英語・日本語の発声特性の違いをチャートとして見える化しました。 これを見るとなぜ日本人が英音キャッチ能力が弱いのかが一目瞭然です。 そしてどのようにすれば日本人の英音キャッチ能力を構築できるのかもおのずと理解できます。
今まで、英語のリスニングに悩んでいたすべての人へ、
『英音研学習』の英語リスニング力向上の方法論が非常に役立ちます。
全 61ページ!
Kindle Direct Publishing より出版
英音研学習の基本がわかる、
リスニングを完璧にする基礎マニュアル
目次
1、なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?原因編
2、なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?克服編
3、英語リスニングとの格闘遍歴
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英音認識力を
向上させるための
トレーニング方法
英語は、所詮、コミュニケーションの手段です。 本サイトで学習される方々ができるだけ早く英語リスニング力を強化して、各種の英語入学試験や検定試験を突破し、身につけた英語力を活用して、様々な専門分野の英語での学習、海外とのビジネス、海外の方々との交流などに活かせるようになることを願ってやみません。