- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(226)Better to ask the way than go astray. 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
Better to ask the way than go astray.
直訳は「道に迷うよりは道をたずねた方が良いです。」で、似た意味の日本のことわざに「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」があります。
“astray”は副詞で「道に迷って、道を間違えて、方向を見失って」などを意味し、発音“əstréi”、音節は“a・stray”です。
”Better to ask the way than go astray.”は以下のようなことを意味しています。
わからないことは、恥を忍んででも人に尋ねた方が、遠回りしたり、間違った道に進んだりするよりも良い。
積極的に質問することで、正しい道を見つけ、目標を達成できる。
知らないことを知ろうとする姿勢が大切である。
わからないことは恥ずかしがらずに質問することが、成長や成功につながるということを教えてくれることわざです。
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似た意味を持つ英語のことわざ
1. It’s better to ask a stupid question than to make a stupid mistake.
意味:馬鹿げた質問をするよりも、馬鹿げた間違いを犯す方がまし
類義語:It’s better to be safe than sorry.
2. A closed mouth catches no flies.
意味:口を閉ざしていると何も得られない
類義語:Speak up or you’ll never be heard.
3. He who asks shall receive.
意味:求める者は与えられる
類義語:Ask and you shall receive.
4. Pride comes before a fall.
意味:驕りは滅びの始まり
類義語:Don’t be too proud to ask for help.
5. The only stupid question is the one you don’t ask.
意味:唯一の馬鹿げた質問は、質問しない質問である
類義語:Curiosity is the key to learning.
これらのことわざは、「質問することの重要性」「無知の危険性」「学ぶことの大切さ」を強調しています。
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日本語のことわざ「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」の意味
知らないことを恥じて質問しないのは、その場しのぎの恥で済むが、知らないまま過ごすと一生涯恥をかき続けることになる。
わからないことは積極的に質問することで、知識を身につけ、成長できる。
学ぶ姿勢が大切である。
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日本語のことわざ「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と似た意味を持つ日本語のことわざ
1. 知者は惑わず、惑う者は学ばず
意味:賢者は迷わないが、迷う者は学ぼうとしない
類義語:学ばぬ者は師なし
2. 不恥下問(ふはじかもん)
意味:恥を忍んで質問することを恥ずかしがらない
類義語:聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(225)When one door shuts, another opens. 捨てる神あれば拾う神あり
https://www.eionken.co.jp/note/when-one-door-shuts/
心に響く英語ことわざ(227)Patience is a virtue. 石の上にも三年
https://www.eionken.co.jp/note/patience-is-a-virtue/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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