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公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.05

心に響く英語ことわざ(400)米国初代大統領ジョージ・ワシントンの名言 Undertake not what you cannot perform but be careful to keep your promise.(言行一致)
Undertake not what you cannot perform but be careful to keep your promise.
直訳は「自分の能力を超えたことは引き受けず、必ず約束を守るように心掛けなさい」で、似た意味の日本語のことわざに「言行一致」があります。
ジョージ・ワシントンの名言”Undertake not what you cannot perform but be careful to keep your promise.”の意味
ジョージ・ワシントン(George Augustine Washington)のこの名言は、誠実さと責任感の重要性を説いています。
誠実さ
約束を守ることは、誠実さの表れです。
約束を守らないことは、相手を裏切り、信頼を失うことになります。
常に誠実に行動することで、周りの人から信頼されるようになります。
責任感
自分の能力を超えたことを引き受けることは、責任感の欠如です。
自分の能力を超えたことを引き受けると、約束を守ることができず、相手に迷惑をかけることになります。
自分の能力を把握し、責任を持って行動することが大切です。
この名言は、リーダーシップを発揮する人だけでなく、すべての人にとって大切な教訓です。
この名言から学べること
約束を守ることは、誠実さの表れであり、周りの人から信頼されるために必要なことである。
自分の能力を超えたことは引き受けず、責任を持って行動することが大切である。
常に誠実に行動することで、より良い人間関係を築くことができる。
この名言を日常生活に取り入れるために
小さな約束からでも、必ず守るように心がける。
自分の能力を過信せず、無理なことは断る。
誠実さを意識して、周りの人と接する。
ジョージ・ワシントンの名言は、時代を超えて多くの人々に受け継がれてきた、普遍的な価値観に基づいたものです。この名言を心に留め、誠実さと責任感を持って行動することで、より良い人生を送ることができるでしょう。
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似た意味の英語のことわざ
“Promise less, do more.”
約束は少なく、行動は多く
“Actions speak louder than words.”
言葉よりも行動が雄弁
“It is better to say nothing than to promise and not perform.”
約束できないなら、何も言わない方が良い
“A man is only as good as his word.”
人の価値は言葉で決まる
“Integrity is doing what is right, even when no one is watching.”
誠実さは、誰も見ていないときにも正しいことをすること
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似た意味の日本語のことわざ
「口は禍のもと」
軽はずみに約束したり、発言したりすると、後で後悔することになる
「言行一致」
言うことと行うことが一致していること
「誠実為本」(せいじついほん)
誠実さを何よりも大切にすること
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ジョージ・ワシントンの生い立ち
ジョージ・ワシントンは、1732年2月22日、アメリカ合衆国バージニア植民地のウェストモアランド郡で生まれました。父オーガスティン・ワシントンは、裕福なプランター(農園主)であり、政治家でもありました。母メアリー・ボール・ワシントンは、オーガスティンの2番目の妻であり、ジョージにとって8番目の子供でした。
幼少期
ジョージは、幼い頃から父親から測量や農園経営の手ほどきを受けました。11歳の時に父が亡くなり、兄ローレンスがジョージの養育係となりました。ローレンスはジョージをイギリス本国へ留学させ、そこで社交界や軍事に関する教育を受けさせました。
青年期
1752年、ジョージは20歳で測量士として働き始め、バージニア植民地の西部を探検しました。その後、バージニア民兵に加入し、フレンチ・インディアン戦争(1754年-1763年)に参加しました。この戦争で、ワシントンは優れた指揮官としての才能を発揮し、名声を得ました。
独立戦争
1775年、アメリカ独立戦争が勃発すると、ワシントンは大陸会議によって大陸軍の総司令官に任命されました。イギリス軍に対して劣勢ながらも、ワシントンは粘り強く戦い、1781年のヨークタウンの戦いで勝利を収めました。この勝利は、アメリカ独立戦争の事実上の終結を意味しました。
建国の父
独立戦争終結後、ワシントンはマウント・ヴァーノンにある自分の農園に帰りました。しかし、1787年にはフィラデルフィア憲法制定会議に議長として出席し、アメリカ合衆国憲法の制定に貢献しました。
初代大統領
1789年、ワシントンはアメリカ合衆国初代大統領に選出されました。2期務めた後、1797年に引退しました。
ジョージ・ワシントンの功績
ジョージ・ワシントンは、アメリカ合衆国の建国の父として、アメリカの歴史上最も重要な人物の一人です。彼は優れた政治家、軍人、そしてリーダーであり、その功績は今日でも高く評価されています。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(399)キューバ危機を乗り越えた米国大統領ジョン・F・ケネディの名言 Only those who dare to fail greatly can ever achieve greatly.(七転び八起き)
https://www.eionken.co.jp/note/john-fitzgerald-kennedy-4/
心に響く英語ことわざ(401)フランス大統領だったシャルル・ド・ゴールの名言 Faced with crisis, the man of character falls back on himself. He imposes his own stamp of action, takes responsibility for it, makes it his own.(真骨頂は、いざという時に現れる)
https://www.eionken.co.jp/note/charles-de-gaulle-3/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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