- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.06

心に響く英語ことわざ(474)米国プロバスケットボールのスーパースターマイケル・ジョーダンの名言 Obstacles don’t have to stop you. If you run into a wall, don’t turn around and give up. Figure out how to climb it, go through it, or work around it.(壁にぶつかる度に、新しい道が開ける)
“Obstacles don’t have to stop you.
If you run into a wall, don’t turn around and give up.
Figure out how to climb it, go through it, or work around it.”
直訳は「障害はあなたを止めるものではない。もし壁にぶつかったら、Uターンするな。そこに登り方、通る方法、または回り方を見つけよ」で、似た意味のことわざに「壁にぶつかる度に、新しい道が開ける」があります。
マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)の名言 Obstacles don’t have to stop you. If you run into a wall, don’t turn around and give up. Figure out how to climb it, go through it, or work around it.の意味
この言葉は、人生で必ず直面するであろう困難や障害に対して、諦めずに立ち向かうことの大切さを訴えています。つまり、
障害は乗り越えられるもの:
障害は、必ずしも進路を遮るものではなく、乗り越えることができる。
諦めない心:
困難に直面しても、決して諦めることなく、解決策を探し続ける。
創造性: 壁にぶつかった時に、ただ諦めるのではなく、様々な角度から解決策を考える。
といったことを意味しています。
この言葉が示唆すること
この言葉から、私たちは以下のことを学ぶことができます。
困難は成長の機会:
困難は、私たちを成長させるためのチャンスである。
諦めない心:
どんな状況でも、諦めずに努力し続けることの大切さ。
問題解決能力:
困難に直面したときに、創造的に解決策を見つけ出す能力を養う。
バスケットボールとの関連性
マイケル・ジョーダンは、バスケットボール選手として数々の困難を乗り越えてきました。怪我、ライバルとの競争、プレッシャーなど、様々な壁にぶつかりながらも、彼は諦めることなく、常に最高のプレーを目指し続けました。この名言は、彼の経験に基づいたものであり、バスケットボールという競技だけでなく、人生全般に当てはまる普遍的なメッセージと言えるでしょう。
まとめ
マイケル・ジョーダンの名言は、困難に直面したときに、私たちに勇気と希望を与えてくれます。この言葉は、単なる励ましの言葉ではなく、具体的な行動を促すメッセージでもあります。困難にぶつかったときには、この言葉を心に留め、諦めずに挑戦し続けていきましょう。
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似た意味の英語のことわざ
Never give up.(決して諦めるな)
どんな状況でも、諦めずに最後までやり遂げることの大切さを強調しています。
If at first you don’t succeed, try, try again.(最初はうまくいかなくても、何度も挑戦しなさい)
失敗を恐れずに、何度も挑戦することの大切さを説いています。
Where there’s a will, there’s a way.(意志あるところに道は開ける)
どんな困難な状況でも、強い意志さえあれば乗り越えられるという意味です。
Nothing is impossible.(不可能なことはない) どんな困難な目標も、努力次第で達成できるというポジティブなメッセージです。
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似た意味の日本語のことわざ
壁にぶつかる度に、新しい道が開ける:困難に直面するたびに、新たな可能性が生まれることを表しています。
千里の道も一歩から:大きな目標を達成するためには、小さなことからコツコツと努力することが大切という意味ですが、障害を乗り越えながら一歩ずつ進んでいくという側面からも解釈できます。
継続は力なり:同じことを継続して行うことで、大きな成果を上げることができる、という意味です。
石の上にも三年:長い年月をかけて努力し続けることの大切さを表しています。
困難の先に栄光あり:苦労を乗り越えれば、必ず良い結果が得られるという意味です。***
マイケル・ジョーダンの生い立ち
少年時代:挫折と努力の始まり
ブルックリン生まれ: 1963年、ニューヨーク州ブルックリンで生まれました。幼少期は野球選手になることを夢見ていましたが、11歳で家の庭にバスケットボールコートが設置されたことをきっかけに、バスケットボールに夢中になります。
高校時代:地元の高校では、身長が低いことや技術不足からバスケットボール部に入部を断られます。しかし、諦めずに努力を重ね、2年生でようやくチームに入ることができました。
大学時代: ノースカロライナ大学に進学し、大学バスケットボールで頭角を現します。特に、NCAAトーナメント決勝での決勝点は、彼の名を全国に知らしめることとなりました。
NBAデビューとシカゴ・ブルズの黄金時代
ドラフト指名: 1984年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズに指名され、プロキャリアをスタートさせます。
スター選手の誕生: ルーキーイヤーからその才能を発揮し、リーグを代表する選手へと成長していきます。
2度の3連覇: 1990年代には、スコッティ・ピッペンらとのコンビで2度の3連覇を達成し、シカゴ・ブルズをNBAの頂点へと導きました。
引退と復帰、そしてその後
最初の引退: 1993年に突然の引退を表明しますが、1995年に復帰。
2回目の引退: 2003年に再び引退し、バスケットボール選手としてのキャリアに幕を閉じます。
ビジネス界へ: 引退後は、スポーツブランド「ジョーダンブランド」を成功させ、ビジネス界でも活躍しています。
ジョーダンの成功の秘訣
並外れた運動能力: 天性の才能に加え、日々の厳しいトレーニングによって、卓越した身体能力を身につけました。
強い精神力: 挫折を経験しながらも、常に目標に向かって努力し続けました。
勝者のメンタリティ: 勝利への強いこだわりを持ち、チームを勝利に導きました。
リーダーシップ: チームメイトを鼓舞し、一体感を生み出す能力に長けていました。
ジョーダンが私たちに教えてくれること
ジョーダンの生い立ちから、私たちは以下のことを学ぶことができます。
努力の大切さ: 才能だけでは成功できない。努力し続けることが重要。
挫折を乗り越える力: 困難に直面しても、決して諦めない心を持つこと。
目標に向かって突き進むこと: 明確な目標を持ち、それを達成するために努力すること。
チームワークの重要性: 一人ではできないことを、仲間と協力して成し遂げること。
ジョーダンは、単なるバスケットボール選手ではなく、私たちに生きる上で大切なことを教えてくれる存在と言えるでしょう。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(473)米国鉄鋼王だったアンドリュー・カーネギーの名言 The men who have succeeded are men who have chosen one line and stuck to it.(一芸に秀でる)
https://www.eionken.co.jp/note/andrew-carnegie-b/
心に響く英語ことわざ(475)英国の文豪シェイクスピアの名言 Poor and content is rich and rich enough; but riches endless is as poor and winter to him that ever fears he shall be poor.(足るを知るは富なり)
https://www.eionken.co.jp/note/william-shakespeare-b/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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