- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 205. 心に響く英語ことわざ
公開日
2025.04.02
更新日
2025.04.06

心に響く英語ことわざ(526)自己啓発作家のデール・カーネギーの名言 Take a chance! All life is a chance. The man who goes the farthest is generally the one who is willing to do and dare.(幸運は勇敢な者を味方にする)
“Take a chance! All life is a chance. The man who goes the farthest is generally the one who is willing to do and dare.”
直訳は「チャンスを掴め!人生はすべてチャンスだ。最も遠くまで行く者は、一般的に、何かをしようとし、大胆に行動する者を言う」で、似た意味のことわざに「幸運は勇敢な者を味方にする」があります。
デール・カーネギーの(Dale Breckenridge Carnegie)の名言 Take a chance! All life is a chance. The man who goes the farthest is generally the one who is willing to do and dare.の意味
この名言が意味すること
この名言は、人生において挑戦することの重要性を説いています。
人生はチャンスの連続:
人生は、常に新しいチャンスが訪れるものだということを意味しています。
挑戦する勇気:
チャンスを掴むためには、恐れずに挑戦する勇気が必要です。
行動こそが成功への鍵:
考え込むだけでなく、実際に行動に移すことが大切であることを示しています。
リスクを恐れずに行動する:
新しいことを始めるには、ある程度のリスクを伴いますが、それを恐れずに飛び込むことが、大きな成果につながる可能性があるということです。
この名言から私たちが学ぶこと
この名言から、私たちは以下のことを学ぶことができます。
現状に満足せず、常に新しいことに挑戦する姿勢を持つこと
失敗を恐れず、積極的に行動すること
自分の可能性を信じて、大きな目標に向かって努力すること
まとめ
デール・カーネギーの名言は、私たちに積極的な生き方を促します。人生は、挑戦の連続であり、その中でこそ成長し、豊かな経験を積むことができるのです。
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似た意味の英語のことわざ
Nothing ventured, nothing gained. (何もリスクを冒さなければ、何も得られない。)
このことわざは、リスクを恐れずに挑戦することの大切さを強調しています。
He who hesitates is lost. (躊躇する者は、チャンスを失う。)
機会は逃しやすいものなので、迷わず行動するべきだということを示しています。
Fortune favors the bold. (幸運は勇敢な者を味方にする。)
勇敢な行動は、幸運を引き寄せるという考え方です。
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似た意味の日本語のことわざ
虎穴に入らずんば虎子を得ず: 危険な場所に足を踏み入れなければ、大きな成果は得られないという意味で、挑戦することの重要性を表しています。
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デール・カーネギーの生い立ち
デール・カーネギーは、自己啓発の分野で世界的に有名な人物ですが、彼の成功には波乱万丈な生い立ちが大きく影響しています。
農家の息子として生まれた苦労
1888年、デール・カーネギーはアメリカのミズーリ州の農家に生まれました。裕福な家庭ではなく、幼い頃から家業を手伝い、早朝から牛の乳搾りをするなど、厳しい環境で育ちました。経済的な苦労は彼を強くし、困難に立ち向かう力を養ったと言えるでしょう。
さまざまな職業を転々とした若き日
青年期には、教師を目指して大学に進学しますが、途中で中退し、さまざまな職業を転々とする経験を積みます。中古車のセールスマンや俳優など、一見するとバラバラな仕事に見えますが、これらの経験を通して、人とのコミュニケーションや交渉術を身につけていったのです。
話し方講座との出会い
そんな中、カーネギーの人生を大きく変えたのが「話し方講座」との出会いでした。彼は、自らも話し方講座を受講し、その効果を実感します。そして、この経験を活かして、自らも話し方講座の講師を始めます。
自己啓発の道へ
話し方講座はたちまち人気となり、カーネギーは自己啓発の道へと進むことになります。彼の著書『人を動かす』は、出版されるとたちまちベストセラーとなり、世界中で読まれています。
デール・カーネギーの成功の秘訣
困難を乗り越える力: 厳しい環境で育った経験から、困難に立ち向かう力を養った。
人とのコミュニケーション能力: さまざまな職業を経験することで、人とのコミュニケーション能力を磨いた。
自己成長への探究心: 話し方講座との出会いをきっかけに、自己成長に目覚めた。
実践力: 理論だけでなく、自ら実践し、その経験を元に体系化した。
まとめ
デール・カーネギーの生い立ちを見ると、彼の成功は決して偶然ではなく、彼の努力と経験が積み重ねられた結果であることが分かります。厳しい環境の中で育ち、様々な仕事に挑戦し、自己啓発に励んだ彼の経験は、私たちに多くの教訓を与えてくれます。
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この記事もご覧ください。
心に響く英語ことわざ(525)Apple創業者スティーブ・ジョブズの名言 Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.(人生は自分で作るもの)
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https://www.eionken.co.jp/note/listening-english-recognition-understanding/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英音研株式会社創業者・代表取締役
・米国系戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG東京オフィス)及びNTTデータ経営研究所において通算30年超のビジネスコンサルティング歴を持つ。BCGでは日本のみならず、米国・欧州企業向けに経営戦略、マーケティング戦略、業務改革(BPR)、新規事業や新サービス開発プロジェクト、ソーシャルメディアマーケティングなどを多数経験。NTTデータ経営研究所においては、グローバルビジネス推進センターのエクゼクティブコンサルタントとして、米国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、バングラデシュ、UAE、サウジアラビアなどにおける市場調査・輸出拡大戦略立案などに従事。
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語スピーキング脳を構築する効果的な学習方法も考案、英音研公式ブログに学習方法を投稿。
・趣味は米国の映画・ドラマを視聴して、米国人の価値観、文化、風習などを感じ取ること
・最近は、長年疑問に思っていたことや知りたいと思っていたことを生成AIに質問して、回答を読んで納得したりしている。これからの時代は膨大な知識データベースでもある生成AIへの質問力がポイントになると考えている。
・晴れていると、近くの小さな川沿いをウォーキングして、季節の移ろいを感じている。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など8冊がある。
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・「シニアになって米国オンライン教育を受講してみた」シリーズとして9冊の書籍を発刊
「シニアになって米国の子供向け英語フォニックスのオンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け米国史オンライン教育を受講してみた」
「シニアになって米国高校生向け化学オンライン教育を受講してみた」など
・ビジネスコンサルティング技術関連の著書に「ビジネスコンサルティング技術・マインド体系」「新規事業アイデア創造の技術」「ビジネスレポートを書く技術」「ビジネスプレゼンテーションの技術」など14冊がある。
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