- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.04

心に響く英語ことわざ(312)ビートルズのメンバーとして多くの名曲を残したジョン・レノンの名言 We need to learn to love ourselves first, in all our glory and our imperfections.(己を愛せば人をも愛せる)
” We need to learn to love ourselves first, in all our glory and our imperfections.”
直訳は「私たちはまず自分自身を愛することを学び、自分の輝きも欠点もすべて受け入れる必要がある」で、似た日本語のことわざに「己を愛せば人をも愛せる」があります。
ジョン・レノンの名言”We need to learn to love ourselves first, in all our glory and our imperfections.”の意味
ジョン・レノン(John Winston Ono Lennon)この名言は、自己愛と自己受容の重要性を説いています。自己愛とは、自分の価値を認め、大切に思うことです。自己受容とは、自分の良いところも悪いところもすべて受け入れることです。
レノンは、自分自身を愛せない人は、他人を愛することもできないと信じていました。なぜなら、他人を愛するには、まず自分自身を価値のある存在として認め、大切にする必要があるからです。
また、レノンは、誰も完璧ではないことも理解していました。私たちは皆、欠点を持っています。しかし、欠点があるからといって、自分自身を愛することを諦める必要はありません。むしろ、欠点も含めて自分自身を受け入れることが、真の自己愛につながるとレノンは考えていました。
この名言は、自分自身を大切にすることとありのままの自分を認めることの重要性を教えてくれます。私たちが自分自身を愛し、受け入れることができれば、より幸せで充実した人生を送ることができるでしょう。
以下は、この名言をより深く理解するためのいくつかのポイントです。
「We need to learn to love ourselves first」:
これは、自己愛は学習のプロセスであることを意味します。私たちは、生まれつき自分自身を愛せるわけではありません。自己愛は、努力と練習によって育むことができます。
「in all our glory and our imperfections」:
これは、良いところも悪いところもすべて受け入れることが重要であることを意味します。私たちは、自分の良いところだけに注目しがちですが、悪いところも受け入れることが大切です。
この名言の続きの「If we cannot love ourselves, we cannot fully open to our ability to love others or our potential to create」:
これは、自己愛は、他者への愛と創造性の基盤であることを意味します。自分自身を愛せない人は、他人を愛したり、自分の可能性を最大限に発揮したりすることができません。
ジョン・レノンのこの名言は、私たちがより良い人生を送るための指針となるものです。自分自身を愛し、受け入れることができれば、より幸せで充実した人生を送ることができるでしょう。
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似た意味の英語のことわざ
“You cannot love others until you love yourself.”
自身を愛さなければ、他人を愛することはできない。
“Love yourself first and everything else falls into line.”
まず自分自身を愛せば、すべてがうまくいく。
“You are your own best friend.”
あなたにとって一番の親友は自分自身。
“Be yourself and the world will accept you for who you are.”
ありのままの自分を受け入れれば、世界もあなたを受け入れてくれる。
“Before you can find happiness in others, you must find it in yourself.
他人に幸せを見つける前に、自分自身の中に幸せを見つける必要がある。
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似た意味の日本語のことわざ
「己を愛せば人をも愛せる」
自分自身を大切にすることができれば、他人も大切にすることができるという意味です。
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ジョン・レノンの生い立ち
幼少期
1940年10月9日、イギリスのリヴァプールで生まれる。
父親は商船の船員で、母親は映画館の案内係として働いていた。
ジョンが5歳の時に両親が離婚。母親と叔母に育てられる。
12歳の時に母親が交通事故で亡くなり、叔母夫婦に引き取られる。
リヴァプール芸術大学に進学するが、中退。
音楽との出会い
15歳の時に、初めてギターを手にする。
1957年、スキャッフルバンド「ザ・クオリーメン」を結成。
1960年、バンド名を「ビートルズ」に変更。
ビートルズは瞬く間に人気バンドとなり、世界的な名声を獲得。
私生活
1965年、シンシア・パウエルと結婚。息子ショーンをもうける。
1969年、オノ・ヨーコと出会い、1971年に結婚。
1975年にビートルズを解散。
ニューヨークに移住。
ロックンロール史上最も影響力のある人物の一人。
ビートルズのメンバーとして、多くの名曲を残した。
平和運動家としても活動した。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(311)「ジュラシック・パーク」で有名な映画監督スティーヴン・スピルバーグの名言 I never felt comfortable with myself, because I was never part of the majority.(少数派)
https://www.eionken.co.jp/note/steven-allan-spielberg-2/
心に響く英語ことわざ(313)グラミー賞歌手ボブ・ディランの名言 Boy, go and follow your heart. And you’ll be fine at the end of the line.(自分の信じる道を歩め)
https://www.eionken.co.jp/note/bob-dylan/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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