心に響く英語ことわざ（365）アポロ11号の船長として人類初の月面着陸を達成したニール・アームストロングの名言 We tried very hard not to be overconfident, because when you get overconfident, that’s when something snaps up and bites you.（慢心は失敗のもと）

“We tried very hard not to be overconfident, because when you get overconfident, that’s when something snaps up and bites you.”

 

直訳は「過信は禁物だ。過信したときこそ、何かが折れたり、噛み付いてくるものだから」で、似た日本語のことわざに「慢心は失敗のもと」があります。

 

ニール・アームストロングの名言”We tried very hard not to be overconfident, because when you get overconfident, that’s when something snaps up and bites you.”の意味

ニール・アームストロング（Neil Alden Armstrong）のこの名言は、日本語で 「油断は禁物だ。自信過剰になると、思わぬところで失敗してしまう。」 と意味することができます。

この名言は、アームストロング氏が1969年のアポロ11号月面着陸後のインタビューで語った言葉です。アームストロング氏は、月面着陸という人類史上初の偉業を成し遂げたにもかかわらず、決して油断することなく、常に慎重に任務に取り組んでいたことをこの言葉で表しています。

この名言には、以下の3つの重要なポイントが含まれています。

油断は失敗の元

自信過剰になると、周囲の状況に注意を怠ったり、リスクを軽視したりするようになります。その結果、思わぬところで失敗してしまう可能性が高くなります。

常に謙虚な姿勢を保つ

どんなに成功しても、決して驕らず、常に謙虚な姿勢を保つことが大切です。自分の能力を過信せず、常に学び続けることで、さらなる成長を遂げることができます。

慎重にリスクを管理する

どんな活動においても、必ずリスクは伴います。リスクを完全に排除することはできませんが、慎重にリスクを分析し、適切な対策を講じることで、リスクを最小限に抑えることができます。

アームストロング氏の名言は、宇宙飛行士だけでなく、あらゆる分野で活躍する人々にとって、重要な教訓となるものです。油断することなく、常に慎重に行動することで、成功に導くことができるのです。

以下は、この名言から学ぶべき具体的な教訓です。

どんなに簡単な作業でも、決して油断しない。

自分の能力を過信せず、常に学び続ける。

周囲の状況に常に注意を払い、リスクを軽視しない。

困難な状況でも、冷静さを失わず、最善の判断を下す。

成功に驕らず、常に謙虚な姿勢を保つ。

アームストロング氏の名言を心に留め、油断することなく、常に慎重に行動することで、あなたも成功を収めることができるでしょう。

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似た意味の英語のことわざ

“Pride comes before a fall.”

驕りが招くのは転落だ。

“Overconfidence is the mother of disaster.”

自信過剰は災いの元。

“Look before you leap.”

飛び込む前に様子を見る。

“There’s many a slip between the cup and the lip.”

カップと唇の間には、多くの滑りがある。

思い通りにならないこともある。

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似た意味の日本語のことわざ

「驕る者は久しからず」

調子に乗っていると、すぐに失敗する。

「油断大敵」

油断は最大の敵。

「慢心は失敗のもと」

慢心は失敗の原因になる。

「備えあれば憂いなし」

準備をしておけば、心配する必要はない。

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ニール・アームストロングの生い立ち

幼少期

1930年8月5日、アメリカ合衆国オハイオ州ワパコネタにて誕生。

幼い頃から飛行機に興味を持ち、16歳で初飛行を経験。

1947年、パデュー大学に入学し航空工学を専攻。

大学在学中に海軍に入隊し、朝鮮戦争で戦闘機パイロットとして78回の出撃を経験。

朝鮮戦争後

1952年にパデュー大学へ復学し、1955年に航空工学修士号を取得。

その後、テストパイロットとして様々な航空機のテスト飛行に携わる。

1958年には、NASAの前身である NACA にテストパイロットとして採用される。

宇宙飛行士時代

1962年、NASAの宇宙飛行士候補に選出される。

1966年、ジェミニ8号で宇宙飛行を行い、初のドッキングに成功。

1969年、アポロ11号の船長として人類初の月面着陸を達成。

月面着陸後、NASAを退職し、大学教授や企業経営者として活躍。

その他

アームストロングは、生涯を通して飛行時間7,500時間以上を記録した熟練のパイロットであった。

また、優れたエンジニアでもあり、X-15ロケット飛行機の開発にも携わった。

誠実で謙虚な人柄で知られ、多くの人々から尊敬されていた。

アームストロングの生い立ちは、夢を追いかけ、努力することの大切さを教えてくれます。 幼い頃から飛行機に興味を持ち、パイロットになるという夢を叶えたアームストロングは、朝鮮戦争で戦闘機パイロットとして活躍し、その後はテストパイロットや宇宙飛行士として人類の歴史に残る偉業を成し遂げました。

彼の生涯は、私たち一人ひとりに、どんな困難にも諦めずに挑戦し続ける勇気を与えてくれるでしょう。

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この記事もご覧ください。

心に響く英語ことわざ（364）古代ローマの政務官ユリウス・カエサル（ジュリアス・シーザー）の名言　It is better to create than to learn. Creating is the essence of life.（独創こそ天より授かる）

https://www.eionken.co.jp/note/gaius-julius-caesar/

 

心に響く英語ことわざ（366）ドイツの文豪ゲーテの名言 Dream no small dreams for they have no power to move the hearts of men.（志高くして行け）

https://www.eionken.co.jp/note/johann-wolfgang-von-goethe-2/

 

英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法

https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/

 

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著者Profile

山下 長幸（やました ながゆき）

・英音研株式会社創業者・代表取締役

・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ（BCG東京オフィス）及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革（BPR）、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。

・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。

・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。

・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること

・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。

・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。

・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ：学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか？」など8冊がある。

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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊

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「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」

「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」

「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など

・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。

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