- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 215. 海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語
公開日
2025.10.20
更新日
2025.10.21

海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (229) 映画スティーブ・ジョブズ:bravado in public 公の場での虚勢
2013年米国公開の米国映画「スティーブ・ジョブズ」(原題: Steve Jobs)からの英単語・英熟語です。この映画は自宅ガレージから「アップルコンピュータ」を創業したスティーブ・ジョブズの波乱万丈の半生を描いた映画で、天才実業家の成功と挫折の人生は非常にドラマティックなものがあります。
スティーブ・ジョブズ(洋画 / 2013) – 動画配信 | U-NEXT 31日間無料トライアル
Amazon.co.jp: スティーブ・ジョブズ(字幕版)を観る | Prime Video
bravado
意味:
名詞の “bravado”(ブラヴァード)は、「虚勢」「強がり」「見栄」「勇敢を装う行為」という意味です。内心では不安や恐怖を感じているにもかかわらず、それを隠すために見せかけの勇気や大胆さを見せる態度や行動を指します。
この言葉は、特に困難な状況やプレッシャーの下で、自信のなさを隠すために外見上は強気に出る人々の様子を表現する際によく使われます。時には、単なる強がりではなく、本当に自分を奮い立たせるための手段として「bravado」が用いられることもあります。
発音:
ブラヴァード (IPA: /brəˈvɑːdoʊ/)
用例:
His calm bravado hid the fear he felt before the big presentation.
彼の大胆な虚勢は、大プレゼンテーションの前に彼が感じていた恐怖を隠していた。
The politician’s bravado in public often masked his insecurity behind the scenes.
その政治家の公の場での虚勢は、しばしば舞台裏での不安を覆い隠していた。
Despite his bravado, he was secretly worried about the outcome of the challenge.
彼は強がってはいたものの、密かにその挑戦の結果を心配していた。
***
以下の記事もご覧ください。
海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (228) 映画スティーブ・ジョブズ:command prompt コンピューターをキーボードから文字で操作するためのプログラム
https://www.eionken.co.jp/note/command-prompt/
海外映画・ドラマで学ぶ英単語・英熟語 (230) 映画スティーブ・ジョブズ:risk failure 失敗を恐れず挑戦する
https://www.eionken.co.jp/note/risk-failure/
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(1)Your resentment is delicious. 怒りを含んだ皮肉な表現
https://www.eionken.co.jp/note/your-resentment-is-delicious/
心に響く英語ことわざ(1)A bad carpenter quarrels with his tools. 下手の道具調べ
https://www.eionken.co.jp/note/a-bad-carpenter-quarrels-with-his-tools/
著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学アイキャッチ画像を設定習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など17冊がある。