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- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ

公開日
2025.04.02

更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(264)フランスの思想家サルトルの名言 A lost battle is a battle one thinks one has lost.(諦めなければ、道は開ける)

心に響く英語ことわざ(264)フランスの思想家サルトルの名言 A lost battle is a battle one thinks one has lost.(諦めなければ、道は開ける)

”A lost battle is a battle one thinks one has lost.”

 

直訳は「負けた戦いとは、負けたと思っている戦いのことだ」で、似た意味の日本のことわざに「諦めなければ、道は開ける」があります。

 

”A lost battle is a battle one thinks one has lost.”の意味

サルトル(Jean-Paul Sartre)の名言「敗戦とは、自分が負けてしまったと思う戦いのことである」は、一見すると単純な言葉に思えますが、実は人間の意志と自由、そして責任について深い洞察を与えてくれます。

この名言を理解するためには、まずサルトルの哲学における「実存主義」という概念を理解する必要があります。実存主義とは、人間は生まれながらにして自由であり、その自由ゆえに自らの存在に責任を持つという考えです。

サルトルはこの名言を通して、真の敗北とは、戦いの結果ではなく、自分が諦めてしまったことであると主張しています。たとえ戦況が不利であっても、最後まで戦い続ける意志があれば、まだ敗北とは言えません。しかし、自分がもう勝てないと考え、諦めてしまった時点で、それは精神的な敗北であり、真の敗北となるのです。

この名言は、私たちに以下のようなことを教えてくれます。

どんな状況でも希望を捨ててはいけない

最後まで戦い続ける意志を持つことが大切

自分の行動に責任を持つ

人生には、様々な困難や試練が訪れます。しかし、そのような状況でも、サルトルの言葉を思い出し、最後まで諦めずに戦い続けることが大切です。そうすることで、たとえ結果的に敗北したとしても、精神的な勝利を収めることができるでしょう。

また、この名言は、私たち一人一人が自分の自由と責任について考えるきっかけを与えてくれます。私たちは生まれながらにして自由であり、その自由ゆえに、自分の人生に対して責任を持つ必要があります。自分の行動を他人のせいにしたり、運命のせいにしたりするのではなく、常に主体的に行動し、自分の人生を切り拓いていくことが重要なのです。

サルトルの名言は、時代を超えて多くの人々に勇気と希望を与えてきた言葉です。困難に直面したとき、この言葉を思い出し、最後まで諦めずに戦い続けることで、真の勝利を収められるよう、努力していきましょう。

補足

この名言は、サルトルの戯曲『死刑囚の手記』の中で語られています。

この名言は、しばしば「勝利とは、決して諦めないこと」という言葉で言い換えられます。

この名言は、スポーツ選手やビジネスマンなど、様々な分野で成功を収めた人々によって引用されています。

***

 

似た意味の英語のことわざ

“Where there’s a will, there’s a way.”

「意志があれば道は開ける」

このことわざは、どんな困難な状況でも、諦めずに努力すれば必ず道が開けるという意味です。サルトルの名言と同様に、真の敗北とは、自分が諦めてしまったことであることを示しています。

“Never give up.”

「決して諦めない」

このことわざは、どんなに苦しくても、最後まで諦めずに戦い続けることが大切であるという意味です。サルトルの名言の核心部分である、最後まで戦い続ける意志を持つことが大切というメッセージを簡潔に表しています。

“It’s not over until it’s over.”

「勝負は最後までわからない」

このことわざは、最後まで諦めずに戦い続ければ、まだ勝機があるという意味です。サルトルの名言が強調している、どんな状況でも希望を捨ててはいけないというメッセージを別の角度から表現しています。

“Victory is not the end; it is the continuation of the work.”

「勝利は終わりではない。それは仕事の継続である。」

このことわざは、勝利は単なるゴールではなく、新たな挑戦の始まりであるという意味です。サルトルの名言が示唆している、自分の行動に責任を持つというメッセージと関連しています。

これらのことわざは、サルトルの名言と共通するテーマである、意志の力、諦めない心、希望、責任などを様々な角度から表現しています。これらのことわざを理解することで、サルトルの名言をより深く理解することができるでしょう。

***

 

似た意味の日本語のことわざ

「武士の一言」

このことわざは、武士が一度言ったことは必ず実行しなければならないという意味です。これは、自分が決めたことに最後まで責任を持つというサルトルの名言のメッセージと通じます。

「七転八起」

このことわざは、何度倒れても立ち上がり、前に進むことを意味します。これは、どんな困難にも諦めずに戦い続けるというサルトルの名言のメッセージと重なります。

「諦めなければ、道は開ける」

このことわざは、最後まで諦めずに努力すれば、必ず道が開けるという意味です。これは、どんな状況でも希望を捨ててはいけないというサルトルの名言のメッセージを別の言葉で表現しています。

「勝敗は時の運」

このことわざは、勝負の結果は運によって決まることもあるという意味です。これは、サルトルの名言が強調している真の敗北とは、自分が諦めてしまったことであるというメッセージを補完するものです。

「負けて学ぶことこそ、真の勝利なり」

このことわざは、負けから学ぶことが真の成長につながるという意味です。これは、サルトルの名言が示唆している自分の行動に責任を持つというメッセージと関連しています。

これらのことわざは、サルトルの名言と共通するテーマである、意志の力、諦めない心、希望、責任などを様々な角度から表現しています。これらのことわざを理解することで、サルトルの名言をより深く理解することができるでしょう。

***

 

サルトルの生い立ち

ジャン=ポール・サルトルは、20世紀を代表するフランスの哲学者、小説家、劇作家です。実存主義哲学の代表者として知られ、その思想は文学、演劇、映画など様々な分野に大きな影響を与えました。

幼少期

サルトルは1905年6月21日、フランスのパリに生まれました。父親は海軍将校でしたが、サルトルが15ヶ月の時に亡くなり、母方の祖父に育てられました。サルトルは幼い頃から知性豊かな子供でしたが、3歳の時に右目を失明し、強度の斜視というハンデを負いました。

学生時代

サルトルは名門校リセ・アンリ4世に通い、そこで生涯の伴侶となるシモーヌ・ド・ボーヴォワールと出会いました。1924年には高等師範学校に入学し、哲学を専攻しました。高等師範学校では、後に親友となるポール・ニザンと出会い、2人は共に哲学の道を歩むことになります。

哲学への目覚め

高等師範学校卒業後、サルトルはリセの教師として働きながら哲学の研究を続けました。1933年にはドイツに留学し、現象学の創始者であるエドムント・フッサールに師事しました。フッサールの思想は、サルトル自身の哲学に大きな影響を与えました。

作家活動の開始

1938年、サルトルは処女小説『嘔吐』を発表し、作家としてデビューしました。『嘔吐』は、実存主義文学の代表作の一つとして高く評価されています。その後、サルトルは戯曲、評論、哲学書など様々な作品を発表し、20世紀の思想界に大きな影響を与えました。

戦後の活動

第二次世界大戦後、サルトルは左翼知識人の代表的な存在として活躍しました。1945年には、雑誌『レ・タン・モデルヌ』を創刊し、マルセル・メルロー=ポンティ、モーリス・メルロー=ポンティ、モーリス・メルロー=ポンティなどの思想家と交流しました。

晩年

1964年、サルトルはノーベル文学賞を受賞しましたが、自身が代表する実存主義の思想と矛盾するとして辞退しました。

***

 

ジャン=ポール・サルトルの処女小説『嘔吐』

ジャン=ポール・サルトルの処女小説『嘔吐』(原題:La Nausée)は、1938年に著された作品で、実存主義者として知られるサルトルの哲学的視点を表現しています。この小説は、彼の著作の中でも最も有名なものの1つであり、実存主義の聖典と広く考えられています。

物語は、絶望的な研究者であるアントワーヌ・ロカンタンが、ル・アーヴルに似た街で自己を定義する能力や理性的・精神的な自由が侵されていると感じ、吐き気を感じさせられる様子を描いています。ロカンタンは、実存主義の不安理論を体現し、存在そのものの制限された性質に直面しています。彼は物体を純粋な存在として捉え、物事の意味を切望しています。

この小説は、サルトルが彼の哲学を単純な表現で解説するための手段としても機能しており、実存主義の考え方や哲学的洞察を読者に伝えています。『嘔吐』は、20世紀文学の最高傑作とされ、サルトルの「存在」についての追求を通じて、これまでの価値観を覆す衝撃的な内容を提供しています。

***

 

この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(263)ドイツの哲学者カントの名言 To be is to do.(存在することは行うこと)

https://www.eionken.co.jp/note/immanuel-kant-2/

 

心に響く英語ことわざ(265)デンマークの思想家キルケゴールの名言 Life can only be understood backwards; but it must be lived forwards.(七転八起)

https://www.eionken.co.jp/note/soren-aabye-kierkegaard/

 

英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法

https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/

 

***

著者Profile

山下 長幸(やました ながゆき)

・英音研株式会社創業者・代表取締役

・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。

・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。

・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。

・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること

・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。

・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。

・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。

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