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公開日
2024.04.08
更新日
2024.04.10
心に響く英語ことわざ(231)Bad news travels fast. 悪事千里を走る
Bad news travels fast.
直訳は「悪いニュースはすぐに伝わる」で、似た意味の日本のことわざに「悪事千里を走る」があります。
このことわざは、良いニュースよりも悪いニュースの方が人々の興味を引くため、人から人へと伝わりやすいという人間の心理を反映した表現です。
このことわざには、以下のような含意があります。
・悪いニュースは人々の不安や恐怖を刺激するため、人々の関心を集めやすい。
人々は、悪いニュースを共有することで、自分自身の不安を解消しようとする心理がある。
・悪いニュースは、噂や憶測によって誇張され、さらに拡散される可能性がある。
・インターネットやソーシャルメディアの発達により、悪いニュースはかつてないほど速く広まるようになった。
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似た意味を持つ英語のことわざ
Ill news comes apace. (悪い知らせはすぐにやってくる)
Ill news comes too soon. (悪い知らせは待っても来ない)
Rumor has no wings but it flies. (噂には翼はないが、飛んでいく)
The news of a misfortune is carried on the wind. (不幸の知らせは風に運ばれる)
What’s whispered in the ear is shouted from the rooftops. (耳元で囁かれたことは、屋根の上から叫ばれる)
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「悪事千里を走る」の意味
このことわざは、悪い行いや悪い噂は、たちまち世間に知れ渡るという意味です。対義語は「好事門を出でず」で、良い行いはなかなか知れ渡らないのに対し、悪い行いはすぐに広まることを表しています。
悪事: 悪い行い、不正な行為
千里: 非常に遠い距離
走る: 非常に速く広まる
つまり、悪い行いや悪い噂は、人の口から口へと伝わり、あっという間に世間に知れ渡ってしまうという意味です。
人の悪口や噂を軽々しく広めることは慎むべきだという教訓も含まれています。
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「悪事千里を走る」と似た意味を持つ日本語のことわざ
好事門を出でず:良い行いはなかなか知れ渡らない。
悪事千里を行く:悪い行いはすぐに広まる。
悪名は千里を走る:悪い評判はすぐに広まる。
悪口千里を走る:悪口はすぐに広まる。
隠し事千里を行く:隠していることはすぐに知れ渡ってしまう。
噂は千里を走る:噂はすぐに広まる。
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