- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2025.04.03
更新日
2025.08.31

映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(89)Do you think there’s a part out there for a washed-up has-been like me? 駄目になった過去の人
駄目になった過去の人
“Do you think there’s a part out there for a washed-up has-been like me?”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳としては「駄目になった過去の人なのに、そこ(ブロードウェイ)に場所があると思う?」です。
高校に再入学した元合唱部のスター部員が、再度、高校を辞めてブロードウェイを目指すと語った時のセリフです。
“washed-up”は「疲れ切った、駄目になった」を意味しています。
“has-been”は「全盛期を過ぎた人・物、過去の人」を意味しています。
英語リスニングとしては、ブロードウェイを目指すと言ってしまったものの、成し遂げる自信がない気持ちを汲み取りたいものです。英単語数が多く、語順通りに聞き取れるようにしたいものです。
英語スピーキングとしては、“Do you think / there’s a part out there / for a washed-up has-been like me?” とスラッシュを入れたところの英単語の塊(chunk)ごとに言葉をつないで表現できるようになりたいものです。

(英文出典:glee:シーズン1エピソード5)
この記事もご覧ください。
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(88)You could have just been honest with me. 正直でいて欲しかった
https://www.eionken.co.jp/note/you-could-have-just-been-honest-with-me/
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(90)I screwed up bringing her here. 後悔する感情
https://www.eionken.co.jp/note/i-screwed-up-bringing-her-here/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。