- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 215. 海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語
公開日
2025.08.04
更新日
2025.08.05

海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (123) 映画スティーブ・ジョブズ:wrap it up:締めくくる
2013年米国公開の米国映画「スティーブ・ジョブズ」(原題: Steve Jobs)からの英単語・英熟語です。この映画は自宅ガレージから「アップルコンピュータ」を創業したスティーブ・ジョブズの波乱万丈の半生を描いた映画で、天才実業家の成功と挫折の人生は非常にドラマティックなものがあります。
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wrap it up
意味:
「wrap it up」(ラップ イット アップ)は、口語表現で「(会議や活動などを)終える」「締めくくる」「手短に済ませる」「まとめる」という意味です。物事を完了させる、あるいは終盤に入り、まとめにかかる状況で使われます。
このフレーズは非常に日常的に使われ、ビジネスの会議、プレゼンテーション、会話、プロジェクトの完了など、様々な場面で耳にします。特に、時間切れが迫っている場合や、要点をまとめて次に進みたい場合に効果的に使われます。3
「wrap」は本来「包む」という意味ですが、そこから派生して「物事を一つにまとめる」「完結させる」というニュアンスで使われるようになりました。
発音:
ラップ イット アップ (IPA: /ræp ɪt ʌp/)
用例:
“Okay, let’s wrap it up here. We’ve covered all the important points.”
「よし、ここまでにしよう。重要な点はすべて話し合ったからね。」
“I need to wrap up this project by the end of the day.”
「今日中にこのプロジェクトを終わらせなきゃならないんだ。」
“The speaker began to wrap up his speech after an hour of talking.”
「講演者は1時間話した後、スピーチを締めくくり始めた。」
***
以下の記事もご覧ください。
海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (122) 映画スティーブ・ジョブズ:on a tight deadline:納期が非常に厳しい
https://www.eionken.co.jp/note/on-a-tight-deadline/
海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (124) 映画スティーブ・ジョブズ:you’ve got a deal:話がまとまった
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映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(1)Your resentment is delicious. 怒りを含んだ皮肉な表現
https://www.eionken.co.jp/note/your-resentment-is-delicious/
心に響く英語ことわざ(1)A bad carpenter quarrels with his tools. 下手の道具調べ
https://www.eionken.co.jp/note/a-bad-carpenter-quarrels-with-his-tools/
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など17冊がある。