- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.06

心に響く英語ことわざ(533)ウォルト・ディズニーの名言 It’s kind of fun to do the impossible.(不可能を可能にする)
“It’s kind of fun to do the impossible.”
直訳は「不可能なことをするのは、ある種の楽しさがある」で、似た意味のことわざに「不可能を可能にする」があります。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney)の名言 It’s kind of fun to do the impossible.の意味
この言葉は、ウォルト・ディズニーが、夢を追い求め、新しいことを創造していく中で感じたことを表現した言葉だと考えられます。
この言葉が表す意味
挑戦の楽しさ:
不可能と思えることに挑戦し、それを成し遂げる喜びを表しています。
創造性:
新しいものを生み出す、革新的なことをする楽しさを意味しています。
成長:
不可能に挑戦することで、自分自身の能力や可能性を広げることができるという考えを表しています。
つまり、この言葉は、困難な状況でも諦めずに、目標に向かって努力することの大切さを教えてくれています。
この言葉が生まれた背景
ウォルト・ディズニーは、ディズニーランドやディズニー映画など、数々の革新的な作品を生み出しました。これらの作品は、当時の技術では不可能と思われていたことを実現したものであり、彼の挑戦精神を表しています。
この言葉をどのように捉えるか
この言葉は、私たちに次のようなことを教えてくれます。
不可能はない: どんなに困難な目標であっても、努力次第で達成できる可能性がある。
夢を追い続ける大切さ: 夢を諦めずに、常に新しいことに挑戦し続けることが大切。
創造性の重要性: 新しいものを生み出すことで、世界をより良い場所にすることができる。
まとめ
ウォルト・ディズニーのこの言葉は、私たちに勇気を与え、夢に向かって進むための原動力となる言葉です。困難な状況に直面したとき、この言葉を思い出して、一歩踏み出してみましょう。
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似た意味の英語のことわざ
The impossible is only an opinion.(不可能というのは、単なる意見だ) : 不可能なことは、客観的な事実ではなく、個人の主観的な考えであることを示唆しています。
Shoot for the moon. Even if you miss, you’ll land among the stars.(月に向かって矢を射かけなさい。たとえ外れても、星の中に着地するだろう) : 大胆な目標を設定し、挑戦することの重要性を説いています。
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似た意味の日本語のことわざ
「不可能を可能にする」: この言葉は、まさにウォルト・ディズニーの言葉の意味を言い表しています。困難な状況でも、工夫や努力によって不可能を可能にするという強い意志を表しています。
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ウォルト・ディズニーの生い立ち
ウォルト・ディズニーは、世界中で愛されるディズニーキャラクターやテーマパークを生み出した、まさに夢を現実に変えた人物です。彼の生い立ちは、彼の創造性や情熱の源泉を探る上で非常に興味深いものです。
幼少期と少年期
1901年12月5日: アメリカ合衆国イリノイ州シカゴで生まれました。
鉄道好き: 父が鉄道員だったこともあり、幼い頃から鉄道に強い興味を持ち、模型列車を自作するなど、創造性を育みました。
絵を描くことへの情熱: 子供の頃から絵を描くことが大好きで、漫画やスケッチを描き続けていました。
経済的な苦労: 家族は頻繁に引っ越しをしており、経済的に苦しい時期もありました。しかし、ウォルトは絵を描くことへの情熱を失うことはありませんでした。
青春期とキャリアの始まり
高校中退: 高校を中退し、第一次世界大戦中は救急車を運転するなど、様々な仕事を経験しました。
アニメーションとの出会い: 軍隊で務めた間、漫画雑誌を読みふけり、アニメーションに興味を持つようになりました。
兄との共同経営: 兄のロイとともに小さなアニメーションスタジオを設立し、様々なキャラクターを制作しました。
ミッキーマウスの誕生と成功
ミッキーマウスの誕生: 1928年、ミッキーマウスというキャラクターを誕生させます。当初は失敗作と見られていたミッキーマウスですが、次第に人気を集め、ディズニーの名前を世界に知らしめました。
ディズニー・スタジオの設立: ミッキーマウスの成功を機に、ディズニー・スタジオを設立し、数々のアニメーション作品を制作しました。
後半生とディズニーランドの誕生
フルカラーアニメーションの導入: ディズニーは、アニメーションにフルカラーを導入し、より豊かな表現を実現しました。
ディズニーランドの構想: 子供たちが安全に遊べる場所を作りたいという思いから、ディズニーランドの構想を練り始めます。
ディズニーランドの開園: 1955年、カリフォルニア州アナハイムにディズニーランドが開園し、世界中の人々から愛されるテーマパークとなりました。
ウォルト・ディズニーの偉大さ
想像力と創造性: ウォルト・ディズニーは、常に新しいものを創造し、不可能を可能にするという強い信念を持っていました。
夢の実現: 子供の頃に抱いた夢を現実のものとし、多くの人々に夢と希望を与えました。
エンターテイメント業界への貢献: アニメーション映画、テーマパークなど、エンターテイメント業界に多大な貢献をしました。
ウォルト・ディズニーの生い立ちは、決して順風満帆ではありませんでした。しかし、彼は困難を乗り越え、自身の才能と情熱を信じ、夢を追い続けました。彼の物語は、私たちに勇気を与え、どんな夢でも諦めずに努力すれば叶うということを教えてくれます。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(532)英国女流作家ジョージ・エリオットの名言 Gossip is a sort of smoke that comes from the dirty tobacco-pipes of those who diffuse it: it proves nothing but the bad taste of the smoker.(井戸端の噂)
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心に響く英語ことわざ(534)米国キング牧師の名言 Every man must decide whether he will walk in the light of creative altruism or in the darkness of destructive selfishness.(善行は巡り巡って自分に返る)
https://www.eionken.co.jp/note/martin-luther-king-jr-g/
英語リスニング脳構築のポイント「単語ごとの英音認識」と「意味の理解」ができるようになる学習法
https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
Amazon.co.jp: 英音研株式会社: 本、バイオグラフィー、最新アップデート
・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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