- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(211)Nothing is hard to a willing mind. 好きこそものの上手なれ
Nothing is hard to a willing mind.
直訳は「意欲のある人にとって、不可能なことは何もない」で、似た意味の日本のことわざに「好きこそものの上手なれ」があります。
これは、何かを成し遂げようとする意欲があれば、どんなに困難なことでも乗り越えることができるということを表した言葉です。
例えば、スポーツで世界一を目指そうとするなら、厳しい練習や努力が必要になります。
しかし、その目標を達成したいという強い意志があれば、それらの困難を乗り越えて世界一になることができるでしょう。
また、新しいことに挑戦しようとするなら、失敗するかもしれないという不安や恐れがあるかもしれません。
しかし、そのことに挑戦したいという強い意志があれば、それらの不安や恐れを乗り越えて成功を収めることができるでしょう。
このことわざは、困難に立ち向かうための勇気と意欲の大切さを説いたものと言えるでしょう。
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英語のことわざ”Nothing is hard to a willing mind.”と似た意味の英語のことわざとしては、以下のようなものが挙げられます。
“Where there is a will, there is a way.”
(意志があれば、道は開ける)
このことわざは、意志があれば、どんな困難も乗り越えて目的を達成することができるということを表しています。
“If you can dream it, you can do it.”
(夢見ることができれば、それを実現することができる)
このことわざは、夢を持ち、その夢を実現するために努力すれば、どんなことも成し遂げることができるということを表しています。
“The only limit to our realization of tomorrow will be our doubts of today.”
(私たちの明日の実現を制限するものは、今日の疑いだけである)
このことわざは、私たちの疑いは、私たちの可能性を制限する唯一のものであるということを表しています。
“The only thing that stands between a man and what he wants is the will to try and the belief that it is worthwhile.”
(ある男と彼が望むものの間に立ちはだかるものは、それを試してみたいという意志と、それが価値のあるものだという信念だけである)
このことわざは、意志と信念があれば、どんな困難も乗り越えて目的を達成することができるということを表しています。
これらのことわざは、いずれも困難に立ち向かうための勇気と意欲の大切さを説いたものと言えるでしょう。
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日本語のことわざの「好きこそものの上手なれ」は、「好きなものならば上達が早い」という意味です。
人間は、好きなものに対してならば、興味を持って熱心に取り組めます。
上達するための工夫を自発的にでき、努力し続けることが苦にならないため、自然に物事の上達が早くなりやすいということわざです。
例えば、スポーツや音楽などの趣味を追求する場合、好きなものだからこそ、練習や努力を継続することができます。
また、仕事や勉強においても、好きな分野であれば、興味や関心を持って取り組むことができるため、より高い成果を上げることができるでしょう。
このことわざは、好きなことに没頭することで、より高いパフォーマンスを発揮することができるということを説いたものと言えるでしょう。
「好きこそものの上手なれ」をより効果的に活用するためには、自分の好きなことを見つけることが大切です。
そのためには、いろいろなことに挑戦したり、新しいことに興味を持ったりして、自分の好きなことを見つけてみましょう。
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(210)Names and natures often agree. 名は体を表す
https://www.eionken.co.jp/note/names-and-natures/
心に響く英語ことわざ(212)You must reap what you have sown. 自業自得
https://www.eionken.co.jp/note/you-must-reap/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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