- 英語リスニングに強くなる!英音研公式ブログ / 210. 映画・ドラマに学ぶ心に響く英語表現
公開日
2025.04.03
更新日
2025.08.31

映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(57)I have something that I wanna say.
話があるんだけれど、、、
“I have something that I wanna say.”
2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。
訳は「話があるんだけれど」です。
父親に重大なことを打ち明けようとしている高校生の息子の前振りとしてのセリフです。
“I have something”で「(言いたいことの)何かを持つ」というのは日本人の発想からするとなかなか理解しがたいものがありますが、このような“have”の使い方が英語らしい表現ですね。
“something”は口語英語で「すごい(人・もの)、重要な(人・もの)、大切な(人・もの)」などの意味があり、”She’s really something.” (彼女はすごい人だ)などの用例があります。
英語リスニングとしては、これから重大な話をする重圧感を感じ取りたいものです。
英語スピーキングとしては、大事なことを話す前振りとして使ってみたいものです。

(英文出典:glee:シーズン1エピソード4)
この記事もご覧ください。
【海外映画・ドラマ】
映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(56)I was really proud of you tonight. “proud”(誇りに思う)
https://www.eionken.co.jp/note/i-was-really-proud-of-you-t/
【海外映画・ドラマ】映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(58)Don’t talk to my girlfriend like that. ガールフレンドを守ろうとする気持ち
https://www.eionken.co.jp/note/dont-talk-to-my-girlfriend-like-that/
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著者Profile
山下 長幸(やました ながゆき)
・英語リスニング教育の専門家。長年、英語リスニング学習を実践・研究し、日本人に適した英語リスニング学習方法論を構築し、サービス提供のため英音研株式会社を創業。
・英語関連の著書に「生成AIをフル活用した大人の英語戦略」「英語リスニング学習にまつわるエトセトラ:学習法レビュー」「なぜ日本人は英語リスニングが苦手なのか?」など26冊がある。